この記事は、
・一般的な勉強方法
⇓
・それでもダメな人用の勉強方法
⇓
・私が3割とるために手をつけた分野を開示するという流れになっています。
【一般的な勉強方法】
まず数的処理とは何か?
数的処理とは、地方上級を例にとると教養試験50問中16問を占める超ヘビーな
科目である。出題内訳はこんな感じです。
・数的推理 6問
・判断推理 9問
・資料解釈 1問
教養試験の1/3以上を占めるので5~6割取れないと受からないと予備校が脅してきます!
ぶっちゃけ苦手な人は死ぬほど苦労する一方で数学が得意・お受験で昔死ぬほどやった人は容易に得点できるのが数的処理。
あなたはどちらでしょうか?笑
後者であれば公務員試験は楽勝ですね!
羨ましいぞコノヤロー!(∩´∀`)∩
ま、たいていが前者で数的が苦手なんですけどね^^
それにも個人差があります、以下の順で自分の病状をチェックしてください💊
まずは、本屋に行って問題集を眺めて下さい。
有名なところでは、
・畑中敦子の数的推理の大革命!シリーズ
・畑中敦子の数的推理ザ・ベストプラスシリーズ
・数的推理がみるみるわかる! 解法の玉手箱シリーズ
・公務員試験「数的推理」が面白いほどわかる本シリーズ
ズバリ聞きます。
これらの解説を読んで理解できますか?笑
それが出来のであればあなたは相当優秀な人です。
あとは対策本や対策サイトが提示するテンプレ通りに毎日コツコツと問題を解き続ければ合格でしょう。
次に、上記の参考書では理解出来ないという方・・・。
高卒程度の数的処理本にチャレンジしてください。
それで理解出来るのであれば大卒用にステップアップしていけばOKです。
それでも分からなければ中学レベルに戻ってみるべし。
・畑中敦子の算数・数学キソキソ55
はい、この流れで解決するのであれば市販本だけしか出費がかからないので儲けものです。おめでとう!^^
【一般的な勉強法では無理な人の為の勉強法】
さて、問題は一般的なやり方では理解出来ない人はどうするかという話です。
私クラスになると高卒初級公務員の本ですら1問アプローチするのに2時間以上かかります。それでも解ければいいのですが解けないし、解説を見ても何言ってるのか理解出来ないというレベル。思い起こせば小学校時代から算数は苦手だったので当然と言えば当然ですがネ。
はっきり言います。
私みたいな人は本を読んで理解するのは諦めましょう、無理です(^_-)-☆
お金を払って予備校の映像講義を検討するしかありません。
【映像講義の利点】
問題集の解説も映像講義の講師も同じ事を言っている!…のだが数的が苦手な人は問題集の解説を読んでもイメージとして頭に湧いてこない、だからいつまでたっても理解できない。
これが映像であればグラフの書き方から始まって、問題の条件に従ってどのような手順で埋めていくのかなど、具体的に分かります。何度も何度も巻き戻して必死にくらいつきましょう。
さて、映像講義を販売している予備校も沢山あって迷う所です。
結局、どの講師が良いのか?という究極の質問に私は答える事ができません。なぜなら、あなたとの相性が死ぬほど影響するからです。
私は…ヤフオクで評判の良い有名数的講師のDVDを落とて見ていましたがなかなか見つかりませんでしたねぇ。以下は、私が使った先生リストです。
◎ワニ本(現カンガルー本)でお馴染みのH中先生。
H中氏はかつてLEC予備校のエースでした。
その講義DVDをヤフオクで落として見ていたのですが私には合いませんでしたね。助長な解説で眠くなります…ZZZ。
ちなみにですがH中氏の講義はYoutubeで無料で視聴できます。
この解説でしっくりくる方は、H中氏を頼りましょう。
◎TAC予備校エース S野氏
イケメンで目の保養になります。笑
解説も論理的でさっぱりしていて良い先生だと思う。
ただし超がつく数学弱者にはきついかもしれない…。
S野氏の著書『パターンでわかる~』シリーズも読みましたが映像じゃないとつらいなぁというのが正直なところ…ただ畑中本よりは分かりやすかったです。
◎LEC予備校エース O野氏
O野氏の講義もDVDを落として受講したのですが分かったようで分からんかった…。私の頭が悪すぎるのかもしれない。
◎スタディサプリの「数的処理」講座
月々980円(税別)で大学受験の全科目に対応する奇跡の勉強ツール。
高卒公務員用「数的処理」もなぜか大学受験プランに入っています。
・数的推理講座内訳
・判断推理講座内訳
上の赤丸で囲んだ正誤表が書けるようになると判断推理の初級問題は解けるようになります。ただ上の表のどこから〇✖を埋めるのかというのが活字の本ではすごく伝わらない。映像だと講師がどこから埋めるのか実際に教えてくれるので非常に効率よくマスター出来ます。
980円で理解出来るのであれば大手予備校のクソ高い講義を買う必要はないので試しにやってみるのも良いかと思います。
◎アガルートアカデミー 柴崎氏 ←おススメ!
個人的には神講師。
色々と紆余曲折がありましたが柴崎先生がアガルートアカデミーの前に在籍していた予備校の講義を受けて3割くらいは確実にとれるようになりました。
現在の講義を見てみるとさらに初心者に優しい講義をしているように感じます。
◎初級基礎講座
基礎学力が無い人はこのレベルの問題を落としてはいけない。
落としてはいけないがこのレベルに到達するのも苦労すると思う。
まずはここからやってみよう。
◎数的処理講座
ここから標準レベルの問題も扱う。
数的推理や図形に関しては突いていけなくなる人が続出だと思うがそこは諦めましょう。判断推理の標準問題を解けるようになっておけば数的処理3割正解に大きく近づく。そのために必要な講座という位置づけ。
講座の金額的に初級講座が9,800円、通常の講座が25,000円どちらも税込みでとなっている。この金額は大手予備校の数的処理講座のパンフレットを取り寄せて比較してもらえば分かると思うがめちゃくちゃ安い。それでいてこの質なら文句はないと思う。
【 私の数的処理3割キープ法 】
数的推理は 義務教育時代の積み重ねであったりセンスが必要なのでほぼ諦めました。柴崎氏の講義に出てくる初級問題だけ解いて終わり、深入りせず。
判断推理は、まだ何とかなる分野がある。柴崎先生の講義+『クイックマスター』の基礎~標準問題の解説を読んで理解できる問題にだけチャレンジしました。
資料解釈は1問しか出ないので映像講義を見ても時間が勿体ないので畑中先生の本の最初の章だけやってみました。
そうすると意外と「力技」で解ける問題も出題されることが分かるのでそういう問題を落とさないようにしました。資料解釈の難しい問題はテクニックや数学的な感覚が必要になるので深追い厳禁です。
と、まぁ緩い感じですがこれだけやれば大体3割いきます!
次に具体的にどの分野を勉強したか書いていきます。
♦数的推理の分野別学習法♦
【教材】
使った教材⇒柴崎氏の講座のみ。
当初『クイックマスター数的推理』をメインに使っていましたが解説読んでも分からないので柴崎氏のテキストの解説読んで問題のみ解きました。
【勉強した分野】
◇方程式 ・・・基礎のみ。メジャーな分野ではあるが応用問題は奥が深く到底理解出来ない。
◇不等式 ・・・基礎のみ。メジャーな分野ではあるが応用問題は奥が深く到底理解出来ない。
◇整数 (倍数・約数)・・・基礎のみ。メジャーな分野ではあるが応用問題は奥が深く到底理解出来ない。
◇整数 (剰余類)・・・基礎のみ。メジャーな分野ではあるが応用問題は奥が深く到底理解出来ない。
◇整数 (虫喰い算・覆面算・魔方陣)・・・パズルだと思って何通りかの解法パターンは覚えた。それで解ける。
◇整数 (n進法)・・・基礎のみ。メジャーな分野ではあるが応用問題は奥が深く到底理解出来ない。
◇比・割合 ・・・基礎のみ。メジャーな分野ではあるが応用問題は奥が深く到底理解出来ない。
◇速さ・距離・時間・・・基礎のみ。メジャーな分野ではあるが応用問題は奥が深く到底理解出来ない。
◇座標・グラフ・数列・・・数列の公式がすでに覚えられないw
◇平面図形・・・図形は全捨て、暗記項目が多すぎる。
◇平面図形 (三平方の定理・・・図形は全捨て、暗記項目が多すぎる。
◇平面図形 (円)・・・図形は全捨て、暗記項目が多すぎる。
◇空間図形 ・・・図形は全捨て、暗記項目が多すぎる。特に空間図形はアカンやろ。
◇場合の数 ・・・基礎のみ。メジャーな分野ではあるが応用問題は奥が深く到底理解出来ない。大学受験用の参考書も読んだが結局理解不能だった。
◇確率・・・基礎のみ。メジャーな分野ではあるが応用問題は奥が深く到底理解出来ない。
数的処理は頑張りすぎないのが大事。
中高時代の積み上げが無いと理解できないので。
私はそれを補うべく、大学受験用の参考書を読みましたが時間の無駄でした。
それ読んでも分からないですから!!残念\(^o^)/
公務員試験用の基礎から学ぶ数学も理解不能だった、諦めよう。
ここは1問・2問正解できれば運が良かったと思いましょう。
♦判断推理の分野別学習法♦
勝負所です。
【教材】
柴崎氏の講座で基礎問題の解き方を習って、『クイックマスター判断推理』で問題数をこなす。
クイックマスターはくれぐれも基本レベルと解けそうな標準問題のみで。数分考えて分からなかったらすぐに答えを見る。答えを見て分からなかったら捨てましょう。
【勉強した分野】
◇ 論理・・・勝負所☆ 柴崎⇒クイックマスター。
◇ 集合・人数・・・勝負所☆ 柴崎⇒クイックマスター。
◇ 対応関係・・・ 勝負所☆ 柴崎⇒クイックマスター。
◇ 暗号・・・無理。捨てましょう。
◇順序関係・・・勝負所☆ 柴崎⇒クイックマスター。
◇ ウソつき問題・・・勝負所☆ 柴崎⇒クイックマスター。
◇ 試合と勝敗・・・勝負所☆ 柴崎⇒クイックマスター。
◇ 位置関係(方位、配置、座席)・・・勝負所☆ 柴崎⇒クイックマスター。
◇ 手順・・・解法暗記で解ける問題のみがんばる。
◇ 道順・・・勝負所☆ 柴崎⇒クイックマスター。
◇位相(一筆書き)・・・意味不明、捨てました。
◇ 軌跡・・・意味不明、捨てました。
◇ 平面図形の分割構成・・・図形は全捨て。
◇ 空間図形の分割構成・・・図形は全捨て。
◇ 多面体・・・図形は全捨て。
◇ 展開図・・・図形は全捨て。
◇ 立体の切断・・・図形は全捨て。
◇折り紙…図形は全捨て。
と、まぁこんなもんですね私は。
最初は判断推理は意味不明でしたが映像講義で表や図の書き方を覚えたらなんとなく解けるようになってきました。問題を見た瞬間に「あ、この問題はあの表・図・グラフだ!」と閃く事が大切。そして表・図・グラフをどこから埋めていくのかテクニックを覚える事が肝要。めんどくさいですがそれさえ分かれば数的推理よりはよっぽどマシに解けるはずです。
♦資料解釈の…
この科目は、最悪力技の計算でなんとかなるのでテクニックもヘチマも無いと思っていた時代がありました…。
実際その通りで基礎問題はゴリゴリやれば解ける問題も確かにある。
ただし…応用問題になると現実的に不可能。
数字の絶対感覚が無いとまず設問を理解出来ないのだ。
例えば、分母と分子の数字はどっちが大きいと全体として数字は大きいかみたいなね。
まだ、それなら序の口なんですが結構意味不明なのもありまして‥
そういうテクニックも全部本に書いているのですが覚えるのが苦痛です。
数字が得意な人にとってはなんてことない話だと思うんですがね。
私はそういうのが苦手なんで出たら諦める事にしました。
基礎問題が出題されたら力技で解く!これのみです。
【 数的処理のまとめ 】
とにかく何度も言いますが数的処理は頑張り過ぎないのがコツです。
私も勉強初期はがんばりすぎました。
朝、一番頭が冴えている時に数的処理を始めるのですが本読んでも全く理解できない、DVD見てもコマ送りで進めてようやく理解できる問題がある程度です。
こんなのに時間を使ってはいけない、朝に頭を使いすぎて集中力がゼロになると他の教科の勉強に支障が出ます。
- 関連記事
-
コメント