☆文章理解の目標は8割以上正解すること!☆
数的処理がダメな人はここを落とすと教養試験の点数が崩壊します。
それでは、古文⇒現代文⇒英文の順に対策を見ていきます。
【古文】
どうせ0~1問の出題なので勉強しなくていいかと思います。
しかもH29年から試験によっては古文が消えたという噂も聞いています!
いずれにしても古文のために時間を使うのはやめましょう。
【現代文】
日本語なので大抵の人が得意なはず。
しかし、解き方を知らないと2択で迷う事がある。
そんな時は、テクニック本です。
・『文章理解 すぐ解ける〈直感ルール〉ブック』
これが、誤植はありますが神本です。
(出版社HPから誤植の正誤表をDLできます)
解法パターンをこれで学んだら後はひたすら過去問を解く。
おススメの過去問集は、これ。
・『クイックマスター 文章理解』
解説が非常に論理的で、「こうやって解くんですよ」と教えてくれます。
『文章理解 すぐ解ける〈直感ルール〉ブック』の実践編みたいな感じで取り組めるので正直絶対使ってもらいたいです。
・参考までに『スーパー過去問ゼミ文章理解』
こちらも有名な過去問集ですが資料解釈と合体しているので問題数が少ないのが難点。問題数の多いクイックマスターを選ぶべし。
【 英文 】
英文読解は4、5問出題されるのでなんとかしないといけない。
ただし、たいていの人が大学受験で英語を頑張っているのでなんとかなる。
問題は今まで英語から逃げてきた人はどうするかという事。
ここで最低8割得点しないと教養試験壊滅です。
世間一般でいう文系学生は、理数系は苦手でも英語は受験時にみっちりやったという人が多いのでなんとかなると思います。
しかし、文系も2種類いて私のように英語が出来ないどうしようもない文系も存在する(ドヤッ)
数的処理を捨て、文章理解も捨てると一気に合格が遠のきます。
しかし、諦めるのはまだ早い!
そんな私でも公務員試験の英語では8割以上とることができました。
公務員試験の英語は、センターはおろか高校の定期テストより簡単なので諦めてはいけません。
2ヵ月で8割~正解する方法をお伝えします。
◎ステップ1、英単語を覚える
これが全てです。
センターレベルの英単語をきっちり覚えましょう。
無職なら毎日パーっと目を通していれば1ヵ月あればおぼろげにも全部覚える事が出来るでしょう。
覚えるにもコツがあります。
対策本や対策サイトで紹介されているような『Core1900』や『Duo』のように文中でオシャレに英単語を覚えていく参考書は絶対に使わない事!
理由は簡単。
おススメは、
・東進ハイスクールの『センター英単語1800』
見てくださいこのシンプルな構成を!
私の様な大馬鹿野郎は発音記号すら読めないのでカタカナで読み方を示してくれるこの単語帳は神です!
え、そんなカタカナ英語じゃ発音記号の問題とかリスニングの問題でつまずくぞって?
大丈夫です。公務員試験の文章理解にはそんな問題は出ません!笑
マークシートなので英単語を書かせる問題すら出ません^^
ようは、この英単語がどんな意味かっつうのが分かればよいのです!
【覚え方】
覚えるまで毎日全ての英単語に目を通す、覚えられない単語は発音する。
今日は200単語とかそんなみみっちいことはしない、全ての単語に目を通す!
これを大体1ヵ月続けると覚えることが出来ます。
紛らわしい単語は、語呂合わせでガンガン覚えましょう!
え、英単語1800じゃ足りないだろって?
余裕で足ります(笑)。
公務員試験はセンター英語よりよっぽど簡単なんです。
※無駄だった事。
・英単語を聞き流すCD…移動時間に耳から聞いて覚えよるつもりで買ったけど怠かった。普通に本読んで覚えた方が良い。
・東進英単語1800の英単語アプリ…ゲーム感覚すぎて意外なほど身につかない。覚えた気になっているだけだった。
楽して覚えようとか思わない方が良い、愚直にやるのが近道です。
◎ステップ2、テクニック本を読む。
『東進英単語1800』を覚えると過去問の英文であれば「あ、この単語見た事ある!これも見た事があるぞ!」という奇跡体験に直面するはずです。笑
今まで、全く英文が読めなかった状態に比べるとかなり希望が湧いてきませんか?
実際に単語を繋いで過去問を無理やり解いてみると1/3くらいまで選択肢を絞れたりするので後一歩というところです。
・『クイックマスター文章理解』
次に1/3から1/2くらいまで正答率を上げる勉強をします。
ずばり、テクニック本です。
単語を覚えないうちからテクニック本をやっても意味ないですが覚えてからやるとだいぶ違いますよ^^
おススメは、『文章理解 すぐ解ける〈直感ルール〉ブック』
現代文でも神でしたが英語はもっと神です。
現代文同様、『クイックマスター』との相性は抜群です。
・『速攻の英語』も役に立つ。
神まではいかないけどまぁまぁの本です。
試験特有の英単語を指摘してくれたりするのも嬉しいです。
◎公務員試験マル秘裏ワザ大全【国家総合職・一般職/地方上級・中級用】
こちらも選択肢を切るために使えるテクニックが載っています。
知っていてもこれだけでは問題は解けないですが知らないよりまし。
結構役に立つので中古でもいいので買って読んでみてください。
◎ステップ3、精読の練習をする
1/2くらいまで正答率を上げた後はもはや正攻法の道しかありません。
1/2で間違えるパターンとして多いのが正解に繋がる急所の一文が読めない!という事。
しかし、時間が無い中で今更英文法を一からやり直すのはしんどいし絶対に効果が上がらない。
そこで私はこの本をやりました。
・『大学入試英語長文ハイパートレーニングレベル1 超基礎編』
・『大学入試英語長文ハイパートレーニングレベル2センターレベル編』
問題を解くのが目的ではなく、ちゃんと英文が読めるかという特訓です!
解説がなかなか丁寧で勉強になりますよ(笑)。
で、写真にもあるようにこの本はどこかの入試問題が題材にされています。
何度も言いますが英文を精読出来るかが目的なので問題は解く必要がありません。どうしても解きたいのであれば内容一致のみでいいと思います。
穴埋めとかイディオム完成は公務員試験の教養の英語には出ないのでやらなくて良いです。
なお、私は超基礎編はがんばってやりましたが、センターレベル編は途中で難しくて挫折しました\(^o^)/それでも公務員試験の英文は8割~いくので大丈夫です。
◎ステップ 4、試験前は、試験職種の問題を解く。
・『過去問500』
絶対買いましょう。志望職種に応じて過去問のクセが微妙に違います。
問題文の長い国家公務員の過去問を解けるから大丈夫!と思っていると、問題文の短い地方上級や市役所を解いた時に違和感を感じます。
具体的に・・・
・国家公務員試験の英文は長い!長いけど素直な問題が多い。
・地方上級は、短いけどもクセのあるというか精読が必要な問題が多い。
・市役所は、短い上に簡単。ただし国家や地方上級を解き慣れていると簡単すぎて「あれ?こんなんでいいの??」と疑心暗鬼になり間違う可能性があります。
試験前には必ず志望職種の過去問をチェックするようにしてください!
以上、ステップ1~4までやれば文章理解は8割~行くと思います。
正直、これ以上のことをやろうと思うとかなり大変です!
なので時間対効果的にもこれくらいでやめた方が無難だと思います。
健闘を祈ります!
あべしん
・アマ五段(県竜王戦優勝)の四間飛車党
・中学、高校、大学、社会人で県優勝
→全国大会出場
・地元紙で将棋の観戦記を書いてます
・連絡先→kouteipengin6@gmail.com
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