はぁぁぁ大会だ、憂鬱です。
5月4日のあべしん道場ぶりに将棋を指す、気が重い。
朝は、ぶりとみせかけてさばを食べました。
軽く飛車がさばけるように…(要冷蔵)
本日は山形県選手権大会、地区予選の様子はこちらの記事でございます。
会場は滝の湯ホテル。
和室にイスとテーブルを敷き詰め、同会場でレディースとジュニアを同時開催、空気感が異色です。
さて、本日のメインイベント、組み合わせ抽選会!!
私クラスの選手になるとこれに全てがかかっているといっても過言ではない。
頼むぞ~頼むぞ~~!
結果!!
A組
1、S藤Kさん(置賜)
2、I田くん(鶴岡)
3、あべしん(内陸)
4、M田さん(内陸)
ああああああ・・・・
内陸同士あたるアンラッキー枠をひいてしまった、あひゃ。
◎1回戦 vsM田さん
M田さんの特徴は中盤が無い事。
序盤→一直線の変化→即終盤という具合で将棋のスピード感も着手スピードも山形最速。本人は「終盤弱いから時間残しておかないとね~」と言っているのだが普通に終盤も4段~あるので別に弱くもなんともない。
なんていうか私が旧来の定跡書中心の緩やかな世界にいるのに対して、M田さんは速度の早いコンピューター将棋界の住民のように感じる。人間と指している感じがしないのだ。
本局は私の後手ノーマル三間飛車にM田さんの4枚天守閣美濃。
M田さんの企業秘密なので詳しくは書かないがすごい仕掛けをくらってしまった。この変化は従来振り飛車良しと言われておりノーマル四間でも三間でもほぼ関係無い。そうなってくると必然的に変化の余地が無く手を進めることになるが終盤に入って1手負けしてるような気がしてきた…しかも分かりやすいタイプの1手負け。あっという間に敗勢です\(^o^)/ おかしいな~~なんか変な手指したかおれ?もしかしてコンピューターの力で結論が変わったとか? はぁぁぁぁ。 序盤の攻防について知りたい方は、山形新聞の私の自戦記を読んでね!(宣伝)
☆ブログに序盤を書きました⤵
というわけで、最終盤、後手が私です。
63王と逃げ込んでもしかしたら2手くらい稼げるかなと思ったんですが。
以下、81角! やったーこれは無筋だ~72歩。
面白くなったと思ったら以下72桂成!
これが詰めろでしびれました、以下数手指して投了。
最初から最後まで1手負けという、あひゃすぎるぜ。
しかしここは何にしても同金と取って「詰ましてみろ」とやるべきでした。
桂馬を取れば先手王は詰めろになります。
局後に下図、「どうやって詰ますんですか?」と記録係のぱるる奨励会員に聞かれて私はこういった。
▲75銀、同王、76香以下の簡単な7手詰でしょ?
ぱるるから言われました。
「譜号めちゃくちゃですよ」
え??と思った。
私は頭の中の局面図は上図の王様の位置が64だったので簡単な7手詰だと勘違いしているようでした。実際上図を詰まそうと思ったら大変な21手詰だったようです、あひゃ。
どうもね~、毎年春先の大会は実戦不足で将棋脳になっていない。
名人戦でも原田くんとの将棋を2歩の変化を延々と読んでいるし、この前のあべしん道場では終盤で詰みだと思ったら金ボロっと取られて負けるし、今回は自玉の位置を間違えました。実は終盤の入り口でも相手の持ち駒に角が無いのにあると思って読んでいた変化があったりしてひどいですわ~。
結論から言うと、M田さんに勝つには終盤で間違ってもらうしかないのでこれではいけませんでしたねぇぇぇ。
この棋譜を色んな人に見てもらったんですが「え、これ振り飛車悪くなるの?」とみんな同じ返事。特に変な手も指してない気がするんですが。後日ぱるるに解析をお願いしたら仕掛けられた局面ですでに振り飛車不利でした、あひゃ。
これは事故だと思って、予選2回戦へ。
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