【勉強法】序盤の突貫工事術【4ステップで完成!】

序盤ヒドイ人がどう改善していくかという記事です。 
 
この記事では最低ライン意識高い系の勉強法について語り、最後に理想論をぶちまけます。序盤があひゃな人は何をどの順序にやったらよいか分からない傾向にあるので私がステップ1から4まで勝手に作りました(^_-)-☆この通りやってみてください。
ではいきます、たとえば研究したい戦法があったとしますよね~~!
     

【ステップ1】定跡を知る。
まずは、それについて定跡書を読みましょう。
これは絶対です、基礎知識は大事です。
 
※定跡書の時短的な読み方の記事→【将棋】誰も教えてくれない定跡書の読み方

特に得意戦法もなくこだわりもない人は下記の本でテーマを探してください。

対抗形の色んなテーマ図についてプロの棋譜を時系列でまとめた本です。広く浅くポイントを詰め込んだという内容なので大して時間を使わずサクッと読むことが出来ます。

ちなみに「振り飛車はどこへゆくのか」の裏側ですが・・
fc2blog_20180503222414110.jpg
中飛車の章に藤井システムってあるけど、これは誤植ではなく藤井聡太棋士が中飛車破りの藤井システムを完成させマイナビで出版するという予言だと思ってください^^誤植ではなく(2回目)。
 
他に、アマチュア研究家のブログを読むという手段があります。
ソフトを使った気合の入った内容もちらほら。
しかし欠点が1つ。
SNS特有の棋力不明・モチベーション不明の人が書いているため優秀なブログなのか判定するまで時間がかかるという事。最近はインターネットという大海原からブログを探すのさえ億劫になってきている自分がいます。ブログ通の人でぜひおススメがあれば教えてください。
 
あと、Youtubeは面白いですね。
元奨励会員アユムさんとかshodanさん研究動画は目を通しています。
影響力が強いので真似してくる人もいるのでその対策で見ています。
あと、ウォーズの実戦動画はサムネのタイトルを見て役に立ちそうな動画を主に序盤のみ見ています。
 
はい、そんでこれらの戦型がどんな感じなのかを掴んだら「今」を確かめにいきましょう。

【ステップ2】棋譜鑑賞
最新棋譜を見てみましょう。
棋譜から勝ち(成功)パターン負け(失敗)パターンを学べばそのまま経験値に上乗せする事ができます。
 
とは言うものの棋譜を探すのは途方もない作業です。

最低限やってもらいたいのがコレ!!
 
◎将棋連盟モバイル中継に課金 【必須
モバイル中継は、スマホで簡単に見れるうえに解説がつくのが素晴らしいです。しかもアマに配慮して振り飛車の棋譜多めひとつの戦法の分岐点になった急所の対局などもふつ~に中継されていたりします。それ、めっちゃ価値が高いですよ!1勝分くらいの価値があります。強豪はみんな見ているのでこれを見ていないだけで不利になるので必修です
あと、暇なときに「戦型検索」「棋士検索」などで研究したい棋譜を眺めるという具合です。
 
◎ 名人戦棋譜速報 【差をつけたいなら】
順位戦の熱のこもった棋譜が全部見れます。
ただし、いちいちアクセスして戦型チェックしなきゃいけない点でめんどくさいです。ただ、追っかけている先生や戦型があるならばこちらで見るしかないですね。連盟モバイル中継の棋譜はごく一部なので流行を追うには心もとないです。
 めんどいけど勝ちたいならやった方がいいと思います。
 
◎ネット高段の棋譜を見る 【意識高い人向け】
将棋倶楽部24や将棋ウォーズ、コンピューター将棋の高段の棋譜を見るというやり方です。これは、時間に余裕がある大学生とか奨励会員の方がやっているイメージ。
 
24高段は、アマ強豪や奨励会員が最新研究を披露しあう場所なので新鮮です。ここに張り付いて棋譜収集をしている人もいるくらいです。ただしある程度の棋力が無いと見ても意味が分からんのでしょうがないですね。
 
ウォーズ高段は、棋神様がいるイメージで自分には無い感覚を取り入れる事に適していると思います。自分で良い棋譜を探すのはめんどくさいので、ツイッターのこいなぎさんのツイートを見るのが良いかと思います。
 
コンピューター将棋関連は・・・どれだけの時間を費やせばこれくらいのリターンを得られるというのがfloodgate使った事がないのでわかりません\(^o^)/専門分野ではありませんので何も書きません。
suimonさんコンピューター将棋研究Blog・新刊を読んだら何か発見があるかもしれませんね! 

 
なお、千田プロは自分の研究ファイルをネット上で公開しているので興味のある方はぜひ。 
 
【ステップ3】将棋ウォーズの10秒で指しまくる
 
覚えた知識をウォーズ10秒で吐き出します。
意外なほど、はじめて実際にやってみると違和感を感じると思います。
手順を変えられただけで混乱することもあるし最初はそんなもんです。
とにかく、新しい戦法を大会に実戦登板させたいなら最低100局(拙者比)くらい指した方がいいと思います。100局でスタートラインですがそれだけやると本に書いてない感覚的な事も分かってくるはずです。
 
目標は10秒で序盤をスラスラ指すこと。
ちなみに高段者は序盤10秒でもうまいです、なぜかっていうと研究しているからですよ!彼らはめちゃくちゃ努力をしています、そこをお間違いなく。テスト勉強みたいに定跡を定着させる練習もしているはずです、アマ大会は即座に知識を取り出せないと時間が無くなるので。
 
さて、なぜウォーズ10秒かというと・・・
将棋倶楽部24の30秒将棋は序盤チェックするだけなら長すぎます
30秒でしっかり指すと1時間かかります。
なので盤数をさっさとこなしたいならウォーズ10秒をやるのが吉。
とにかく、序盤に意識を置いて指す!!
勝ち負けは正直どうでもいいです。
(むしろあんまり勝負にこだわると雑になるので注意。)
 
そんで終局後は必ず序中盤うまくいっていたか、何がいけなかったかを確認しましょう。ただ漠然と指していても意味がないので今指した形について自分なりの感想(課題)を持つようにしてからNEXT対局という流れになります。ボケ防止の指の運動ではなく課題を積み重ねながら頭を使って100局やれば結構な蓄積となるはずです。
 
中盤で作戦がうまくいっていたはずなのにどうしたらよいか分からないときは、遠慮なく棋神を使っていいと思います。攻め方の勉強になりますよ!負けた将棋も棋神に何かあったか聞いてみてください。
 ※棋神ソフトは、序盤の創造的な部分は苦手なので攻めている最中に使うのが有効だと思います。
 
将棋ウォーズは、序中盤の最強勉強ツールの可能性があります(確信)。
 
【ステップ4】ソフトに聞く
ウォーズ10秒をやりまくると自分なりの勝ちパターンが見えてくると思います。
 
将棋は相手の知らない筋にハメて勝つのが大事なので自分が発見した攻め筋は合っているかソフトと答え合わせです。
 
互角くらいの評価値なら実戦で使えば相手は初見で受け方が分からないと思うので勝ったようなもんです。
 
ちょっとくらいマイナスでも気にしない!最近はソフトも自分で不利って言ってた局面を最新ソフトを使うと手のひら返したように「やっぱ有利」と言う時代なので気にしない気にしない。
 
なのでソフトはあまりにもアホみたいな見落としが無いかチェックする事に使うのが良いと思います。くれぐれも深入りしないこと・・・使えば使うほどもっともっと深い変化を知りたくなってしまい奈落に落ちるのでね。ソフトに人間性と魂まで持っていかれないように注意しましょう。
 
はい、ここまでまとめるとこうなります。
1、定跡を知る。
2、棋譜で今を知る。
3、ウォーズ10秒で経験値を積む。
4、ソフトに聞く。
 
時間配分&エネルギーは、上から 2:2:5:1 がおススメ。。
覚え方は「ふ(2)(2)ーの恋(51)です(^_-)-☆
理論ばかりで実戦で使えないと意味がないので実戦重視の勉強法です。
 
本当は、ステップ5として研究会などで人を相手にするともっと良いのですが…(;'∀')

【補足 王道の勉強法は?】

しっかりとした力が欲しい人は、時間をかけて定跡書の精読・1手の意味を考えて自分なりの結論を出し独自の変化の構築までやるとよいです。ただし、これは序盤が好きでないと苦痛なだけなので向かない人もいます。


上のリンク記事にあるように私はそれで人並みの序盤力はついた気がします。
でも結果にこだわった時にどうだったんだろうと今でも思います。序盤の研究家止まりではなくもっと大会で勝ちたかったというのが本当のところ。時間の使い方が下手だった可能性があります。
 そう思った理由として、社会人になって仕方なく突貫工事的なこのやり方をしてみたら意外とまずまずなんですよね(笑)。序盤について以前ほど理解できていないはずなのに結果はさほど変わらない不思議。
 短期間で結果を出したいのであれば突貫工事流の勉強法も十分ありえると思います。あなたの胸の将棋道と相談してやってみるかは決めてください。笑


 
 
 

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コメント

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序盤研究と割り切ってネット将棋をやるのは、特に良いかもと思いました。雁木を指してみて感覚掴もうと思います。
今は雁木伝説で勉強中ですが、あべしんさんも過去の記事を見ると雁木を指されているようで、その時定跡として勉強した本はありますか?

あべしん

名無し 様
名無し様

コメントありがとうございます。
現時点で『雁木・右玉伝説』と『雁木でガンガン』しか定跡書はありません。
これらはかなり古いので本に書かれた雁木の理想形にはなりづらいです。
※知識として知っておくには有用です。


本が無いとなるとステップ2の棋譜収集に力を入れないといけません。
しかし、雁木は現在進行形で進化しているのでなかなか時系列で追っていくというのが困難でした。

そこでもういきなりステップ3です。
自分で適当に雁木をやってみて負けながら体で覚えようと思いウォーズで100局くらい指してみました。
ネット将棋はこの気軽さが一番の強みです!

その結果・・・!雁木の弱点みたいなとこが分かってしまいそれをカバーするために振り飛車と併用する事になりました。なので私はエセ雁木党なのです、申しわけない…。※雁木は序盤から攻め込まれやすいので研究していないとすぐ潰れます。

しかし、希望もあります!
現代将棋の雁木については、6/12発売の『コンピュータ発! 現代将棋新定跡』 で解説されているようなのでそちらで勉強されることをお勧め致します^^

-

返信ありがとうございます。
雁木の勉強法、参考にしたいと思います!

先ほどウォーズ10秒で試しにと思ったのですが、3局とも対振り飛車に当たりました笑
根気強く、100局目指してみようと思います。
新刊にも注目します、情報ありがとうございます。

あべしんさんのブログ、いつも楽しみにしております。これからも無理せず続けてください!

あべしん

Re: 【将棋】序盤の突貫工事術【4ステップで完成!】
名無し 様

それはネット将棋あるあるですね(笑)

ありがとうございます、励みになります。

名無し様も頑張ってください(o^^o)
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