◎vs三段
後手が私。
鳥刺し模様の序盤です。
ここからカニカニ銀中飛車で鳥刺しを迎えうつ将棋はこちらです。
本譜は素直に向かい飛車にしてみました。
以下、お互い我が道を行き下図。
陣形の低い穴熊に組んで7筋をいじっていく方針。
以下、35歩、同歩、同銀、75歩。
2筋、3筋は捨てました(^_-)-☆
私は7筋からの特攻にかけます。
以下、46角、82銀、44銀、同歩、36銀、72飛、37桂で下図。
先手は36銀+37桂と攻めの理想形を組んでいる場合ではないと思うんだが。
戦場は7筋、あなたの玉頭ですよ!!
鳥刺し使う人って戦況把握に盲目な人が多い気がする、あくまで拙者比だが。
以下、△76歩、同歩、65銀。
65銀に代えて単に76同飛ではいまいち迫力にかけると思ったのだが実はそっちの方が良かった。
以下、77歩に56飛、57歩、46飛、同歩、15角。
最後の15角が見えていなかったナー。
これならシンプルだった。
本譜は65銀と7筋から殺到する狙いだが…
例えば以下88銀と埋められると…
77の地点は先手の勢力の方が多いので簡単では無い気がした。
65銀を使うには77歩と叩くくらいですかねぇ。
なんかそれだと自信無いな。
本譜は下図以下…
▲77銀と埋めてくれたので76の地点が争点になった。
以下、△95角と角も攻めに参加。
10秒将棋らしくなかなかの迫力ではないでしょうか?笑
以下、68金直、71金。
71金では普通に76銀もあったと思うが穴熊を完成させておくのも価値の高い手。
以下、96歩、77角成、同金、76銀。
ここで73歩は手筋。
ただし堅陣を活かして、77銀成、同王、73飛で先手きついでしょう。
鳥刺しvs振り穴は堅さを活かして荒い攻めでも繋がればOK。
本譜は下図以下…
同金、同飛、77歩、56飛、57歩、46飛、同歩、35歩。
以下、47銀、36銀、38銀打、15角。
後手が鉄壁すぎて攻めさえ繋がれば勝てる局面。
ひどい攻め筋だがイモ筋ほど受けづらいので良しとしよう。
ちなみに居飛車が角道を開けない将棋には、飯島引き角という戦法もある。
・鳥刺しは、舟囲い+棒銀で囲いの薄さが半端ない。
・飯島引き角は、美濃or穴熊なのでそこそこ堅い。
個人的に、飯島引き角の方が嫌だけどね。
でも、ダイヤモンド美濃するんだけどね(笑)。
- 関連記事
-
コメント