いや~~今日1日ですごいものを2つ見てしまった。
まずは、平昌オリンピックのフィギュアスケート。
羽生結弦選手、金メダルおめでとうございます。
私は、羽生選手がフリーで使った「陰陽師」の大ファンであります。
羽生選手の動きはまさに現代の陰陽師そのもの、華麗に舞いオリンピックという魔物、そして自分という強大すぎる敵に打ち勝ち2連覇。こんな天才は今後出てくるのかと驚きました。
私事で恐縮ですが昨年陰陽師の安倍晴明神社で「勝守」を購入しました。
明日は自分にとって全国がかかった将棋の予選会。
羽生選手の活躍を胸にこれを握りしめて頑張ろうと思いました!
そして、もうひとつは将棋の朝日杯オープン戦。
準決勝で永世7冠王の称号を持つ羽生善治竜王と中学生棋士の藤井聡太五段が激突。
ほんまもんの新旧天才対決、例えるなら将棋界のシェフチェンコvs羽生結弦という感じでしょうか。
将棋の内容は、序盤・中盤・終盤とても高度な内容でした。
フィギュアスケートで言うとショート+フリーで300点以上の出来を羽生竜王と藤井五段が発揮したという感じです。
藤井五段のすごいところは難解な局面をうまくまとめる技術。
フィギュアの羽生選手も今日のフリーで2回ほど危うく転びそうな場面があったのですがこらえて致命傷に至らない程度に収めました。
今日の藤井五段はまさにそれ、人間なので細かなミスをしているのかもしれませんがほぼほぼノーミスだったと思います。
対して羽生竜王は、終始押されていた印象でした。
まぁ、振り駒(運)で後手番を引いてしまい守勢にまわる構成だったのでしょうがないとも言えますが…。ただ、感想戦を見た限り終盤で4回転ジャンプを2回転にする程度のミスがあったのかなぁと思いました。総合300点以上の世界ではそれが致命傷に繋がりかねません。
結果、藤井五段、見事羽生竜王に勝利。
その後、決勝も圧巻の内容で優勝。
ひふみんの最年少記録を塗りかえ藤井聡太六段の誕生となりました。
将棋の世界、棋士になれる人間は一握り、タイトルや棋戦優勝を経験できる棋士となるとその中でさらに数パーセントです。
それを中学生で実現してしまった藤井六段は天才です。
4年後のオリンピック。
羽生選手は3連覇を果たすのか、藤井六段はどう進化しているのか、今からとても楽しみです^^
あべしん
・アマ五段(県竜王戦優勝)の四間飛車党
・中学、高校、大学、社会人で県優勝
→全国大会出場
・地元紙で将棋の観戦記を書いてます
・連絡先→kouteipengin6@gmail.com
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