◎vs4段
雁木をやろうと43銀上がったらいきなり46歩突かれました(笑)
こっから雁木に組むと右四間にされて自信が無い。
でも、32金と上がっていないので四間に振れば互角でしょうと。
ちなみに32金上がった形で46歩に42飛と回った記事がこれ。
さて、本譜の展開はこんな感じでした。
46歩と突いたからには56銀と出る展開かと思ったら56歩も突くとはこれ如何に。56歩+46歩+36歩+37桂を狙う展開にするのであれば56歩はいらない気がするし謎ですね。
そしたら上図の86歩。
左美濃に組んで何かやりたいのかなぁと。
以下、84歩。
これが52金左保留型では恐ろしい狙いを秘めた手。
以下、87王、83銀、78銀、74銀、57銀、82飛。
閉鎖した四間いるかのサイトで銀冠穴熊崩しとして紹介した筋です。
本譜は87にいるのが銀ではなく王なのでもっと最悪です(笑)。
以下、77桂と8筋を守る。
ここで一目は93桂ですよね。
ただ、これは良さそうでまずい。
以下、66銀と上がられてダメ。
△85歩と仕掛けても▲同桂があるんです。
以下、△同桂は75歩であひゃ。
銀が退却しなくてはいけないようではおかしい。
下図で同銀は手筋だが…。
素直に同歩、同飛、86歩、82飛となり居飛車良し。
93桂が負担ですしこれ以上8筋を攻める手が見つかりません。
なので戻って下図では…
54歩がいい手です、これが本譜でした。
以下、25歩にかまわず31角!
以下、24歩も無視して85歩と仕掛け、同桂、同銀、同歩、同飛、77王、65桂。
決まった!!
これで勝ち。
銀冠穴熊と天守閣左美濃の共通点は序盤で86歩(24歩)と必ず突かなければいけないこと。
ここを将来どうやって火種にするか、構想が問われます。
最近指したノーマル三間vs天守閣美濃の将棋はうまくいってたのに構想破綻しました(笑)
研究とまるっきり同じ局面なんて現れない事の方が多いので、序盤の構想力&中盤力のセンスを研ぎ澄ましていきたいですね。
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