H26.6.26「二人の女勝負師」の感想【崖っぷち】


13時半に天童将棋交流室でおがっしーと合流。


色々あってあべりーさんと「二人の女勝負師」という映画を観にいく流れになりました。


 


   


そこにたまたまT部井さんもいたので、


一緒に映画観にいきましょう、観に行きましょ?本当は観たいんでしょ?実は観たいんでしょ~? 」としつこく誘ったらT部井県名人参戦です\(^o^)/


この4人で「アナと雪の女王」観にいっても良かったなぁ。


会場行ったら 中倉宏美女流いました!!


そしてわれわれは4人連番で座りました!

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映画始まる前に山形東高校出身の監督舞台挨拶があって「自分は才能が無い」みたいな挫折談を披露されました。


 映画終った後にそれ思い出して何とも言えない気持ちになった。


こっからは映画の内容について語ります。


ネタバレ注意ですよ!



ヒロインはそこそこ可愛い女流タイトルホルダー笠原ちゃん。


この映画は、人生の成功者である笠原ちゃんをとりまくがけっぷちな人たちの生き様を描いております。 


◎がけっぷちな人~その1~


まず、笠原さんのボーイフレンドで同じ門下の奨励会員Aくん


彼は21歳まで初段にならないと退会しなくちゃいけなくて、くしくも21歳の誕生日に「昇段と退会」の二つが掛かった大一番をする羽目に。 


で、相手に「負けてくれ…ここで負けたら将棋をやめなくちゃいけないんだ」と頼んだんですがシカトされ負けました。あぁぁぁ、気持ちは分かるが奨励会に入った以上そのくらいの覚悟はあったはずだと思う、。そういう演出するのは個人的にあひゃ、まぁ映画なんで何でもありですがね^^


そして、時を同じくして行われていた笠原ちゃんのタイトル防衛戦。


なぜか対局室を抜け出して「どうだった?」とA君に結果を聞く笠原ちゃん。 


A君「勝ったよ!初段になった。だからおまえも頑張れ」とウソつきます。


笠原ちゃん「誕生日おめでとう!!将棋続けられるね」と大喜び。


 これは仕方ないウソつくしかない、笠原(のばか)が悪い!!


その後の展開もシュール。


結局、嘘ついたのがバレて…


石段上りながら「もう中卒の俺に仕事なんかねぇよ」と泣き崩れるA君。 


ただただ石段の上から哀れむ瞳で見ているだけの笠原ちゃん。 


みなさんこれが女の子ですよ!笑


◎がけっぷちな人~その2~


笠原ちゃんへのタイトル挑戦権を獲得したおばさんです。


インタビューで笠原ちゃんは「休日は美味しいもの食べたり映画観たり買い物したりぃきゃは☆~」って答えていたのに…このおばさんは怖い。


 「将棋しかやってないんだから くだらねぇこときくんじゃねえぞ!!!」ってすごい勢いでブチ切れますw 放送事故。 


 しかもこの女性が気になって気になって仕方ないストーカー気味の兄弟子というキャラもいますw この兄弟子が曲者でなんかオネエっぽいんですよね…映画の世界観がよくわからん。 


◎がけっぷちな人~その3~


 自殺志願者の女性(※一般の方です) 


 笠原ちゃんはタイトル戦中にふと隣のマンションで自殺をしようとしている女性を見つけてしまいます。どんな設定だww 


 笠原ちゃんは気になって控室にいたA君にそれを伝えるが「バカやろー!自分の対局に集中しろよ」と一喝。A君よお前がそこは行くべきだろう…。 


笠原ちゃんは気になって気になって秒読みのさなかに見ず知らずの人の自殺を止めにいくのですが時間切れ負けでタイトルを失ってしまう。


あべりーさん「あの自殺しようとした人って将棋とどういう関係なの?」


あべしん「全く無関係です。」


結局、自殺志願者の女性は笠原ちゃんのおかげで助かりました。


 で、その女性と面会する笠原ちゃんとAくん。


Aくん「将棋しませんか?将棋っていいですよ、気持ちいいですよ、将棋してる間だけは苦しいことも忘れられますよ」


という新手の勧誘をはじめる。


 と、まぁこんな感じの映画でした。



でも思った。


この映画は将棋やっている人は変人が多いという縮図を端的に表現したのかもしれないと\(^o^) 


そしてさらに思った。


というか気づいた!!




本格将棋エンターテイメントって書いてある。 


そうか、確かにエンターテイメントと言われたらそうですねw


そうやって観る映画でしたか! 


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あべしん

・アマ五段(県竜王戦優勝)の四間飛車党
・中学、高校、大学、社会人で県優勝
 →全国大会出場
・地元紙で将棋の観戦記を書いてます
・連絡先→kouteipengin6@gmail.com

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