電脳将棋とリアル将棋のギャップ

ネットで強くなりましたと言ってる人 過去に人と大量に指した土台があるのがほとんど説。

私も学生時代はネット将棋やっていたので「ネットで強くなりました^^」と言おうと思えば言えますよ!!
そうすると「あべしんさんはネット将棋だけで強くなったんだ」と誤解する人も出てくるでしょうけど違いますからね!!

ネットで強くなりました(3段→4段)ならありえるけど…
(級位者→4段)とかはきついと思う…。

この記事で書いたように私は学生時代にかなりの盤数をこなしています


同じ事を山形出身プロも言っていたのであまり「ネットで強くなった」は間に受けない方がいいと思います。

あと、PCで行う将棋リアル盤で指す将棋は当然違うと思います。

よくインターネット将棋倶楽部24は〇点!!将棋ウォーズは〇段!!
って方がいるけど実際指すと、「確かに強いけど思ったほど強くはないね」って事ありませんかね?

PCで行う作業…ネット将棋・ソフト研究などの電脳の世界。

リアル盤面現実

多分、現実世界と電脳世界とで使う脳の箇所が違うんだと思いますよ。
 
(私は脳科学者じゃないんで本当のとこは分かりませんがw)

電脳は基本的に目でモニターを見て考えればいいだけですが現実は五感・六感をフルに使って指しますよね。相手の表情・雰囲気・部屋の空気・雑音・相手に対するこちらの感情とか全てが絡むので…勝敗を確定する要素の数がネット将棋とは違うので難しいんだと思います。

ネット将棋で点数が高いのにリアルではたいした事無い人もいます。
ネット将棋にはネット将棋の勝ち方があります。
・大平先生がこんな本も出していますしね。
『ネット将棋攻略!早指しの極意』
・最悪ソフト指しで点数上げる人もいます\(^o^)/
・みんなの集中力が切れた深夜に指すと点数が伸びます。
・早指しは攻めている方が勝つのでそういう将棋のつくりにすれば点数は上がると思います。
なのでネットの点数はあまりあてにならない部分があります。

まぁ、そこらへんのギャップをすり合わせるために生の盤を挟んだ実戦は大事だと思いますよ!!

現代将棋の勉強論はソフト神話のおかげでリアルが軽視されていると思います。 
それによって伸び悩んでいる人もいると思うんですがソフト神話全盛時代なので意外とそこに気づかない人もいるでしょうね。
 
バランスは大事ですよぉぉぉ!(^J^)
関連記事

コメント

ルモ

 ネット将棋だけで強くなるのは不可能では無いでしょうが効率は悪いでしょうね
 強い方と指して感想戦するのは大事ですし、効率が違いすぎます
 ソフトでも最善手だけなら計算して教えてくれるけど、全変化覚えることなんて人には不可能です、となると効率の良い覚え方を教わるのが早いですよね
 本等でも手筋として覚えることは可能なのですが、問題として出された時は解けるのに実戦だと見落とすなんて方もちらほら

 実際に現れなかった変化でも感想戦等で気が付いたもの等は「教わった行為」も追加されるので覚えやすいし、忘れにくい
 ネットで勉強している人を否定するわけでは無いのですが、五感を利用して覚えられるのが良いのかも知れませんね

 ネット将棋と違って人との対話や協調が学べることの方が大きいような気もします

あべしん

Re:
ルモ様


確かに、初心者にとってネットは効率が良いようにみえて悪いという話ですね。

ソフト先生の評価値もプロですら分からないとこがある上にこの点数はこういう理由でこの点数なんだというのは級位者にはわかりっこないですね。



まさにそうですね、五感を使って教わった将棋の吸収力は違いますよね。

読みの蓄積ゲージ(経験値)が溜まるスピードも違うと思います。

本に書いてある手筋や詰将棋も上手からくらって覚えるなんてこともありますよね。
非公開コメント

あべしん

・アマ五段(県竜王戦優勝)の四間飛車党
・中学、高校、大学、社会人で県優勝
 →全国大会出場
・地元紙で将棋の観戦記を書いてます
・連絡先→kouteipengin6@gmail.com

全記事表示リンク