引退を考えている人は価値観を破壊してみよう☆


こんちゃっす、将棋メンタリストあべしんです!(*'▽')

今日は、忙しすぎて将棋引退しそうな人達へのメッセージを書いてみました~。

結構こういう系の悩みって多いと思う~~~。

ではどうぞ!⤵

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社会人になって将棋のモチベーションが下がるのはよく分かる!!

仕事を優先させなければいけないのでしょうがない事です。

かといって、仕事に使う以外の時間とエネルギーを全て将棋に集中させるというのも難しい。

生活設計&友人関係&恋愛関係を組み立てる必要があるので将棋はどうしても2の次3の次になってしまう。

いや、仮にもし上記をクリアしたとしても職場でPCとにらめっこ、家に帰ってからもPCとにらめっこ、土日も一人将棋盤とにらめっこという生活はよほどの情熱が無いと出来ない。

山形を代表する学生強豪だった神出尾形氏とも先日そういう話をした。
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   ↑天童市乱川のモツ煮の名店春日食堂

私ですね・・・・

よく若手社会人ぷれ~や~から「どうやって将棋を勉強していますか?」という質問を受けるんですよ。

これは…

メンタリストあべしんに対するSOSだと思っています。笑

就職すると暇な学生時代と比べて将棋に割く時間が減る
       ↓
大会に出ても研究不足・実戦不足で思い描いているような将棋は指せない
       ↓
それでも新卒から数年は学生時代の貯金で指せる。
       ↓
   いよいよ勝てなくなる!!
       ↓
ヤバいと思うけど将棋する時間も無いし修復不可能。
       ↓
いっそ醜態をさらす前に将棋なんて辞めてしまおう。
       ↓
     引退💐

というパターンが結構多いですね。

私は直近3年間全ての県棋戦の地区予選で負け続けましたね、勝率2割~3割の年もあった。そんなゴミみたいな成績の中で色々と考えていた事があります。

それについて書きます。

そもそもですね・・・

学生時代より時間が無いのだから同じ勉強法は無理
       ↓
 【どこかで作業を時短しなければならない】
       ↓
 棋書の結論部分だけ読んで裏定跡を発見しよう。
       ↓
 棋書を読む時間すら無い現実\(^o^)/
      ↓
 ならばソフトに良い手がないかを聞いてみよう
 私は効果が無かった。
       ↓
 しゃーないから詰将棋だけでも解こう~
       ↓    
 詰将棋を解く習慣が身についていないので無理でした\(^o^)/
       ↓
そんな感じで作業の時短案もいまいち見つからないわけです。
八方塞がり引退コース。
      ↓
 そこで思ったのがコレ。

【もしかして作業を時短する方法を考えている時点で間違っているのでは?】

単刀直入に考えるべきは…

「勉強しないけどその場凌ぎで勝つ方法(^^)/」

 これです(笑)
   
     ↓

そんでさらに思いました。

もっと大事なのは「方法」とかちっちゃな事じゃなくて・・・

「俺は将棋やってないけど勝ちますよぉぉぉっつう思考回路(゚д゚)」じゃないのかと

自分を肯定する思考に変えるだけでだいぶ楽になりますからね

注意※基本や経験値が未熟な人がやっても絶対失敗するから真似しないでね。

そのためにはまず「将棋やってないから勝てない」という自分を苦しめる負の概念を否定しないといけない

やっぱり将棋って後ろめたさがあると、「どうせ最後は間違って負けるんだろうな」ってビクビクしちゃうから精神衛生上よくない。

だから、その源になっている
「将棋は研究・実戦・詰将棋を毎日やるから勝てる努力のゲーム」という価値観をぶっ壊す必要がある。

いや、そんなの邪道でしょ~って思われるかもしれないけど引退するよりマシでしょう。笑

将棋は戦略のゲームです。
細かい新手云々・戦法云々もそうだけど将棋そのものへの考え方を変える事も立派な作戦だと思います。

ただね・・・【価値観を破壊して再生する】事に関しては…

意識の高い方へ自分を導くのは簡単だと思う、やればいいだけだし。

でも、私のように意識の低い方へ堕ちるって自分に負けたみたいな屈辱的なものを感じるから抵抗があってなかなかやれる人は少ない。

ただ、この境地に達すると今までとはまた違う景色が見えて楽しいよ。笑

例えば、プライドを捨ててツイッタ―や他の人のブログ、Youtubeで紹介されている作戦をパクってそのまま使うのも楽しい。
 今まで情報は最低でも真偽を確かめて自分なりの味を加えて実戦登板していた、なぜかというと相手も同じくらい研究しているという前提に立っていたから。
 最近は全く研究しないで実戦で使ってもそこそこの結果がでる。
理由は簡単、相手もなんにも考えていないから(笑)。みんなわりと志が低いという事に気づいてしまった。

 あとは新しい作戦が流行ったら自分なりの対策を考えるようにしていた、それこそ時間を惜しみなく投入して考えていた。
 でも、正直最近「意味ない」と思うようになった。なぜなら、別に自分が考えなくてもプロの先生方やSNSの強豪達が素晴らしい対策を出してくれるんですもん、時間が解決してくれるんだなぁと思った。

 使う戦法が無いなら、奇襲マニアになってもいいと思う。アマ4・5段クラスで奇襲を本格的に使えば相当嫌がられる存在になれると思うし。

 そんな風に将棋は、盤上云々の他に自分の考え方を変えるだけでめちゃくちゃ楽しめるゲームなので引退間近の人は出直すような気分でぜひここからはじめてみてください。笑


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あべしん

・アマ五段(県竜王戦優勝)の四間飛車党
・中学、高校、大学、社会人で県優勝
 →全国大会出場
・地元紙で将棋の観戦記を書いてます
・連絡先→kouteipengin6@gmail.com

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