おまえどんだけ女流棋士好きなんだよ!!
と・・・思われた方もいるかもしれない。
わかってます、みんなが期待しているのはこっちの方でですよね!!
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記事後半で「白鷹あゆみ杯 頼本女流vs和田女流」の四間飛車vs銀冠穴熊を取り上げましたからね。
今回和田女流が来られるという事で数日前から大会よりも指導対局に照準を合わせてきました~
といわうけで
6面指しに混じるあべしんせんせい。
T田先輩も指導対局受けてたのにはワラタ…。
和田女流から手合いを聞かれ失礼ながら平手でお願いする。
私が先手確定なので予定通り四間飛車へ。
銀冠穴熊を指していただけるのかドキドキしていたら…
32銀を見て第一関門クリア!
ただし最近は升田美濃からの速攻もあるので事前研究通りにはいかないと思っていたら…
24歩!
これでほぼ銀冠穴熊確定!!
この後は、前例と同じように進んでいく…。
これって奇跡かな、魔法かな!?
なんと25歩と仕掛けた局面まで一緒!
これはファンサービスなのか??
はい、ここから前例を離れます。
白鷹あゆみ杯では以下32金右と25歩を放置して固めたので…
以下27銀で2筋アタックをする将棋になりました。
その先をちょっと家で考えてきたのですが・・・
本譜は、
同歩と取ったので同桂、24角、15歩、同歩、65歩と進行。
うーーーん、この局面は自分の中では相当振り飛車良いと思っていたんですがね。
指導対局だから好きなようにやらせてくれたのかな~~。
例えば以下32金右とくっつけたしよう。
単純に13歩と放りこむ。
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対応は、同香 or 同桂 の2択。
◎同香の変化
まぁ13同桂成ですね。
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ここで、
1、同桂
2、同角 がある。
1、同桂は…
24飛と切って同銀に46角。
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これは無条件に両取りなので振り飛車良し。
2、同角なら?
以下、15香、14歩までは指す。
その後、同香、同銀、15歩!が習いある攻め筋。
鬼厳しいと思う。
以下、指すなら23銀だけど14香、24歩、13香成、同桂まではいく。
これでひと段落ではなく14歩が軽手。
同銀、24飛、23銀。
決め手があります。
以下、23飛成、同金右、24歩。
居飛車投了級、77角のラインが厳しすぎますね。
◎では13歩に同桂なら?
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まぁ同桂成と取りますね。
ここも、
1、同香
2、同角 の2択。
1、一番簡単なのは同香の変化。
さっきもやったけど24飛車切って同銀に46角でアウト。
この筋が普通にある時点で居飛車の設定が悪すぎると思う。
2、同角の変化にはとりあえず15香と走る。
以下、14歩。
【注意】ここでさっきと同じように14香、同銀、15歩は12に香車がいる分だけ端が堅いので先手失敗となる。
なので、24歩、同角、24飛、同銀、46角が正着。
やはりこの筋で先手指せていると思う。
以下、92飛には14香、同香、24角で1歩を取りながら攻める感じ。
【結論】
地下鉄+77角型が無条件に実現すれば振り飛車必勝ですね。
居飛車が紛れるところが少なすぎます。
ちなみに本譜は上図以下86歩、同歩、32金右と進行。
さっきより1歩多く持っているのでさらに条件が良い!!
余談ではあるが、6面指しコーナーもお開きのようで和田女流と私の1vs1の状態。和田女流の1秒指しvsあべしんの3秒指しという瞬発力の戦いになっている。
上図では当然13歩と叩き込むべきなんですが2歩あったので3筋も絡めたい衝動にかられ35歩としてみた。
和田女流は指導将棋なので同歩と取ってくれました…
さすがに1筋・3筋と絡んだので私の勝ちになりました。
しかし、今思うと35歩は緩手の可能性がありますね…。
35歩を手抜きで73桂とされたら損しているよね、コレ。
以下、34歩に65桂の局面は先手結構気持ち悪いですねぇ。
というわけで、今度から35歩はやめておきます。
感想戦で「綺麗に決められてしまいましたね^^」と講評を頂いたので
「この形って有力なんでしょうか?」と聞いてみたら
「そうですね、流行ってますね」と。
「公式戦で指していた将棋を勉強してきました!」と言ったら
笑って「少し形を変えてみたんですけどね~」と。
多分、指導用にわざと居飛車がハマる筋に誘導してくれたんだと思います!
普及活動のお手本のような将棋でした。
やはりプロにガチで教わりたかったら金払わないといかんね。
でも和田女流と指せて良い思い出が出来ました~^^
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