下の記事で紹介した穴熊対策が意外と反響ありました~。
やはりアマチュアはしっかり囲って戦いたいという事なのでしょうね。
さて、この「昔使っていた穴熊対策」の記事は…
10年以上前、大学時代に作成した「柿の木将棋」のファイルを掘り起こして書いています。
当時は、今みたいに市販の強いソフトが無かったので自分で考えるしかなかった。
あの頃考えていた謎の局面なんてのは今ソフトにかければすぐに結論が出るのだろうと思う。
しかしこの研究ファイルを改めてソフトにかけようという気は起きないんだよね。
というわけで結論も当時のままで記事を書いていきます。
さて、この32銀+44歩+銀冠の作戦は、上のファイル名にもあるように…
阿部S(システム)という名称で勝手に呼んでいました(笑)
あの当時を知る人なら分かると思いますが…藤井システムがあって鈴木システムもある、まさにシステム最盛期の時代。なので私もいち四間飛車党としてシステムを作りたかったんです(笑) 叩かないでね( ;∀;)
そして毎回32銀+44歩+銀冠の四間飛車というのも言いづらいので記事内では阿部S(システム)と書かせていただくのでご了承ください。m(_ _)m
さて、今日は短いですが銀冠の組み方についてやります。
【まず前提知識の確認】
通常、居飛車穴熊vs32銀型高美濃の定跡形は中盤以降銀冠に組みかえることが出来ないので振り飛車作戦負けになる事が多い。←これが分からないとなんで阿部システムに組むのか分からないと思います。そこまで解説するのはしんどいので良い本を紹介します。
宣伝!?ではありません…w
この本出たおかげで俺の四間飛車の勝率が明らかに下がった、最悪の本です!
【今日のテーマ図】
「中盤以降銀冠に組めないのであれば序盤で組めばいいのよ!」
というマリーアントワネット的思想が阿部Sです。
では、上図から銀冠を目指す次の一手は?
え、82王?(´゚д゚`)
銀冠は最終的に82王と入るんだから指しとけ~~って意味なんでしょうが…
これはおススメしない。
思わぬ筋が発生している。
以下、75歩、同歩、86角。
序盤早々にいきなり1歩交換されるの確定。
以下、63金、75角、74歩、86角、84歩、67金。
後手は1歩交換させた代わりに少しの手得を得た。
力自慢の振り飛車党はここから銀冠に組んで満足となるのでしょう。
しかし私は上図は不満。
理由は、想定していない局面だから(笑)
局面自体は互角でも想定していない局面で勝てるほど私は強くありません。
これが居飛車舟囲いならまだしも相手は穴熊。
神経を使う将棋になるのがたまらなく嫌、実戦的に無理です。
だから75歩からの1歩交換を防ぐ手段を考えます。
ここで63金は高美濃になってしまい52金型の銀冠に組めなくなってしまう。
余談ですがこの戦型に限らず振り飛車が序盤そうそうに63金と形を決めるのは敗着につながるレベルの大損だと思っています。
というわけで私はここで100%84歩と突きます。
これが阿部システムに組む骨子。
以下、同じように75歩、同歩、86角には63金、75角、85歩であひゃ。
角が迷子。下手すると角が死ぬ変化まであって振り飛車優勢。
というわけで下図から後手は75歩と突くことが出来ません。
以下、67金、83銀、78金、72金とすすんで下図。
振り飛車の陣形は非常に美しい。
・9筋の端攻めを見せながら71王型で待機、82王も必ずしもプラスとは限らないのでギリギリまで保留。
・左銀も32で保留しているので45歩の牽制・54銀型・44銀型など居飛車の陣形を見て選ぶ事が可能。
・45歩保留も心強い、争点を与えない事で居飛車から暴れる手を消しています。
ま、最強なんだけど結局最後は穴熊の堅さに屈するんですよね~~~。(笑)
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さて、次回のテーマ図は上図から68銀、45歩と進んだ局面。
こちら⤵
ここで57銀と指す人はいないので
1、48飛 ←こっちについてやります。
◎29.9.30更新しました!
2、37歩型を活かして26飛が考えられます。
※研究記事は土日絡まないとつらいので更新頻度が遅いです。
なので、どうでもよい内容の記事がたくさんあべしん将棋ブログにはありますのでそっちを読んで頭をバカにして待っていてください。笑
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