土曜日、朝起きてゴミ捨てからの掃除、洗濯をやり終えて久々にウォーズ10秒をやった。相手は12連勝中の5段の方。
後手が私。
序盤早々に95の位を取り居飛車穴熊を誘う。
穴熊以外の将棋するなら95の位の効果で全て振り飛車作戦勝ちですよ~~って意味。
上図以下62王、57銀、52金左。
62王は藤井システムはやりませんよという意思表示。
上図以下、77角、64歩、88王、74歩。
以下、58金右、73桂、66歩、72銀。
66歩と突かせるのが第一歩。
66歩と突かせる事に限っては32銀や72銀は急ぐ必要が無い。
それよりも64歩+74歩、そして52金(55角に63金を用意)として73桂を急ぐのが肝要。
66歩と突かせたので満足してようやく72銀と上がります。
そっからスタコラさっさと銀冠へ。
駒組みが分かりやすいのが本戦法の特徴。
この後手の陣形はなかなか有力、大学時代は勝率8割(東北地区限定)くらいあった。
大学将棋は秒読み60なのでしっかり指せるのでノーマル四間でもいける。
ただし秒読み30の大会だとやらかす確率が高くなるのできついッス。
◎プロも最近使っています
こっちも見てね。
本譜はいきなり仕掛けてきました。
歩をいただける仕掛けは大歓迎!
振り飛車は9筋の端攻めに注ぎ込む歩が欲しいのでね。
以下、同歩、38飛で下図。
ここでMy定跡があります。
え、43銀?('Д')
43銀はですね~~普通なんですが~~
46銀で角頭を攻められるのが気になる。
私はそれを嫌って22角と引いています、大学時代からずっと。
ここで46銀なら45歩、35銀、34歩、同銀、46歩。
上図以下、24歩とか33歩と居飛車もやってくるのだが振り飛車もやれるはず。
最後は端攻めもあるしね。
本譜は下図以下…
35飛とスマートに進行。
そこで43銀と上がるのが狙いの一手。
これが居飛車の盲点になりやすい手らしい。
以下、36飛、32飛!。
飛車交換は後手の52金型の銀冠が活きるので35歩。
(仕掛ける前に86角としてわざと63金左と上がらせる人もいる)
これで振り飛車は1歩を手にして好調のようだが実戦的には互角。
14歩から13角と35の歩を取りに行っても…
固められて勝てる気しない。
なので普通に銀冠を構築して待ちます。
上図以下52飛と揺さぶる。
端攻めに使う歩を5筋交換で得ようという意図。
振り飛車は涙ぐましいくらい細かく動きます。
以下、24歩、同歩、34歩に32飛。
今度は34の歩を頂きにいきます。
丁寧に丁寧に指す。
イライラしているときはこの戦法は使わない方が良い。
相当メンタルが良いときでないと指しこなせないッス。
以下、68角、34銀、24角、35歩。
これでやっと少しリードした気がする。
でも相手は4枚穴熊なので1手でもミスるとダメ。
神経使います。
そして数手進んで下図。
ここでは当然△54歩とおさめるべきだった。
以下、56金に、
63金で息長く指せば後手やや良し。
しかしですね~~54歩と打たずにふらふらと…
43金('Д')。
以下、▲54歩に△31角。これで受かると思ったら~~
44金で暴れられちゃいました。
いきなり振り飛車勝てる気がしなくなった…。
以下、同金、33角成、43金、34馬、同金、61銀。
どうしようもないから後は流れで指して運を天に任せる。
穴熊の将棋はそうそう逆転しないので諦めました。
終盤が分かりやすいんですよね、穴熊はほぼ自玉をみなくていいので。
数手進んで下図。
このタイミングで49角と打つのがちょっと嫌らしい手。
以下、56飛、76角成。
86の桂馬を入手すれば△86桂という頓死筋があります。
たいしたことないんですがこっから逆転劇が始まります。
下図がポイント。
成桂(桂馬)が欲しいので…
一発狙いで銀を打ちつけます。
ここで同成桂、同銀、53飛成と先手先手で攻められ最後に77銀打と盤石にされたら勝てなかった。
しかし本譜は下図以下…
72成桂だったので飛車取りました(笑)
以下、77歩に54馬、73銀、72馬。
攻め駒一掃して後手勝勢。
この後は竜を素抜かれるなどハプニングもありましたが無理して攻めないでグダグダやって勝ち。
たまに四間飛車やってみると勝てるのでいいですね。
毎回四間飛車やっても勝てないのでたまぁにやって勝つのがコツですね^^
みなさん良い休日を^^
そういえば今日は天童では女流名人戦の全国ベスト4以上やってるんだよなぁ!!
山形出身のプロも審判長で来ているとか。
どうしようか。
◎追記
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