最近、指した8枚落ちの将棋にガチコメントしていきます。
はい、早速ですが端を破られて成桂と馬を作られています(笑)
ここから勝てない人が多いですね。
色々あるとこですが、馬を作ったので龍も作ってみたいですね。
龍と馬は別格で強い駒ですので作ればそれだけ勝ちに近づきます。
はい、上図から歩の手筋を使えば簡単に飛車が成れます。
ヒント「合わせ歩の手筋」
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答えは・・・
25歩と歩を合わせます!(合わせ歩の手筋)
うん。次に24歩と取り込まれるとまずいので同歩、同飛。
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両取りです!(十字飛車という。)
金を取られたらまずいので24歩と受けます。65飛!
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おお、28にいた飛車が65にワープ!!
次に61飛成で竜が作ることが出来ます。
それは阻止と63歩。
そこで・・・
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こっちに移動すれば竜作るのは確定。
これでいっちょあがりなのです。
「合わせ歩の手筋」恐るべし。
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はい、本譜は頑張ったものの飛車が捌けない展開になりました\(^o^)/
さて、本来であれば飛車を竜にしたかったのですがちょっと無理ですね。
そこで今度はどんな攻めを考えるべきか。
遊び駒を活用したいですね。
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具体的には、成桂と馬を相手の王と守備駒にひたすらにアタック!!
ひた、ひた、ひた、ひた、ひた・・・
これしかないですね。
ひたすら、ひたすらに相手の駒へ近づけて、わらしべ長者を目指す。
※成桂(桂馬)をそれより価値の高い金と交換するという意味。
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教えどおりひたすらにマイペースで成桂と馬を寄せていったら緊急事態発生。
金が攻めてきました。
このままでは自陣に侵入される~。
守るにはどうるべきか。
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銀でこっちに来ないでください!!とするのが正解。
はい、こっから相手は、ものすごい剣幕&威圧的な駒音&ノータイムでビシビシこう指してくるでしょう。
(実際やったw)
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次にと金を作られたら最悪だから取るしかない。 同歩。
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65歩(合わせ歩!!)
この合わせ歩も次に取り込まれたら嫌だからとるしかない。
同歩!!
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そこで66歩(垂らしの歩)
これが狙い。次に67歩成でと金を作られたらゲームセット。
ゲームセットという事に気づけるかが大事なんですけどね・・・。
なので受けます。
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うむ。これで青の67の地点の勢力図はどうなったか?
駒落ちの先生⇒歩と金の2つ
初心者⇒銀と金の2つ
「同じ勢力の時は、先に仕掛けた方が負け」、ゆえに駒落ちの先生はこれ以上攻めることが出来ないわけです。
攻めることが出来ないので、ゆっくり成桂と馬を寄せていけば勝ちになると思います。
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こっから私の悩み相談。
☆初心者向けの手筋の本が無い☆
例えばこの問題、どうやって敵陣突破するかという有名な手筋の問題。
↑最近の初心者向けの手筋本ってこういう「部分図」では無いんだよね。
全体の局面を見せてここではどうしますか?っていう出題形式が流行。
少なくともうちの本屋にある初心者本は全部、「全体局面」もの。
わかりづらくね??(笑)
全体局面を見せられてもどこが急所だか情報量が多すぎて処理できまい。
俺が初心者の頃は「部分図」の手筋のみの問題集を解いてたよ。
そのほうが手っ取り早く手筋を身につけられるしね。
というわけで、部分図の基本的な将棋の駒の手筋が載っている本あったら教えてください。
ちなみに昔読んでいたのは、大内先生の『将棋必勝手筋100』ですがさすがに絶版ですね。
良い本だったのになぁ。
※部分図形式で手筋がまとまっている本があったらご一報ください<m(__)m>
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◎さっきのこの問題の解答!
正解は、24歩。同歩・・・
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合わせ歩の25歩!!
同歩に・・・。
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24歩の垂らし歩。
仮に14歩なら・・・
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仮に32金なら・・・。
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と決まるっていう問題でした。
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