2005.8.15~16【団体戦】東日本大学大会出場記

今はなき学院大将棋部HPに掲載されたあべしん主将日記を再掲します。
当時結構、人気あったと思う(笑)。

大学3年の思い出ダイジェスト→私の将棋史 ~大学3年の頃~【東北大包囲網】
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□2015年8月15日 大会1日目

今年から春季大会優勝校が箱根で行われる文部科学杯に、準優勝校は東日本大会に出場することになった。

5月の東北地区春季団体戦。
Y先輩が抜けた新生東北学院大学としては、

当然「箱根八里の半次郎」狙いのはずが

星、

塚、

ハセが負けて、

相澤ちゃんが勝つという(最悪の?)展開で

チームは準優勝、やっぱりかみたいな(笑)。

しかし「東日本出るからには優勝するぞ、なにせ5人制だからな」とみんなと話していた矢先、

我が部の絶対的エース相澤氏が…



さかのプライベート旅行!!



そのためオーダー作成に大会当日まで悩むはめになった、ハメ氏。


さて、自分としては個人戦の出場権が無いのでよく寝て万全の状態で大会に臨みたいと思っていたが、普段朝10時に寝て夕方4時に起きるバイト中心の生活に浸りきっていたので布団に入っても全然眠れなかった。

そんなゲル的な夜の後にはゲル的な朝が。

一回戦の相手は関東幹事。

上から長田、阿部、星宮、長谷川、塚目。

星宮の相手は、早稲田のK島氏で去年米澤氏に大逆転勝ちを収めている。
本局は四間飛車の星宮優勢だったがミスり、居飛車穴熊の眠っていた角でいきなり銀をタダ取りされ暗転。

僕は、変則5筋位取りに対し平泉氏(宮城のアマ強豪)から前に一度くらった経験を生かし完勝。

星宮もなんとか辛勝し、長谷川が勝って、塚目が不戦勝。

長田が負けてチームは、4-1の勝利。

二回戦は北海道選抜。
上から酒井、阿部、星宮、長谷川、塚目。
てっきり酒井さんに和〇竜王氏、僕に笠〇氏が来ると思ったら和〇氏がまさかの休場。

結局酒井さんに笠〇氏、北大の伊〇氏が僕に当たる事になった。

伊〇氏には去年負けた相振りで再び挑み、今度はきっちり勝つことが出来た。

酒井さんは相手が悪すぎて負けるも、

星宮と長谷川が勝ち、

塚目が入玉のすえ勝利して、4ー1のスコア。

三回戦はvs東北選抜。

上から
阿部vs初田氏(東北大)
星宮vs柳谷氏(岩手大)
長谷川vs吉田ピロロ(東北大)
塚目vs杜碩氏(東北大)
春樹vsリンリン氏(東北大)
のガチンコオーダー。

もはや東北大戦と言っても過言ではない

まず塚目が、杜碩氏の四間飛車に対し最近連採の棒金戦法で挑むも早々と投了。相澤みたいだなぁ・・。

そして長谷川氏が勝つも、

春樹氏がリンリン氏にあひゃり。

さらに東北学生名人星宮も柳谷氏の攻めを切らすことが出来ず黒星宮。

僕は、初田氏に優勢になるもいつもの様に爆裂的手順へ突入し逆転。
しかしその後にこちらのミスを上回る極上の爆裂的手順に初田氏が飛び込んでくれて激闘にピリオドが打たれた。

結局チームは2-3で負け。
思わず黒星宮の方をちらりと見た。

四回戦は室蘭工業大学。
上から阿部、星宮、小野寺、長谷川、塚目。

長谷川は18時からビジュアル系ロックバンド「ジャンヌ・ダルク」のライブに行く用事があったので持ち時間を殆ど使わず相手を瞬殺。

して感想戦を放棄しさっさとライブに行ってしまった。

僕はというと学名全国4位のSI藤氏にかなり優勢だったので、心の中で笑いながら長谷川氏の行動を見ていた。

しかしそれが悲劇の始まりで唯一ノータイムで指した手が大問題、局面は一気に深刻に・・。

そのころ塚目は不利な将棋を会津より相澤神のパワーを貰い、

相手に成れないところで銀を成らせ反則勝ち!

今日の塚目は、本当に相澤チックである。

そしてココは勝つだろうと計算していた星宮もまさかのあひゃり。

チームは2-2で残るは僕の将棋。
しかしSI藤氏の六段はゆっくりあるんじゃねーかという終盤に手も足も出ず投了。

チームは2-3で負け、一日目は通算2勝2敗。

しかも二日目は関東勢との連戦が待っていてみんなゲルゲル言っていた(言ってないか)。

ジャンヌのライブが終わった長谷川に結果を報告すると「信じられない」という顔をしていた。

僕はチームを見捨てて、ビジュアル系ロックバンドのライブに行った君が信じられないよ(笑)。

□2015年8月16日 大会2日目
大会は、二日目に突入。

僕は、二日間で合計5時間しか寝ていなく、下を向くと屋上からズコーンと落ちる感覚に襲われる。

さらに長谷川から遅刻するので時計を押しといてくれという電話が来てかなりゲル。

しかし実際は15分前に会場に入ることができて万事休す。

5回戦は関東選抜Ⅱ
理事長春樹氏の相手は、慶応のイケメン強豪I元氏。

春樹氏は、階が違う場所で行われている女流戦の運営もしなくてはいけなかった。
さらに震度6弱の地震があったりと、とても将棋に集中出来る状態では無かったと思う。

I元氏もそれを気遣って時計を中断してくれるなど(ハートもイケメン)、将棋に負けはしたが精神的に理事長も救われたと思う。

さて、僕の対戦相手は一手指すごとにノートに棋譜をとる方。

油断させる為のフェイクかと思ったが、なんとか彼のオリジナル戦法を咎めて完勝。

チームも4-1で勝利。

6回戦は、関東選抜I。
上から阿部、星宮、小野寺、長谷川、塚目。

星宮の相手は早稲田の強豪K崎氏で居飛車穴熊に対し四間飛車星宮システムを採用するも競り負け。感想戦ではシステム有望の変化も出たらしいが居飛車穴熊なので実戦的には難しい。詰みまで研究する必要があると思う。

僕は、相振りで駒組み勝ちから読みきりの一手勝ちへ。

そして長谷川、塚目が勝ち、小野寺が負け。
3-2で学院勝利。

今のとこ長谷川が全勝、僕と塚目が6勝1敗。

星宮が3勝3敗で勝ち越しを懸け試練の時を迎えた。

最終7回戦は、一橋大学。
上から…酒井さんを出す予定が帰宅していた(爆)。

急に長田に変更、以下阿部、星宮、長谷川、塚目と続く。

長田の相手は一橋のスーパーエース菊T氏でここはしょうがない。

星宮は、やや優勢ながら松尾穴熊の攻めを受けるというゲル的な将棋を勝ち、長谷川、塚目も勝利。

残る僕の将棋は勝てば準優勝、負けると(室蘭工大に勝ち星で並ぶも直接対決で負けているので)三位となってしまう大一番。

相手の濱N氏は今年の学名全国ベスト8・去年の東日本ベスト4の強豪。
相振りの将棋を奇跡的に優位に進めることができ、終盤入玉されるもダブル王手の筋で勝ちをもぎ取った。

4-1で学院が勝利!

初日2連敗したときは、超最悪だったがまさか準優勝できるとは思ってもみなかった。

犠打をタイミングよく放つなどまさにチームワークの勝利!

優勝は、東北選抜で柳谷氏と杜碩氏が全勝。
というか杜碩氏はもっと上で使うべきだろ・・。

学院大学は、長谷川・塚目を下で使い星を稼ぐプランが見事に決まった。

特に長谷川の全勝はエンペラータイムだった。
塚目の6勝1敗にも不満は無い、久しぶりに彼の底力を見たような気がする。
僕の6勝1敗も実力以上を発揮したと思う。
星宮の苦しんでの4勝3敗は今後のいい糧となったはず。

理事長と酒井氏は、チームプラン上どうにも相手が悪かったのだから仕方ない。

小野寺と長田は、本来相澤が居れば出れないはずだったが二人共2回ずつ出れて勉強になったと思う。この経験を生かして現1年生台頭期には、頑張ってもらいたい。

今大会東北勢が勝ちまくったがカラクリを明かすと関東のメンバーが例年に比べ箱根大会の影響で貧弱だった事に尽きる。

こんな大会で勝っても自慢にはならない・・はずがやけに嬉しかったりする。

勢いで参加しないはずの宴会に参加して喉を潰してしまった。
初めてリンリン氏と絡んだがオチのある話をしてくれて面白かった。

柳谷氏は、浴びるように酒を飲み、土下座芸を披露したりと爆裂していた。

あと、Y先輩から来た電話を初田氏に出させたのだが一体何を話したのでしょう(笑)・・。

二次会は、春樹と星宮で理事長推薦のあのコがいる「ゲル民」に行き3時まで飲んだ。

しかしヤバい店員が多くて本当にゲル民だった。

9月に行われる東京オル学も得意の5人制なのでキリンビバレッジ・この東日本に次いで入賞を狙いたい。

最後に「ジョーカー相澤氏が入れば学院大は果たして優勝は可能だったのか?」を今後の検討課題として筆を置きます(笑)。

 ♪しびれた夢ならここにある~♪

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あべしん

・アマ五段(県竜王戦優勝)の四間飛車党
・中学、高校、大学、社会人で県優勝
 →全国大会出場
・地元紙で将棋の観戦記を書いてます
・連絡先→kouteipengin6@gmail.com

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