◎ 32銀型四間vs37角型
開始日時:1972/10/07
持ち時間:1時間
棋戦:若獅子戦
戦型:四間飛車
場所:関西将棋会館
手合割:香落ち
下手:中田章道
上手:青木 清
手数----指手---------消費時間--
*棋戦詳細:第2回若獅子戦関西トーナメント決勝
*「中田章道1級」vs「青木 清三段」
現代の目から見るとすでに居飛車に主張点が無い。
33角のラインが厳しく王様をこれ以上堅く囲えないのがつらい。
振り飛車は32の銀を活用していけば自然と良くなりそう。
しょうがないから下手が仕掛けたという印象。
上図から基本に忠実なカウンターがさく裂します。
以下、同歩、同香、35歩!!、同歩、36歩、26角、55歩であひゃ。
端と中央では攻めている所が違う~~。
左香落ちって香落ちを咎めないといけないけどあんまり意識して咎めようとすると局面のバランス感覚とか見失いそうになりますよね。しかも別に悪くないのに左香を咎める展開にならないと「あ~~咎めていない将棋にしちゃった~~」と気分的に1本取られた感じになります。
そこらへんの駆け引きも面白いですね。
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◎上手四間43銀型vs棒銀
開始日時:2011/12/09 12:06:52
終了日時:2011/12/09 12:17:01
手合割:香落ち
下手:星田雅弘
上手:柵木幹太
手数----指手---------消費時間--
*関西奨励会 12月第1例会 (平成23年12月4日)
*下手:星田雅弘4級-上手:柵木幹太3級 (香落)
*解説:矢倉規広六段
下手57銀左急戦に上手の43銀はなかなかのチャレンジャーである。
四間飛車の急戦対策で1手使って12香車と上がる待ち方がある。
最初から香車がいないのは、メリットなのかデメリットなのか。
進んで下図。
端がなぁぁぁぁぁ。
端を徹底的に狙われるのが痛いですね~~(>_<)
だから左香車落ちの四間はこの変化にしないで32銀型で45ポンの将棋にするっていう説もある。
進んで下図。
今、持ち駒の銀を打ちました\(^o^)/
ものすごい勝負手です。
以下、進んで下図。
苦しいながらも駒損を回復して勝負形になったと思います。
舟囲いはこれだからな~~~。
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◎引き角+a
開始日時:1652/00/00
棋戦:その他の棋戦
戦型:四間飛車
手合割:香落ち
下手:檜垣是安
上手:初代伊藤宗看
こっから下手どう指すんやろかと思っていたら・・・
以下17香!!、62金上、18飛車!!
すごいね。ここまで徹底して狙うものなのか!笑
以下、12飛車、15歩!、同歩、24歩!、同角、同角、同歩、15香。
洗練された手順\(^o^)/
大成功すぎる・・・。
そっから進んで下図。
必勝だわ。一方的に竜と馬作ればさすがに必勝。
まぁ、何が悪かったのかなと、考えるとやはり上手の陣形ですね。
美濃や高美濃だったら1筋をいじられても最後は5筋から反撃する勝負手があるのでなんとかなるけどこれはモロにくらっちまったな。ちなみに上図でようやく73桂と跳ねるのだが時すでに遅し。
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