忙しくて将棋をする時間がない。
将棋大会=練習=本番という悪循環ゾーンに入りつつある。
□11/3 朝日アマ名人戦
⏰8時00分
山大方面へH口くんを迎えに行く。
そこから朝日アマの会場になっている天童北部公民館へ。
⏰8時45分
O泉顧問、I井会長、S井会計、とっしー幹事長、あべしん&H口君と会場設営。
⏰9時30分 受付
S井会計ととっしー幹事長で行う。
受付って結構大変っすよね、お釣りが分からなくなるんですよ。
10/22アマ王将で私受付したんですがね、参加費1500円。
2000円なら500円、5000円なら3500円、10,000円なら8500円までは事前に考えていました。しかし実際は、5,500円・10,500円を出されたりする程度でフリーズ。私は公文式に通っていたんですが、親の教育大失敗だお~^^
当初の見込みより人数が来たたため、追加でテーブル2本を出す。
S藤Y介氏やH口くんに再び手伝ってもらいました~。
受付の朝は忙しい。
申し込みを締め切ったあとは、対戦表(A3用紙)に、番号順並べた対戦カードを貼っていく。細かい作業が苦手な人には向かないっすね。
□本日のY島さん
いや~~来ちゃったね。
将棋大会会場に、
ファッションの秋🍂
来ちゃったね~~。
今日のポイントはやっぱり、
モノクロの世界 に咲く彼岸花🌻のスカートですか?
↓
い
い
え
・
・
ひ〇のベア~です🐻👅!!
ふはははは(笑)
これはさすがに笑ってしまった。
前日、私は疲れすぎて「ひょっこりはん」の動画を見ていた。
Y島さんの芸はそれに近いものを感じる。
□抽選
今年は、支部名・県名人・選手権・竜王戦とことごとく内陸地区予選で敗れたので、地区予選をすっ飛ばしていきなり県大会の朝日アマはうれしい。この抽選さえうまく乗り切ればベスト4いけちゃうぜ!
そんでどういう大会方式かというと…
AとBブロックに分けてスイス式で4局。
2名ずつが決勝トーナメントへ進出する。
N川七段と同じブロックになるかどうかが焦点。
結果‥
【Aブロック】
あべしん
T野全国イオン4位
S藤Y介氏(元北信越学名&王将・全国オル学8)
おのdくん(県選手権4位)
N川七段 ←!!
N須くん(山大レギュラー)
H口五段(山大・福島で4回県優勝)
M着くん(全国中学名人戦8)
Y田くん(山大院・県選手権&赤旗2位)
K野元県名人
ほまみー県赤旗名人
\(^o^)/
【Bブロック】
東北大M本氏(全国中学名人)
M浦県2冠王
清Nくん(全中&高校新人2位)
A井くん(全中3位)
O野県名人
M子五段
BブロックはN川七段がいないが、県トップクラスの終盤自慢が揃ったなぁという感じである。思う存分気が済むまで殴り合ってもらいたい。
□1回戦 vs K村くん(山大)
将棋を覚えて1年と聞いてびっくり、それにしては形が出来ている。
あべしん勝ち。
□2回戦 vs S藤Y介さん(数学教師)
全国高校竜王&全国オール学生ベスト8+元北信越学生名人&王将。ここにいるほとんどの参加者よりも実績は上回っている。公立高勤務+子育てで将棋なんてやっている暇はないが毎月『将棋世界』を読むという勉強をしている。1回戦でT野全国イオン4位に勝ち。
後手が私。
以下△19香成は次に△18飛成としても効果が薄いので指しにくい。
でも本局は最後まで飛車が遊んだのでそう指すべきだったかな~。
本譜は上図以下△95歩と端だけで決めにいった。
進んで下図。
以下△58銀▲99飛△67銀成▲同銀△57と
なんかドンくさい攻めではあるが、悪くはないでしょうと。
上図以下▲78銀△76桂
進んで下図。
ここは△74銀打と一枚足して盤石。
これが密かに△85銀を狙っていて決め手級。
以下▲73桂成△同馬▲76金
以下△84桂▲同銀△同馬
8五の地点をこじあけて後手勝ちになった。
これはS藤氏の力が発揮できない将棋だったと思う。
□お昼ご飯
天童の大会でよく出るカレー。
写真は無いけど、Y口さん(山形支部)から柿とモロキュウ🥒もふるまわれた。
下は、S井さんの干し柿。
ポテトチップスみたいに片手で食べられるのが特徴。ありそうでなかったスイーツです!
じゅるり…。
□3回戦 vs N川七段
ついに当たった~。
後手が私。
以下△13桂▲48角(感触が良い手を指されてしまった)△54歩▲57角△46歩(悪手)▲37歩
※△13桂は△25飛▲同飛△同桂▲41飛があるので飛車交換を狙ったわけではない。どこかで端攻めに使う1歩を補充するために跳ねた。
はっきり悪くしたと思った。そうかここで▲37歩と受けるのか。
上図以下△55歩▲46角△34飛▲55銀
攻めているはずが反動を利用されて居飛車に手を作られてしまった。
以下泣く泣く△42角。
次に△54歩の狙いがあるので上図以下▲68角と引きそこで△33角
以下▲56歩△54銀▲46銀
ここですごい錯覚があった。
以下△65歩▲35銀で飛車が死ぬのは分かっていたが次に角まで取られるのをうっかりした。もうしょうがないので、
以下△66歩▲34銀△67歩成▲33銀不成△68と▲同飛△57角
この△57角は粘りに行っている感じ。
以下▲64歩△62金引▲58飛△75角成
以下▲51飛△64馬▲11飛成(香を拾われて端攻めが緩和されてしまい辛い)△96歩▲同歩△97歩▲同香
ここで△85桂は▲98香と取ったばかりの香を打たれてなんだかな~って気分。
そこで上図以下△25桂と1歩を補充。
実戦的に嫌な手渡しなのではないかと思ったがここからのN川七段の将棋のつくりが別次元でした。以下▲28飛△24歩▲46角△55歩
▲28飛も▲46角も当初は意味が分からなかったがこの後はっきりする。
上図以下▲24銀成!!
N川七段「すごいビジュアルの手」
私「え、、銀はそっちにいくの~?」と焦った。
しかしここで有効な手が後手に無いんですね~~
▲24銀成で次に▲25飛を見せられて後手がかなり忙しくなった。
以下△85桂(指したくない手)▲98香打(待ってました)△97桂成▲同香△85歩(N川さんから力のこもった手つきだったと言われたw)▲25飛
いや~この局面、一瞬後手勝っているかも?と思ったがとんでもない錯覚だった。
以下△86歩▲同歩△65馬▲87桂△76金
以下▲55歩△87金△54歩で…
( ゚Д゚)ギャースッ!!!!
▲54歩がまずもって王手になることに気づいておらず▲54歩に代えて▲87同銀の一手だろと読んでいたというオチ。しかも▲25飛が馬とりにもなっており最悪すぎる結末になって投了。
N川七段の▲46角→そっぽの▲24銀成→▲25飛の組みたてがえぐすぎました。
大差負け~。
□4回戦 vsM浦HRTくん(県高校新人2位)
3回戦を終わって全勝対決は、N川七段vsY田くん。
M浦くんは3連勝であるが全勝者が他にいないので2-1の私とである。
M浦くんは1回戦で私と同じ四間飛車党のほまみーくんにも勝っておりマジか~という感じ。
私の四間飛車にM浦くんは攻撃的な仕掛け、良くしにいこうという意思を感じた。
受け間違えると一気に持っていかれそうな変化もあったが、そこをクリアして勝つことができた。
なんとか3-1でフィニッシュ。
N川七段がY田くんに勝ってAブロック全勝で決勝Tへ。
3-1が6名いてここからひとりが決勝Tにいける。
Y田くん「どうでしたか?」
あべしん「え、勝ったけど」
Y田くん「ありがとうございまーっす(^_-)-☆あべしんさんのおかげで俺が決勝トーナメントに行っけま~す!☆彡」
( ゚Д゚)
□スイス式の組み合わせを作るのは経験値必要
どんな風に熟練のスイス式職人とっしー幹事長が対戦表を作るのか見ていたけど…
とてもじゃないけどこの動きは真似できないと思いました。
上下に頭を動かし、何かを数えて、間違わないようにやっている。
私は見るポイントも分からないし、見てもマーカーで線引かないと直前にどこを見ていたのかすら記憶があいまいになる自信さえある!
きっと、とっしー氏は最善の手順を体が覚えているんだろうなぁ…。
このスイス式対戦表作成業務は、学校でもケアレスミスが鬼のように多かった私には絶対ヤバいと思う。県連でお金を出して私をスイスに留学させてほしいよ、本場スイスでスイス式の表のつくり方を学びたいです。
□トーナメント&順位決定戦進出者
Aブロック
・4戦全勝…N川七段←決勝Tへ
・3勝1敗…Y田くん、H口くん、あべしん、M浦HRTくん、ほまみーくん、N須くん。
Y田くん←決勝Tへ
H口くん・あべしんが順位決定戦へ。
Bブロック
・4戦全勝…東北大M本Nくん&O野くん ←決勝Tへ
・3勝1敗…清Nくん、M子Yくん、A井くん、MR子さん。
A井くん・MR子Yくんが順位決定戦へ。
順位決定戦は削られる…。
ただ本番の職場団体対抗戦が11/5に控えているので、実戦不足解消のためにそれなりに頑張って指すことにした。
□5位決定トーナメント1回戦 vsA井くん
先手が私。どうやっても詰まないと楽観していた。
以下
・単に▲89王は詰むんですね\(^o^)/家に帰って気づいた。
・本譜は運よく▲同銀△同銀成▲89王を選んだので勝ち。
□5位決定戦 vsH口五段(山大)
YouTubeで流行っている作戦をされた。
はじめてそれの対策を考えることになった。
めちゃくちゃ違和感を感じる作戦だな~って思い、序盤から激烈に動いたという将棋。
YouTubeのハメ戦法って画面越しに脳死状態で見て、脳死状態でソフトにかけて検討するから良くないよな~。
後手が私。
ここは勝ちを確信していた。しかし以下△34王と逃げたら▲43角で頓死。
アホすぎるとしか言いようがない。初心者かよと。
再掲下図。
以下△14王でしたね。
これなら王手がかからない。
以下△24王▲35角△14王▲16歩は感想戦で検討された。
リアル感想戦ではここから後手がどう勝つのか分からず。
ソフトに聞くと以下△45桂打▲28王△26歩!を指摘。
これはすごいですね。以下▲同歩△27歩▲同玉△49角が神の一手。
以下▲同金△37金▲17王△28銀▲18王△22金
なるほどすぎる。
はぁ~、終盤に課題が残る将棋だったが、この将棋はユーチューブ作戦の対策を自力で見つけることが出来たので内容は満足でした。H口くんに感謝。
最近、良い内容の将棋を指しているなぁ~と自分自身感じることが増えた。特に研究しているわけではないけどね。ソフトの評価値暗記で指して勝っても「これは別に俺の実力じゃないからな」と思うんだよなぁ。自分の頭で考えて、自分の感覚で指しているからこそ充実感がついてくるのかもしれない。
□準決勝
東北大M本くん●vs N川七段〇
O野県名人〇 vs Y田くん●
□決勝
N川七段〇 vs O野県名人●
□成績発表
1位 N川七段
2位 O野県名人(山大2)
3位 M本Nくん (東北大1)
4位 Y田くん (山大M1)
5位 H口くん(山大1)
6位 あべしん
7位 A井くん(中2)
8位 MR子Yくん(小3)←小3です。
N川七段に言われて気づいたのだが入賞者最年長が私で2番目がN川七段…。最年少は小3!この大会は同じ3-1でも強い相手と当たりまくっている人とそうでない人の差が激しいと感じる。でもまぁ、運でもまぐれでも表彰台に立つことが大事。そこから勘違いして伸びるきっかけになるから。この経験はMR子倉敷低学年王将にとってかけがえのないものとなるだろう。
賞品↓
柿はY口さんの家でとれたもの!
スーパーで売っている柿と遜色ない味でした。
□撤収作業は大変どころの話ではない
大会終わって会場撤収。
テーブルやイス、盤駒の運搬は肉体労働!、大変です。
多くの方に手伝っていただきました。
そして誰もいなくなった会場、忘れ物が…。
\(^o^)/ 私の車に無理矢理詰め込む。
そのあと、S井さんととっしー幹事長に遅れて天童交流室へ。
H口くんも盤駒収納を手伝ってくれました。番号順に、丁寧に丁寧にしまっていく・・・。これはもう、大変すぎるんよ…。早く帰りたいよなぁ。
外では、S井さんが大会会場で出た弁当のゴミ袋を、担ぎながら運んでいていました。
これは…( ゚Д゚)
少なくとも大会会場~交流室まで、弁当が詰まったゴミ袋を車で運んだことになる。
こういう光景を若い人が見て、自分もやりたいと思えるかどうか。
※2023年11月8日23時52分
S井さんから予想通り自ら進んでやっていると連絡ありました。分かってはいましたが、S井さんはそういう人なんですよね…。
自分の車で運びたいか? 車痛むし、ガソリン食うし、汚れるぞ~。
それに君たち若い人の時間は貴重だよな~?
ー 私の昔の思い出がフラシュバックした ー
昔昔、支部例会参加者の昼飯の牛丼をすき家まで買いに行かされました。そのあと、会場で食べたゴミをさも当然のように私に預けられて、家までそのゴミ袋を運んだことがありましたね。
車はひどい匂いがしたね。
若い人がそんなのやるわけないっすよね。
支部に人が集まらない、手伝いたがらないって…そりゃそうだろ!
若い人が入りにくい空気を自分達が作っているんよ。
奴隷を募集しても来るわけがない。
ちなみに、これの解決策は、金、マネー。
「そういう仕事」ってことで「それ相応のお金」をやればいいんですよ。
みんながやりたがらないめんどくさい仕事に、お金を入れるべき。
ボランティアは論外、お小遣いではなく、相応の報酬を出さないと未来はないなと思いました。
アマ王将で久々に会った他県の若い人に「君のとこの県連はどう?」って聞いたら「県連事務局に入ったら終わりっすね」と言っていた。それはもう昔の私と同じなのよ。若い人にとって県連事務局=貧乏くじなのよね。
□今年の順位が決まりました

M浦くんが前半の貯金で1位、中学生グランドチャンピオンは今後無いと思う。O野くんが4大会で入賞と安定感をみせた。
ちなみにこれ↓2014年の小学生名人戦の結果(優勝は、ぱるる)。
O野県名人が初級の部に出場している!!
さすがに棋力詐称でしょう!と本人に確認したら、天童教室に通って1カ月だったらしい(笑)。
小5で将棋はじめて、今はここにいるほとんどのメンバーをごぼう抜きしてしまったのか!?
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