□1譜 8/11(金) 猫の道場
(第一次)ほまみー時代が終わっていく…。
学生時代はあんなに強かったのになぁ。
社会人になって心配事が増えたのだろう。
しかしそんな事情はお構いなしに、
10代が今がチャンスとばかりに前へ出ようとしてきている。
盛者必衰の理。
もちろん鴨長明「方丈記」を聴きながら。
東北研修会から吹く風も、いずれおさまるだろう。
そうした、パワーの浮き沈みがまた美しい。
最近、県棋界おもしろいな~という視点で見ています。
ねこの道場(中の口将棋センター)について。
土岐田道場へ行く前はそこに通っていた。
猫が主人のためにねずみ・小鳥を狩ってくる事もあった(笑)
あの猫かわいかったな~テーブルで指しているとき足元にくるんだぜ。
ちなみに猫の道場にはW辺Kさんも来ていたね。
□2譜 8/12(土) ディープな世界
「争点がないのに右四間をする」は将棋知っている人には面白いと思う。
でもね~、
8/10のあべしん道場でM浦くんが「県外の某氏は、争点がないのに右四間をする」と言っていたんだよなぁ。笑
「その表現、2日後の山新にも載ってるぞ」と心の中で思った。
ほまみー君の棒銀対策は新構想ですね。
「振り飛車には角交換」を狙えと居飛車は教わったはずなのに、振り飛車から角交換を狙っていくというね。ソフトが無い時代にこの構想をやったら偉い人から「論外」と言われていたかもしれないね。我々はプロではないけど地元紙に研究を発表できる機会をもらえるのはうれしいよね。いちお記録に残るので。
プロの新手新構想には「升田幸三賞」があるけど、山形限定で「あべしん賞」ってのを作ろうか?笑
□3譜 8/15(月) 新しい棒銀対策
四間飛車マニアにとって神回では(笑)。
とはいえ、別にこれやったからと言って勝ちやすくなるわけではないという。
四間飛車ってどの戦型もそうなんだけど、工夫してようやく互角だからね。
序盤で圧倒的優勢とかにはならない~。
□4譜 8/16(火)秒読みのヒーロー
中学時代はK沼TMKさん怖いもの知らずだった。
アマ名人の地区予選とかレーティング選手権に出てきていたからね(笑)!
酒田の四間飛車党は、S谷さんの必殺戦法をくらって、W辺Kさんの居飛車穴熊をくらって成長するまでがセット。そのルートを辿りつつあって不覚にもウケた。
記録をとりながら、この将棋はS谷さんがあと1手好手を指せば勝ちだな~と思っていた。いわゆる踏み込む手。とはいえ▲67銀と厚みを作ったのでじわじわいきたい手の流れというのも理解できる。
ただ、さすがほまみー君だった。完封負けと思わせて馬を引きつける手を用意していたなんて~。これには私も目が覚めたネ。
まさに起死回生の一手、「ホンマミーア( ゚Д゚)」と叫んでしまった。
□5譜 8/17 (水)仕事は大変
28秒まできっちり考えて指すところにS谷さんの真面目さが伺える。
しかし勝ち味がほぼないので反省の時間なのだろうか。
記録をとっているとなんとなく対局者の心境が分かるので胸が痛い。
勝ったほまみー君、本局に勝つという仕事はしたが、結局予選敗退。
「仕事は大変だよ」
いや~、ため息が出るね。
S谷さんには社会人選手の生き残りとしてこれからも将棋を続けてもらいたい。
ほまみー君も今後、将棋やりたくてもそれどころではない状況が多く訪れると思うので、まぁガチにならずに。ガチになると「俺の力はこんなものではない」と将棋辞めちゃう人結構いるから、楽しみながら続けてほしいね~。
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