該当記事→県連HPに載せるべく山新さんに許可申請中です。
東北六県大会へ出場するM浦くん(中2)・清Nくん(高2)・ねこPくん(高3)の特集記事です。
東北六県大会山形代表が全員高校生以下というのはこれまでなかった話。
フレッシュな選手達の素顔や意気込みに迫る。
こういう希望のある記事が将来的に普及へ繋がる~。
場所は、M着さんのお寺を借りて行いましたm(_ _)m
6/16(金)、あべしん道場で、東北研修会云々の取材がありM浦くんが来てくれたのでついでに取材を。清NくんとねこPくんはテストで来れず。
6/23(金)、あべしん道場に清NくんとねこPくんが来たのでここで取材。
□新聞記事タイトル「黄金世代~挑む東北V~」
記者は、東北高校新人戦の取材記事で「☖全国大会で王となれ」という神タイトルをつけたことに定評があるが、この記事もまたすげぇ。
「黄金世代~挑む東北V~」
『キャプテン翼⚽』もびっくりのアツさだ。
将棋もこういう要素を待っていた!
素晴らしいタイトルである。
↓
下へ行くと…
迫力ある3人の写真が、ドン→ドン→ドン!と並んでおり、『将棋世界』みたいになっている!
このような「見出しタイトル×写真」の構図って山新の将棋記事では今まで無かったような気がして新鮮。
新たな読者層が開拓できそうと思った。
↓
記事内の文章は、継続的に取材をしていないと書けない内容である。
具体的に、
2023M浦くんと2022ねこPくんの県選手権優勝、清N君の2023全国高校新人戦2位の記事は全てこの記者の方が取材をしている。信頼関係が出来た中での取材だった。
大変素晴らしい記事だったと思う。
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記事について補足します!
今大会、山形代表のポイントは、最強世代の合流である。
【黄金世代】
・T橋D氏(奨励会)
・東北大M本氏(全国中学生名人)
・中央大I泉氏(2022東北六県大会副将戦2位)
・山形大N須氏(東北高校新人戦2位)
・新潟大K谷氏(中学選抜&山東団体代表)
~コロナ禍で苦難~
↓1歳下
・高3ねこP少年(全国中学選抜4位&2022県選手権者)
↓2個下
・高2清Nくん (小・中・高で全国入賞)
上記のメンバーは山大OBのY田君の呼びかけで天童将棋交流室で水曜日の放課後に集まって研究会をしていたメンバー。昨年亡くなったH輪先生の使徒達とも言える。
この世代の特徴は、互いに高め合い、下に技が伝承されているという点。
これまで突然変異で単独で全国入賞する者はいたが、世代として強いのは初めてか。
黄金世代の弟→清Nくんもそれを分かっており、先輩方に勝って県高校竜王を獲ったさいも、リスペクトするコメントを残している。
↓
この黄金世代の後は、高1M着君が頭角を現すが、団体芸の観点から考えるとインパクトがない。
↓
【プラチナ世代】
・小6でT野くん(小6)が東地区支部対抗戦で優勝(先鋒)
・小5でA達くん(小6・天童→東京)が2022全国イオン優勝
・小6でK沼くん(中1)が奨励会試験合格
・小6でT橋HRKくん(中1)が2022全国イオン3位&2022県赤旗2位
・中1でA井くん(中2)が2022県赤旗名人優勝
・中2でM浦くん(中2)が県選手権&県最強戦優勝
発生しすぎである、強い子達が。
黄金世代は、全国入賞はあるが大人に混じって県大会優勝は少ない。
しかしプラチナ世代のA井くんとM浦くんはそれをやってのけた、しかも史上最年少記録で!めちゃくちゃ強い世代が来てしまったという印象。
※コロナ渦で大人がやる気をなくしたまま大会に出場&引退という側面も考えられる。
この世代の特徴は、上達法について選択肢が多いという点。
天童プロ棋士育成事業、東北研修会、師匠を持つ、あえてシンプルに勉強、あべしん道場、オンラインなんちゃらなど選択肢が黄金世代よりも多い。
したがって、飛躍の要因は必ずしも1つの要素に絞られない。
(新聞では簡潔に要因はコレ!って書くけどね)
何をやっても、どんなに素晴らしい先生に習っても、お金をかけても、結局は結果が出た勉強法が正解なので、合理的な判断ができる親の介入が大事である。
ただしこのプラチナ世代が伸びたのは勉強法云々だけではなく、根底に強烈なライバル意識があったという点がある。そこでお互いを高め合った。
※余談
これはもうどうしようもない話だが、世代にライバルがいないと死ぬほど頑張らなくても代表になれるので、将棋に厳しさが見られないということもある。
あべしん道場では世代のエース同士を戦わせて現実を知ってもらっている。
勝っても「この子、やべぇ」と思えば、さらに強くならねばと思う。
自分の時代は、世代の代表同士対局するなんてことはなくて、ちょっとモヤモヤしていた。
【東北六県大会は最強世代の共闘】
六県大会の本県代表は、最後の黄金世代である清Nくん・プラチナ世代最強のM浦くん・それを束ねる黄金世代中間管理職のねこPくんとバランスの良いメンバーになった。
そういえば黄金世代は個人戦としては強いが、団体戦としての共闘はあまりないよね。
・全国高校選手権は、
2021年 山形東高(M本・ねこP・K谷)でベスト16。
2022年 寒河江高(I泉・清N・T)でベスト16。
→ベスト8入賞ならず。
・支部対抗戦は彼らが団体戦ではなく支部名人戦(個人戦)を選ぶので黄金チーム実現せず。
・東北六県大会…2022I泉くんのみ山形代表として出場。
H輪先生としては、黄金世代が団体を組んで活躍する姿を見たかったのではないか。
H輪先生は監督して並々ならぬ情熱をこの大会に注いでいたからなぁ。
そうこうしているうちに次の世代のプラチナが来た!
今年の東北六県大会は、最強世代の合流。
どこまでいけるか見てみたい!
取材中にすごいな~と思ったことをひとつ。
記事にも書いてあるが、
M浦くん「強い人と指せるのが楽しみ」
清Nくんが「わくわくする気持ちが強い」
これ聞いたとき思わず「はぁ?マジで言ってんのか」と突っ込み入れてしまった。私クラスの老兵になると基本的に強い人と指したくないんですよ(笑)、負けると「そこ負けるか~」と責任問題についても考えなきゃいけないし。
彼らは純粋に「強い人と指したい」と思っているのでメンタルが無敵すぎる。
ねこPくんもそんな時代はあったはずだが今大会は17才で最年長になってしまい心中察する(笑)。
決めポーズを模索中。
別に対局後にガッツポーズをするわけではないのに「ガッツポーズは色んな理由で勘弁~」と言い出す子ども達。この記事には若者の勢いが必要なんだが~(笑)。
誰かが、「将棋=ガッツボーズはマナー違反!」と言い出す可能性があるのでそこに配慮したのかな? てか、君たちは一体何と戦っているんだ?笑 今は子どもが大衆に気をつかう時代。
というわけで、こんな感じになりました。
ねこP「がんばるぞ~」
↓
「お~~('◇')ゞ!」
↓
団体戦はチームワークが良くないとただの個人戦になる。
最強戦の1位~3位で編成される東北六県大会代表は勝とうが負けようが個人としてはノーダメージなのでモチベーションがなかなか上がらないって人もいる。
そんな時に頑張れる要素は何かっていうと…
絆
ですね。
県のために頑張るとかではなく、絆のために頑張るの方が理由としては強い。
(そんなコメント出したら怒られるが)
したがって、苦しくなったらあべしん道場に集まって、
こんなバカなことしたなぁ(; ・`д・´)…と、
思い出してください。
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大会結果速報については、
H輪先生が県連HPに特設ページを設けて
例年、細かく更新していました。
これは山形チームとして山形新聞社さんに同行しているからです。
私は同行しないので、速報は無理ですm(__)m
そして下記の画像は、昨年H輪先生が書き残したメッセージ。
来年(つまり今年)秋田でのリベンジを期待しているそうですよ^^
見ていると思います!
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