□0譜
生前H輪先生が「この大会については記録係に観戦記を書いてもらう」と言っていた。
そしたらH輪先生が亡くなってしまい色々と事情が変わった。
その後配布された「観戦記執筆者予定表」を見たら先鋒戦に私の名前があった。
おおおお~~~?笑
大将戦の自戦記ではなくあえて先鋒戦。
面白くなってまいりました(笑)
ところが・・・
2/12くらいから書こうと思ったんだけど、ブログでネタを出し尽くしたため書けない\(^o^)/
2/25、東京へPC持って行って新幹線とホテルで書こうと思ったらWordが開けなくて書けない\(^o^)/
そんなこんなで3月入ったら、大会参加や大会手伝いで土日がどんどん無くなって 焦ってきた。
これやらなきゃ~って状態を1カ月くらい維持するとメンタル的によくないね。
そして、ようやく書き出したのはいいけど、思っていたより難しい。
まずどんなテーマというか色で書こうかなと思った時、「華やかさ」と「コミカルさ」を全面に出した観戦記にしようと思った。
そんな感じの観戦記がこれです!
□1譜 猫好きのチーム
・まずは、プレッシャー☆catsのチーム名について説明する必要があると思った。なかなかない出発点。1譜に「猫」という単語がこんなに乱れ出てくる観戦記も珍しい🐭😺🙀🐈🐈🐈。
・決勝決まって「やべっ」となり会場で焦ってトーチカ対策をはじめる黒沼2級面白い。それに絡んでくる敵チーム大将S木五段(しかもアドバイスしてるし!)。プラス対局相手の清N君も後ろから見てるしでもはや対策になっていない光景が個人的に面白かった。
・トーチカの話題
↓
「ここは寒河江STの統治下(トーチカ)かい」
このツッコミはここまでのわけわからない展開全てに対して。
なので、バシーンッと大きな音がしそう。もちろん頭を叩かれるのはK沼6級(理不尽)!
・「~~~、その前髪は決まっていた。」
ア
ニ
メ 柱 👧!
□2譜 うちの先鋒
・清N 初段(さがえST)のイニシャルがSTで良かった(笑)。
そのまま次の段落でSTと書いて清N初段を指す。
嵐のまつじゅんがMJみたいな感じ。
・K沼2級が
①将棋にひたむきな点
と
②盤外でも面白い点をあえて段落2つで伝えてみた。
ちなみに仮にK沼2級が男だったら1段落で①②をまとめますね。ここらへんは感覚的な話ですがね~分かる人は分かると思う。
・文中「スターキャッツ」。これは☆catsの読み方が分からんって人もいると思うのでここで答えを出しておきました。
・「放課後職員室に来て下さい」案件 ←私の原稿では「」をあえてつけなかったんですよ。新聞では「」ついててあひゃ。
※私の原稿で「」つけなかった理由…3点
①「」は強調の意味もあるのでそこでいったん読者の目が止まるんですよ。それが嫌だった、サラッと読んでほしいんすよ、普段喋っているように。
➁「」をつけたことで、上からな感じがして嫌だった。
③女子選手は楽しみながら強くなろうという方針の子が多いので不要と思った。
※これが男子のM着くんとかA井くんなら「」当然つける、二重カギカッコまである。
なので、観戦記本文は「」をつけない状態で、サラッと普段喋っている感じで読んでくださいね。サラッとね。
・トーチカにダイヤモンド美濃で立ち向かう変化については、2003年発売の藤井猛著『四間飛車の急所1巻』233Pに実は結論が書いてある。
それによると
藤井先生「ダイヤモンド美濃は自然な組みかえなのだが、この場合は軽すぎる」。
( ゚Д゚)
△65歩と位を張った手の評価も実は書いてある。
藤井先生「△65歩はやや疑問で▲57角とむしろ引きたい局面ではお手伝いだ」。
( ゚Д゚)
さらに「四間飛車の急所」は凄い本で233PのA図の解説をみてほしい。
振り飛車が△44角~から捌くのは振り飛車無理と書いている。
で、それをもとに本譜の展開を考えてみよう。
なんと、△12香と上がった効果で233PのA図に記載された変化通り進めると▲11角成が空成りになる。K沼2級のプランはこの変化を逆手にとって用意してきた遠大なやつだった~
という話ならかっこよかった\(^o^)/
そういった経緯もあるので、
観戦記本文「△1二香の価値は急上昇」←これ、最後実は
急上昇↑
の↑があったのが削除されていた~~。まぁそこは別にいいけどね(笑)。
気分を表す矢印は採用されるのかということを山新校正に聞いてみた感じなので。
◎幻の最終段落
最終段落に
【 次 回 】ダイヤモンド美濃崩れます。
と書いて提出したのだが、山新に掲載されたのを見たらなんと…
段落ごと削除されていた\(^o^)/
そんなことある?w
さすがに言葉を失った。
それまでの軽微な修正は「まぁいいか」という感じだがひと段落まるごと吹っ飛ぶってあるのか!?(笑)
世界観が~~~/(^o^)\
ショック!!
問い合わせたら「文字数の関係」との返事が…。
第一段落目に 「怒涛の9連勝」って表現がありますよね。
そこに山新さんが(どとう)って読み仮名を5文字加えたんですよ。
それによって段落が押し出されて、最終段落が削除されたのかな(震え声)。
それにしても追加された5文字の読み仮名のために最終段落が削除されるって…力が抜けます。はぁぁぁ。
というわけでみなさん、
【次回】ダイヤモンド美濃崩れます。
を補って読んでください。
□3譜 黒猫と桜の花びら
・過去最高にエモいタイトル、ちょうど桜の季節に重なってよかった。
・「ダイヤモンド美濃は横からの攻めには堅いけど、上からの攻めには△63銀1枚だからめちゃくちゃ弱い」っていう現実について書きたかったけど真面目すぎるのでやめた。
・ 💎 評価値 -1000 ㌌ の 涙 💎
単に後手マイナス1000点と書くよりは楽し~い。
ちなみに原稿はカラットと書いた。個人的に㌌の方が好きだったのでこの修正はうれしい。
・「先手のトーチカ囲いは金銀財宝が眠る宝の山である」。
最初は宝の山じゃなくて宝箱にしたんだけどね、それだと話に広がりがなくなるのでやめました。
・「△33歩に代えて△76歩と冒険すれば」
↓
「77を起点に桂馬の数だけ金脈を攻める」
↓
この3つのキーワードがあって最後にゴールドラッシュが登場します。
「黒沼2級は、1848年以来のゴールドラッシュを逃した」とロマンあふれる感じで本当は書きたかった。しかしその年号が将棋と関係なさすぎて断念することになった(当たり前)。
・ゴールドラッシュではなく別のネタもあった。
本文の「77を起点に桂馬の数だけ金脈を攻める」を具体的に解説すると、△76に拠点作って△77に桂馬をぶちこめば、その数だけ金銀が手に入るってことを言いたかった。
桂馬⇆金銀
これをもっと膨らませていくと三角貿易の図式が出来上がる…ような?気がする。
しかし高1同士の観戦記にアヘン貿易(三角貿易)の概念を入れるのは本当に△(さんかく)なのでやめました。
・ゴールドラッシュは金をGETするのほかに格上の相手から金星を挙げるという意味もこめました。率直に「ゴールドラッシュからのゴールドスターを逃した」と書くことも考えた(笑)。でもゴールドスターって金星って意味じゃないよな。
・7段落目の 黒猫と桜の花びら
「黒猫」と「桜の花びら」、カッコで区切った方がマスクチャームは2つあって、それをK沼2級は重ね付けしているという事実が伝わると思った。
でも伝えたいのはマスクチャームが2つあることではないのでやめました。
黒猫と桜の花びら だけで1段落。
こうすることでデジャブ感をだしてみた。
タイトルの黒猫と桜の花びら~から6段落目までが将棋の話。
7段落目の黒猫と桜の花びら~から最終行までが異世界。
2つの世界があるのが、K沼2級!
・ちなみにこれ気づいた人いるかな?
2譜で「チームに華とネコ要素を与えてくれた。」って文章あったでしょ。
・華→🌸(桜の花びら)
・ と(and)
・ネコ要素→ 🐈 (黒猫)
最終行、「春はまだかとじゃれあっている」←白星まだか~の意\(^o^)/
□4譜 🐈 キャットタワー🙀😺🐭
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