【11】山形詰将棋 9手詰【K沼奨励会6級作】

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出題者:K沼6級(小6・関東奨励会6級)
一言:受信中…
あべしん「この詰将棋がどうやって出来上がったが考えるとおもしろい。たぶんこう(下図)。
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以下▲22金ビシッ( ゚Д゚)!!
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以下△13王「ラッキー♪さすが将棋ウォーズ!」
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( ゚Д゚)やべぇ!!っとなり問題図に至るって感じかな~(笑)。


【解答】








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開き王手の定番は▲32金だが、△14王▲26桂△25王の形が「桂先の王」で後手が相当詰まない形(金銀が大量にあれば詰み筋も生まれるが先手の持ち駒的にそれは読まない)。

▲12金→▲13角成は珍しい手順。王様を上に逃がした時にどう捕まえるかだが▲36角△同歩で無理矢理空間をあけるのはK沼6級らしいドロくさい趣。

私的に一番の発見は、▲36角に通常は△25歩と王様を広くされて詰まないのだが▲12金の力で▲13角成が実現して詰むという点である。実戦で居飛車党の盲点になりそうな筋だ。△56銀は習字の墨が跳ねちゃったのかと思った。

・A達くん(小5・2022全国イオン)
1分52秒
36角で無理矢理35の地点をこじ開けるという構想は僕はまだ出来ていないので、それを入れた詰将棋を作ってみたいです。

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あべしん

・アマ五段(県竜王戦優勝)の四間飛車党
・中学、高校、大学、社会人で県優勝
 →全国大会出場
・地元紙で将棋の観戦記を書いてます
・連絡先→kouteipengin6@gmail.com

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