下図以下、先手後手どっちが勝ちですか?という企画を下記リンク先で行った。
しかしここからまさかの展開。
昼休み、ねこP少からこんなLINEを送られてきた。
後手の持ち駒の歩が無いなら~って話をした始めた\(^o^)/
↑では後手の1歩を先手の持ち駒にしてねこP説を聞いてみよう。
では、ねこP手順を検証。まず▲92角。
以下△同玉は▲42飛成なので△同香でそこで▲83角
以下△85桂▲92角成△同玉
ここで△93歩と打つ歩が無いので堂々▲83香と攻め合ってどうかって話ね。
以下△93角
以下▲74歩△84角
この角が好手でやはり先手厳しいとねこP君が結論をだした。
再掲下図。
しかしここからT橋1級が▲42飛成を指摘。
以下△同金▲83銀△81王▲85銀
この局面をT橋1級は難解とみているとのこと。
というわけでT橋1級がこのあとの手順を調べてくれました。
以下△49角
以下▲76銀△同角成▲85桂打△71王
以下▲72桂成△同金▲82銀打
以下△62王▲72銀成
以下△53王▲64銀△43王▲55香
これで先手+500点。持ち駒に1歩ないと先手が良くなるんですね。
このあとは…
相入玉なったときに先手は点数で勝てるのだろうか。
う~~~ん、難しいっすね。
・A達くん感想(2022全国イオン・小5)
難解な手順がたくさんあり、凄く難しかったです。
持ち駒の角二枚を上手く使って玉の詰めろを防ぐには83角や92角しかないのですがその先がわかりませんでした。
もっと読めるようになりたいです。
今度から条件を変えて考えてみることもやってみます。
難問ありがとうございました。
【まとめ】
1つの課題に対して「仮に持ち駒無しなら」など条件を変えて学んでいくというのは効率が良い勉強法だと思います。それによって局面の理解が深まりますね。
解いて終わりではなく、これならどうか?と試す姿勢はまねしてもらいたいです。
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