東北高校将棋新人戦ってなんですか?
これ結構聞かれることありますね~。
調べても基本出てこないので普通に分からないですよね。
私も特に運営に携わっているわけではないですが知っている範囲で答えます。
・東北高校新人戦は2001年に始まった大会です。
・主催は不明。ちなみに2022年はこうでした。
宮城開催だからこれなのか↑、何なのかは不明です。
・参加者は?
各県新人戦の全国大会代表(上位2名)+前年度優勝県と準優勝県が(1名増)+開催県(2名増)を集めて、東北No1を決めます。
※コロナ前は各県5人+前年優勝と開催県が+1人だったようです。
・いつやってるの?
新人戦(高1・高2対象)の県予選が秋頃(2022年10~11月?)。東北新人戦はその年の12月半ば。全国大会は翌年(2023年1月)となります。
・この大会のメリットは?
よく聞かれる質問No1です。
別にこの大会で優勝しても全国大会へは行けませんよ!
あくまで全国高校新人戦へ行くのは県新人戦の上位2名です。
なのでaの参加者は優勝しても東北大会優勝止まりです。
じゃあなんだこの大会は?と思った方、
この大会は東北の高校新人王を決める大会です(笑)。
あと、実はもうひとつ。
2020年までこの大会は2日制開催だったんですよ。なので、あの…他県と夜にトランプしたり親睦をね(笑)。
・デメリットは?
知名度なさすぎるに尽きる。
主催に新聞社が入っていないので学校に報告してもスルーされがち。
この大会はもっとメディアで取り上げられても良いと思うんですよね…
東北六県大会取り上げるなら、東北ジュニア団体戦とりあげるならこっちもとり上げてほしいですねねぇ。
まあそもそも県高校新人戦がメディアに拾われないのでそっからなのかもしれませんが。
こんなにすごい大会なのにもったいない
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・実は男女とも全国優勝者が名を連ねる大会
東北を制するもの全国を制するの時期があったと思います(笑)
過去の偉大な優勝者についてふれていきます。
・2001年1月&12月大会で3位のS野さん(岩手)は全国高校竜王戦優勝。
・2003年2位のT目さん(宮城)は全国高校選手権ベスト4。
・2008年~2009年男子の部優勝のN川さん(現山形)は岩手代表で高校全冠制覇を達成。
・2009年男子の部2位はAS野さん(宮城)は全国高校竜王戦ベスト4。
・2009年男子の部3位は現在棋士編入試験を受けているK山さん(岩手)で2010年に優勝しています。
・2008年女子の部はK林さん(山形・2010年全国高校選手権ベスト4)が優勝しており山形から初めて立命へ行き学生女流名人戦2位を2回とった方です。
・2010~2011年女子の部はN田さん(現山形・宮城代表で2007&2008全国中学選抜選手権者・2012全国高校選手権者)が2連覇。
・2011年女子の部の準優勝者はOYM田さん(岩手・2010全国高校選手権者・2012全国高校新人王)。2010年~2011年で2位と3位のA部さん(山形)も2012年の全国高校新人戦で3位入賞とこのあたりの女子のレベルがえぐかった。
・2012年男子の部優勝のA部さん(宮城)は全国高校竜王戦ベスト4。
・2013年男子の部優勝はOKBさん(山形・全国高校選手権者・全国高校竜王戦2位)、棋士のOKB四段の兄。
・2015年~2016年男子の部優勝はK村さん(青森・2017年全国新人戦準優勝)、本出してますよね。
・2018年男子の部優勝のH本さん(岩手)は全国高校竜王戦優勝。
・2020年男子の部優勝H谷さん(宮城)と準優勝S原さん(宮城)は、同じ高校で全国高校選手権団体の部ベスト4。
・2021年男子の部優勝のM瀬さん(宮城)さんは、全国高校選手権&竜王戦ベスト4。
・2021年男子の部参加のK地さん(福島)は、2022年1月の全国高校新人戦優勝。
・2022年男子の部2位の清Nさん(山形)は、2023年の全国高校新人戦2位。
↑私が知らない全国ベスト4以上の記録もあると思うのでその時は教えてください。
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