特になんてこともない話なのだが、珍しく運営する側の話をしてみる。
◎手合いについて
今までは数年くらい、同じメンバーでやっていたので、次誰と誰が指すかってのはなんとなく決まっていた(笑)。
しかし、新しいメンバーが増えるとそうもいかなくなる。
そこで最初から、対戦表を作ったらどうかと思った。
もともと、17時45分~20時半でやっているので、全員と指すのは不可能。
そうであれば、
10分30秒→10分30秒→5分30秒→30秒の計4局に限定する。
講師と10分30秒+5分30or30秒の2局で当たるように設定する。
残り2局は、参加者対決。
あらかじめ対戦を決めておけば、次誰と当てるかを考えなくてよいので、時間短縮にもなる!
手合いは…誰と誰を当てるかが悩ましい。
いっつも指している人同士当ててもしょうがないし。
何かしらテーマをもって手合いを組むように私はしています。
M本さん(2021学生女流名人戦7位)vsY島さん(中学選抜女子代表・女流アマ名24)、このふたりは実は初手合い。今まであべしん道場でふたり居ることはあっても指す機会はなかったと思うので当ててみた。まぁ、30秒将棋だし、交流の意味もこめて。
対戦表を事前に公表することで、作戦を練ってきてもらう。持ち時間が少ない将棋なので作戦大事!これによって、少しは濃い将棋が指せるかなぁと思っている。
今まで、勝敗はつけていなかった…。
私も指しているので、把握する時間がなかった。
今回、対戦表を各テーブルに置いておいて、終わったら〇×つけといてって方式にした。それを最後に私が集約すれば良し。いちいち報告にこなくて良いシステム。
ただこの対戦表方式は、欠席が出ると崩壊する。
一番やばいのは講師に欠席が出ることで、講師の数が足りなくなり、2回当てるという法則も崩壊すること。きっちりやればやるほど、アクシデントに対応できなくなる部分が弱点なんだよなぁ。その時は、2面指しするしかない。
閉会後は、講師に1言2言、4局のコメントを作ってもらい私が集約。それを参加者に送るって感じにしてみた。あとは、どう活かすかっすね。
□道場感想
この日開催を決めたのは、イオン天童エリア予選(10/8)&イオン全国&東北研修会(10/9)&赤旗県大会(10/10)前の丁度良い日だったから。
講師陣に、つちやんと山大Y田くん&SS木くん&ON君を招く。
もしかして今の小学生って将棋体力ない?
集中力が2局目で切れている子や4局目で切れている子が多数いた。
10分30秒を2局→5分30秒→30秒で疲れるものなのか!?
もしかして、対戦表を作ったこと+勝敗が残ることによるプレッシャーか?笑
いずれにしても、大会はベストなコンディションで到底挑めないし、準決勝以降は疲弊も激しい。
集中力が切れたときにどうするかも課題。
今回30秒将棋ZONEで小学生達がヒソヒソ話をしながら感想戦をしていた。
とはいえ、20時15分過ぎていたし、特に注意もしなかった。
あそこでバカな話をしながら感想戦したよなっていうのは将来良い思い出になると思う。将棋を通じて、そういう交流が本来あって良いとは思う。ありすぎても困るが(笑)。
そしてもう一つ。
そういう時間が大切という一方で、本当に強い子は何をしているでしょう?
遊んでいただろうか?
正解は…強い人の将棋を見ていた…でした。
天童将棋交流室でも空き時間に漫画読んでる人と終盤の問題集を潰している人とでは差がついちゃったんじゃないの?笑
時間は平等。
17時45分~20時半。
空いた時間を、遊びに使うか、休憩に使うのか、貪欲に人の将棋を見に行くか、1問でも詰将棋を潰すか、あなた次第っす。
結局、将棋は競争なんで楽しい方(遊び)へいくと大体ダメですね。
ちなみにヒソヒソ話は、対局中の選手にとって絶好の修行の場になるので強い選手を余計強くしている説あると思うんですよ。そうやってどんどん余計に差が開く。
それで良ければこれからもどうぞ。
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