□1譜 先を見据えて
AとBブロックを2つに分けて3回指して2名ずつが準決勝へ進出という方式。
Aブロックに全国及び県大会優勝者常連が固まり、Bブロックは県優勝経験者1名という状態になった。
こういうチャンスをものにできるかが大事!!
Bブロック2連勝対決は、山大4年Y田くんvs中2M着君。
どちらもあべしん道場関係者なので複雑な心境…ではなく、すでにこの2人の予選通過は確定しているので私にとっては記録係のボーナスゲーム。
とはいえ、2人にとって1位で通過するか2位で通過するかは、向こうのブロックからN川七段が出てくる可能性大なので、かなり重要な問題。
そういう意味では消化試合ではないのだ。
一方、私は別の心配をしていた。
3、4位決定戦が…
またこのカードだったらどうしよう(爆)。
□2譜 矢倉志向の金無双
Y田くんのスゴイところは、ほまみー君が得意としている向かい飛車を、素直に認めて研究して指している点。
実は、私も向かい飛車は指すのだが、「山大の秘伝」系向かい飛車はノー研究。
でも研究しなくてもなんとかなるでしょって感じでM着君とA井君にたまに指すのだが勝率0割っすね(笑)。
必ず、空中分解する。ノー勉では難しすぎます!!
だからこれを使って、きちんと作戦勝ちできるY田くんやほまみー君は、相当に研究及び経験値を重ねたんだなと、分かります。
したがって、これを打ち破るには三間側もなんとなくでは無理という段階にきている。
向かい飛車vs三間について、M本君とも情報交換をしたことがあるが、「△44銀型はやめた」と言っていた。
やっぱそうなのか~(ま、私もとっくにやめてるけど)笑。
□3譜 主役の大駒
M着君にチャンスが来ていたが、まさかの大事故。
勢いはハリウッド映画だったのになぁ。
ただ持ち時間が短いので何が起こるか分からない。
Y田君やらかすかもしれないと思ったら、めちゃくちゃ手堅い指しまわし、強い!
安定しているY田くんを見るのが久しぶりである(!?)
感想戦でM着君の粘り方が素直(あまりにも筋に忠実で相手が読みやすい)だったので、「もっと気持ち悪く指さないと」というニュアンスの手を指摘したら「え、それもダメですよね」とY田君から言われた。
ー 誰もAIに取り込まれたY田くんを救う事ができない ー
□4譜 先輩のAI
Y田くんの手指アルコール消毒はいつも気合が入っていると思う。
M着君は小学生時代からY田くんに天童将棋教室で指してもらうなど鍛えてもらっていた。
しかし、この日も先輩の厳しい愛に触れてしまった。
とはいえ、ふたりとも準決勝進出。
M着君が準決勝を勝てば、
中学生としてはM本(高3・全国中学生名人)君の
H29赤旗名人戦(中1)準優勝
と
H30朝日アマ名人戦(中2)の準優勝
以上の記録が期待できたところだった。
あと一歩なんですよね~。
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