▲26銀と出てきた瞬間に、
△45歩で勝負する( ゚Д゚)
既存の定跡を無視したこの作戦を知っているか?
※戦法の名称は不明。私は勝手にバスターブレードと呼んでいる。
この作戦を初めて見たのは小学生の時だった。町道場で推定棋力初段くらいのおっさんが指していた。
当時は「荒すぎや」と思っていたが、コンピューター将棋の影響でこの筋を見かけるようになり、いつの間にか研究するようになっていた。
使ってみての感想だが、超有力やね。
これはもう対棒銀のB級戦法とかではないっす。
相手が高段でも面白いほど決まる時がある(゚∀゚)!
熟練の棒銀使いに経験値を出されるよりも、いっそこっちの新しい世界で勝負しようぜ、という発想。
いずれこの作戦は、プロの先生の手によって棋書になるはず。
なので、専門的なことはプロにお任せして、本記事では「こうなれば勝負形だ」という私の研究を披露したい。
下図が基本図。
ここから①▲46歩→▲37銀
②▲37銀~▲46歩 (4筋が争点にならないように指す)
2パターンある。
本戦法は①のように早めに▲46歩と突いてくれた方がうれしい。なぜなら△45歩と突く権利が生まれるから。そういった意味で①を迎え撃つ戦法といえる。
②については居飛車も▲46歩と突くタイミングを警戒しているので①のような展開にはならない(つまりこの作戦は万能ではない)ので注意。
万能ではないのになぜ研究するのかというと、大体の居飛車党は定跡書に書いてる通り➀のパターンで棒銀をしてきてくれるから(^_-)-☆ そういうことです!
それでは順にみていく。
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①▲46歩→▲37銀
▲46歩は棒銀or▲45歩早仕掛けかをまだ明示していない。ここで△12香・△14歩・△32飛など棒銀を受ける手を指すとすかさず▲45歩と突かれて45歩早仕掛けが受からなくなる。具体的に上図以下△12香▲45歩△64歩▲37桂△63金▲24歩と仕掛けられた時に△73歩型高美濃なのが痛い。上図以下△64歩と突いておけば△74歩型高美濃が間に合うので後手良しという話です。この話については▲45歩早仕掛けの講座でするので今はそうなのかと覚えておいてください。
△64歩を見て▲37銀
以下△63金が本戦法の骨子。
以下▲26銀と棒銀を目指すと…。
△45歩、バスターブレード( ゚Д゚)!
これが居飛車の意表を突く攻め。
以下◎▲45同歩
◎▲37銀
◎▲33角成 を検討ス。
◎▲45同歩の変化
再掲下図
以下▲同歩。
以下△88角成▲同玉
以下△33桂 ←▲45歩を咎める
△33角 ←▲88王を咎める
を検討する。
・△33桂の変化
再掲下図。
以下△33桂
以下▲46銀△41飛
※△41飛は▲33角の隙を消した必要な手。
以下△37銀右に△45桂が狙いの一手。
以下・▲同銀は△44歩で銀をとりにいく。
・▲48銀には△65歩
以下▲47銀に△33角が狙い筋。
△65歩の効果でこの王手が受けづらい。形勢はいい勝負だが後手は桂馬が捌けているので悪い気はしないだろう。ただし、いつ桂馬を取られるか分からない恐怖はある(笑)。
・△33角の変化
再掲下図
以下△33角とすぐに王手も有力。
以下
・▲66歩
・▲66銀
・▲77金
・▲66角
を検討しないといけないので△33桂の変化よりめんどくさい(>_<)
再掲下図
以下▲66歩
以下 △65歩▲77金△66歩▲同銀△74歩
桂馬を使いにいく。
以下▲65歩△73桂▲37銀△62飛
一例であるが後手ペースだろう。
・▲66銀の変化
再掲下図
以下▲66銀
以下△55歩が急所の筋
以下
・▲同銀は△54銀で駒に勢いが出るので後手ペース
・▲同歩は△65歩▲77銀(▲同銀は王手飛車)△55角▲37銀△54銀でエベレスト高美濃を構築。
以下
・▲56歩は△33角と引き△74歩からじっくり指す。
・▲24歩には△33桂でさばける形だ。
野生の桂馬、出没!
・▲77桂の変化
以下▲77桂
桂頭を攻めるには1歩が必要だ。その1歩をとりに△55歩▲同歩△同角▲37銀△54銀
以下▲24歩にはやはり△33桂でさばける。
以下▲56歩は△77角成▲同金△45桂と乱舞して後手良し。
・▲77金の変化
以下▲77金
以下△74歩▲66歩△73桂
▲77金と上がったことで▲77桂と受ける形を放棄している。
このあとは△65歩の筋をチラつかせながら指していけば自然とよくなる。
・▲66角の変化
以下▲66角
以下△52銀と飛車先を通す。
以下▲48飛に△65歩!
相手に角を交換してもらった方が得をするので催促する。
以下▲33角成△同桂
以下・▲37桂
・▲44歩を検討する
・▲37桂の変化
再掲下図
以下▲37桂は危険
以下△45桂!のフライングヘッドバットが飛んでくる。
以下▲同桂に△44角でキメ。
▲88王型+▲26銀はこの筋がある。
再掲下図。
以下▲44歩と歩を逃げる。
以下△53金(次に△44飛とぶつける)▲77角△55歩
以下▲同角△62角
4筋を押し返せば、後手は王様の堅さで優勢になる。
以下・▲77角
・▲37銀 を検討する。
・▲77角の変化
再掲下図
以下▲77角には△44飛とぶつける。
以下▲44飛△同金は後手良し。
△44金の位置がおかしいので普通は後手が悪くなる。
↓
普通じゃないのは△62角が間接的に▲26銀取りになっていること。
↓
好きなタイミングで△54金と寄った時に、銀取りになるので手番が自分に戻ってくる💡 ↓
したがって上図以下▲31飛△45桂▲46銀△57歩と気にせず攻めて後手良し。
・▲37銀の変化
以下▲37銀なら△44金。
※△44飛としない理由は▲26銀が△62角のラインから外れたから。
以下▲64角△53銀▲86角△45桂
ま~、これも後手良しだろう。
◎▲37銀の変化
再掲下図
以下▲37銀と⚀戻る。
これは角交換後に2筋突破を狙った手だがあまりよくない。
以下△88角成▲同玉
以下△46歩▲同銀右△45歩
以下・▲同銀
・▲37銀 を検討する。
・▲同銀の変化
再掲下図
以下▲同銀は△33桂▲46歩△45桂▲同歩に△33角が厳しい
以下ひたすら先手玉を角のラインで攻めて後手良し。
・▲37銀の変化
再掲下図
以下▲37銀にも△33角!
以下・▲66歩は△65歩で波状攻撃
・▲77(66)角は△44銀で後手良し。
・▲66銀 ←検討します
・▲77桂 ←検討します
・▲66銀の変化
再掲下図
以下▲66銀は6筋に争点を作らない指し方だが…
以下△74歩▲78王△73桂▲48銀△46歩▲37桂△52銀
のびのび指して後手良し。
・▲77桂の変化
再掲下図
以下▲77桂はいかにも7筋が薄い。
以下△55歩から7筋を狙う1歩をとりにいくぞ。
以下・▲24歩
・▲55歩 を検討する。
・▲24歩の変化
再掲下図
以下▲24歩は△同歩(歩ゲット)▲55歩△74歩。2筋で貰った1歩を使って7筋攻めをするぞ。
つまり1歩をどこで調達するかの問題である
・▲55歩の変化
再掲下図
以下▲55歩△同角(歩ゲット)で7筋で使う1歩を調達。
これにより△54銀の活用も出来るようになった。モタモタしていると△74歩→△75歩がくるので上図以下▲24歩と攻めるが△35歩が返し技。
以下
・▲26飛は△24歩▲同飛△36歩▲28銀△22歩で後手良し
・▲56歩は△37角成▲同桂△36歩▲45桂△37歩成▲26飛△54銀で後手良し。
後手捌けすぎです。
◎▲33角成の変化
再掲下図。
以下▲33角成には喜んで同桂、攻めに厚みが増してきた。
以下・▲24歩
・▲88角
・▲37銀 を検討する。
・▲24歩の変化
再掲下図
以下▲24歩△同歩▲15銀
以下△46歩▲同銀△32銀が△33の桂に紐をつけた好手。
※△32銀に代えて△52銀でも後手良し。
以下▲47歩には△44角が打ち得お買い物セール。
以下▲77角△同角成▲同桂△74歩
桂頭を跳ねさせて△74歩と突く。この講座は、技の総合商社だネ^^
・▲88角の変化
再掲下図。
以下▲88角
これには△55歩が味良し。
※△44角も有力。
以下▲同角で角を近づけてから△44銀。
※▲同角に代えて▲同歩は△46歩▲同銀△44銀で駒が躍動する。
以下▲88角△46歩▲同銀△45桂。5筋を突き捨てて→桂馬を跳ねるのが良い攻めの形。
以下▲35歩(△同歩は▲34歩)に△54金で攻めに厚みを加える。
この金は△65金→△56金という使い方をする。
上図以下▲34歩には△43飛が軽い受け。
攻め筋の多い後手が勝ちやすい
・▲37銀の変化
再掲下図。
以下▲37銀と守りを固めて▲24歩を狙ったらどうか?
やはり△55歩が継続の攻め。この戦型は△45歩→△55歩の形になるとアツい。
以下・▲24歩
・▲55同歩 を検討する
・▲24歩の変化
以下▲24歩△同歩▲同飛に△56歩
以下▲同銀△46歩
君はこの△46歩の厳しさに気づけるか。
以下・▲21飛成
・▲同銀 を検討する。
・▲21飛成の変化
以下▲21飛成△38角
直前の△46歩は△38角を厳しくするためのスパイスだった。
以下▲57歩△52銀(固めながら4筋を通して絶品)▲48歩△55歩▲同銀△65角成で…
華麗に両取りが決まった。つまりスパイスが決め手の🍛だったというわけさ。
・▲同銀の変化
再掲下図。
以下▲同銀
これには△54銀が気持ちの良い銀立ち。
4筋と5筋へ一気に風が吹いた( ゚Д゚)!
※あいみょんは「君はロックを聴かない」が出来たときに、「風が吹いた。シンガーソングライターとして生きていけると思った」と語ったらしい。
上図以下
・▲45歩は△同銀で後手良し。
・では▲47歩は?
以下△57歩が焦点の歩。
何で取っても△55歩が厳しくなっている。金を逃げれば△15角の飛金両取りが待っている~。
・▲55同歩の変化
再掲下図。
以下▲同歩には
△44銀と攻め駒を足す。
以下▲24歩には手抜きで△46歩
以下▲同銀右
以下・△45桂
・△45銀
・△39角 ←有力 を検討する。
・△45桂の変化
再掲下図。
以下△45桂は▲56銀とかわされて難しい。
以下△74角▲47銀△56歩が良さげだが
以下▲75歩△65角▲66歩が冷静な対応で萎える。ふざけていたはずなのに急に真面目になってキレ出すパターン。
おそらくその人のデリケートな部分や過去のトラウマを突っついてしまったのだと思う。この変化は悲劇を回避できないルートとなっております。
・△45銀の変化
再掲下図
以下銀からぶつけてみてはどうか。
以下
・▲同銀は△同桂で後手必勝なのでありえない。
・▲47歩
・▲23歩成 を検討する。
・▲47歩の変化
以下▲47歩は△56歩と打てるのがデカい。逃げていてはしょうがないので▲23歩成と切りこんでくるが、
以下△57歩成▲同銀に△25桂がうまい切り返し。
以下▲同飛は△36銀で4筋突破確定だ。
これは後手がうますぎる。
・▲23歩成と踏み込む変化
再掲下図。
この変化が一番難しい。
以下▲23歩成△46銀▲33と△57銀不成
以下▲42と△68銀成▲同金△59銀
この直線の変化はどっちが勝っているのか?
以下▲69金に△68銀打とガジガジくらいつく。
以下
・▲同金
・▲59金 を検討する。
・▲同金の変化
再掲下図。
以下▲同金には△46角で最低千日手以上を期待しちゃう変化。
以下▲69金△28角成▲59金
以下△55馬
以下▲66銀△46馬▲68銀△28飛
以下▲52と
※▲57銀打△57歩の変化もある。
以下△68馬▲同金
※△68馬に代えて△52同金は▲41飛が▲71角と馬取りの両狙いで厳しい。
ここで△59銀は▲58歩で堤防を築いて先手良し。
なので△58金と堤防を作るスペースを消しながら迫っていく。
以下▲69銀△68金▲同銀△59銀
銀に銀で絡んでいく上図の形を目指せば千日手となる。
こうなれば話がうまい。
・▲59金の変化
再掲下図。
以下▲59金△同銀不成
金銀交換で後手が得をしたように見えるが…。
以下
・▲79銀なら△46角で後手優勢となる。
・しかし一発▲52とが鋭手。
以下
・△68金は▲77王で攻めが続かない。
・△52同金と取らせて▲79銀が神手順。
以下
・△46角は▲71銀△同王(△93王は▲66角△84歩▲82飛で後手勝ち)▲41飛で角を抜かれてしまう。
・以下△61金では後手苦しい。
この変化は後手まずい。
以下△39角とさらに1枚攻め駒を足すのが最善か。
以下・▲38飛
・▲18飛
・▲26飛
・▲27飛 を検討する。
以下▲38飛は攻めにも守りにも利かない位置。
以下豪快に△57角成▲同銀△55銀
以下▲53歩と爆弾設置💣には正しい対応を。
以下
・△同金は▲31角で攻めが続きそう。
・△49飛成は▲48飛で居飛車良し。▲53歩が残ってはいけない。
・△51歩は5筋に歩が利かなくなるので▲48銀!とされて後手困る。
・最善の受けは△62金引。将来の▲52歩成に同金寄と形良く取る事ができる。
以下▲48銀は△57歩で攻めが続く。
後手優勢だろう。
以下▲18飛は▲38飛と比べて迷惑のかからない場所に飛車を逃げている。。
以下△45銀▲37銀
以下△57角成!▲同金直△56歩▲58金引△57銀
以下▲23歩成には△36銀!▲同銀△49飛成
※▲23歩成に代えて▲同金直△同歩成▲同金も△36銀!▲同銀△49飛成。
後手良しだ。
以下▲26飛
普通の逃げ場所に見えて危険。
以下△45銀▲23歩成△46銀▲33と
以下△57銀成▲42と△68成銀▲同金△57銀
以下▲69金は△58銀打▲79金△69金で後手勝ち。
以下▲27飛は難しい。
以下△45銀▲23歩成△46銀▲33と
以下・△57銀成
・△44飛 を検討する。
・△57銀成の変化
再掲下図
以下△57銀成▲42と
以下・△58成銀
・△68成銀 を検討する。
・△58成銀の変化
再掲下図
以下△58成銀▲同金△57歩▲59金△58銀▲68王△59銀打に
▲52と!で居飛車勝ち。
以下△同金▲21飛成△61金▲26角で居飛車良し。
▲52とが攻めのスピードアップの捨て駒だった。
・△68成銀の変化
再掲下図
以下△68成銀▲同金
▲27飛の効果で△57銀と打てない!
以下△26歩と飛車をずらしにかかっても▲47飛で居飛車良し。
これではまずい。
・△44飛の変化
再掲下図
以下△44飛が正着。(と金から飛車を取られる場所をずらした)
以下・▲34と
・▲46銀 を検討する。
以下▲34と
以下△57銀成▲44と
ここで△58成銀▲同金△57歩が好手。
以下
・▲68金は△48角成が厳しい。
・▲同金は△38銀▲37飛△27金で飛車を取って後手良し。
・▲59金は△58銀▲68金△59銀打と絡む。
・▲46銀の変化
以下
・▲47歩は△76飛▲77歩△36飛▲37歩△26歩で後手良し。
・飛車を36へ行かせてはいけないので▲47銀と投入して△76飛▲77歩△75飛となる。
以下・▲48歩
・▲22飛成を検討する。
・▲48歩の変化
再掲下図。
以下▲48歩と角を封印。
以下△55飛
以下
・何もしなければ△59銀の狙いがある。
・▲37角には…
以下△26歩が狙っていた手。
以下▲同飛△25歩▲27飛(▲16飛は△27銀▲15飛△14歩)△26銀で後手良し。
以下▲22飛成
以下△57歩が厳しい。
以下
・▲同金直は△59銀
・▲59金は△48銀▲69金寄△59銀打
後手の攻めがつながっている。
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□△63金を上がらなくても△45歩は成功するのか?
下図は棒銀に対して△14歩と様子見をした局面。
以下▲46歩と4筋をついてきたとしよう。
以下・△64歩
・△12香→△64歩
この2つのパターンを検証する。
・△64歩の変化
以下▲26銀に△45歩!
以下▲33角成△同桂▲37銀△46歩▲同銀右△44銀▲31角
ここで△55歩が好手。
後手がはっきり良いわけではないが互角の勝負にもちこめる。振り飛車党なら腕がなる局面で成功といえる。
・△12香の変化
再掲下図。
以下△12香(13香)で△63歩型をキープするのが対棒銀定跡の王道である。
以下
・▲26銀なら△32飛と受ける。その時△63歩型なので後手良し。
・▲16歩で△64歩を突かせて▲26銀に△45歩
以下同じように▲33角成△同桂▲37銀△46歩▲同銀右△44銀▲31角
以下△55歩と反発するが…
以下▲42角成△同金▲22飛
12香と上がったことで、金香の両取りになってしまったのが痛い
これは居飛車良し。△64歩が浮いている形は△11香型なら成立・△12香型なら無理と覚えておけばよいだろう。
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◎△74歩型で△45歩も有力
再掲下図。
以下△74歩で王様を広くする。
以下▲35歩に△45歩が最大限に攻めを引きつけて放つカウンタ~
ある意味こっちの方が振り飛車らしいといえる。以下▲33角成△同桂▲88角
以下△55歩▲同角△44銀▲34歩
以下△55銀▲33歩成△44飛▲35銀
以下△39角▲38飛△57角成
以下▲同金直△56銀!▲同金
以下△47角で手がつながっていそう。
△74歩型も有力だと思う。
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②▲37銀~▲46歩の変化
以下▲37銀で、▲46歩を保留して4筋が争点にならないよう指す
以下△64歩として△63金型を目指す
以下▲26銀!
4筋を突かずに棒銀だ。普通はここで△32飛と守るのだが、△63金と突っ張る。
3筋が攻められそうなのに△63金は感覚的にあひゃだが、実際指してみると難しい。以下当然▲35歩
さすがに△32飛とまわるしかない。
飛車を移動させておいてから▲46歩と突くのが先手の狙い。
こうなると△42に飛車がいないのでバスターブレードは使えない。
以下△53金くらいしかないが…
※△53金に代えて△12香は▲34歩△同銀▲38飛で後手潰れ。
以下▲38飛△22角。
対棒銀の△53金型は△12香型で△51角と引いて受けるのが形
↓
上図は△63金→△53金と1手損したため△12香が間に合わなかった。
参考記事→棒銀vs△53金型後手四間~完全解説~【棒銀対策11】
↓
だから△22角と引いた。
しかし上図は形が重いので後手もってやる気がしない。
↓
なので…再掲下図。
ここでバスターブレードを諦めて、△53金型を決断するべきかもしれない。
※私の実戦からハメ筋紹介
再掲下図
以下▲16歩△12香▲15銀と進んだ将棋がある。
4筋が絡まないので潰れないと思ったら後手崩壊していた。
上図以下△22飛▲34歩△同銀▲38飛がうまい手順。
以下△43銀▲26銀△32飛▲35銀
これで5段目の銀が安定する形で居飛車良し。▲16歩が△15角を消しているのも大きい。4筋を突いていない攻めなのに後手が潰れちゃうという意外性に注意。
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コメント
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2022/08/25 編集