棋戦 :2022年3月6日
第51回山形県支部名人戦決勝
Y寺五段(酒田荘内支部)vsあべしん五段(天童支部)
山形新聞掲載日:2022.7/28~2022.8/1 (全4譜)
・1譜 7/28(木) ラッキーパンチ
・2譜 7/29(金) 2段階の作戦
・3譜 7/30(土) 辞退をめぐる攻防
・4譜 8/1(月) コロナ禍の遠征
戦型 : 右四間米長銀冠vs四間飛車
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天童支部予選の上位2枠に入れない私が県大会決勝進出はおかしい日だと思った。
ちなみに山寺五段との決勝は実は初めてで教われて良かったです!
□2譜 2段階の作戦
もはや疲れすぎて頭が動きませーんということを説明してみた。
平日仕事フルでやったらかなりのダメージをアタマに受ける。
30代になって回復力が衰えた。
日曜日が大会とすると、土曜日まるまる何もしないで休んだとして体感で5割くらいしか回復しない。とにかく頭がボーっとする。
土曜日焦って将棋やろうものなら日曜日はひどいことになる。つまり将棋やらないで回復に努めて大会に出た方が可能性があるという。「将棋やらない」という戦術が現実にあるのだ。
将棋をやらないと伸びしろは無いが将棋を無理やりすると頭がパーン!になる。だったら将棋やらないで自分の本来の力を発揮できるように回復に努めようという事だがこれはこれで…
悲しいし、虚しい。
伸びは無いと分かっている勉強法をやっている。
負のループ・・・。
□3譜 辞退をめぐる攻防
コロナ禍が続く。
本県は学生の活躍が顕著(伸びる時期なのは間違いないが)だが、社会人のやる気が停滞しているのもその要因として考えられる。
大会に出てこなくなった人や戦う前から全国は仕事や家庭の事情で行けない宣言する人が増えた。モチベーションがかつてないほど低いっす。
そういう状態だとギリギリの局面になったとき執念を燃やせない。心を燃やせない。
そんな感じだが、自分含めて、
「頑張れ、全ての社会人選手!」
とエールを贈ります。
□4譜 コロナ禍の遠征
コロナ禍の遠征については記録として残しておかないといけないと思ったので書いた。大会の前後に観光(道場)もせず、すぐ行ってすぐ帰る。帰ったらPCR検査してホテル隔離とか一体何が楽しいんだろうか(笑)
最後の一文は、
~コロナ渦~
~~~~~~
あなたもすでに、不気味な渦に巻き込まれてるんですよ~~~~~
~~~~
ぎゃあああああ‥‥
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