結局、支部名人戦東地区大会の大会要綱が届かないまま今日を迎えた(連盟の人曰く郵便事故)。 私宛の郵便どこ行ったんでしょうか?
さてさて、仕事が忙しすぎて全然将棋がやれておりません(泣)。
3/6に県支部名人取ったときは、直前1か月150局くらいは指して実戦不足を補っていた。
しかし、そこから徐々に仕事が忙しくなり、4/16に至るまでこなした対局数は20局もない\(^o^)/
なんとか調整したかったのですが残業で時間とられる+なによりも仕事終わった後も常に仕事のことを考えないといけない状態で、これはもうどうやっても将棋の調整は無理でした。
頭が常にボーっとしており、24をやってみても一局の質が非常に悪い。
脳を焼畑しすぎており、栄養が無いから、水を指しても、何も得るものがない状態。
読まなきゃいけない局面だと分かっていても、脳が拒否反応を起こしているー!!
4月12.13.14と三日連続でネットで指した将棋は、60手いくまえに投了。
さすがにアカンですわ。
そんなとき、T田さんからラインギフトが届いた。
スタバのドリンクチケット&フードチケット(高級な栄養剤)!!
昔、T田先輩と天童イオンのスタバに行った思い出が蘇りました。
前回私が竜王戦で全国大会へ行くときも…贈り物をいただきました。
ありがたや~です、使わせていただきます。
T田さんはコロナ渦になってから大会に出ていませんが、出たくないわけではなく、出れない状態。
自分は形だけでも出れるだけましですね、頑張ります。
最近自分は若い人よりも年上世代から託されることが増えてきました(汗)。
11時45分。
いつもの山形駅前の駐車場が満車で焦る。二足で立つ猫のようにあたりを見渡し、別の駐車場発見!一日最大800円なのでオッケー、そっこうで停める。
12時8分の電車に乗らないとっやばい。
小雨の中をダッシュ!
しかし、エスカレーターの一番上でふらっと足が後ろへ落ちそうになった!
あやうく人生の投了ありましたね。
無事、みどりの窓口券売機で切符ゲットからの Suicaに1,000円チャージ。
↑かわいい。
ここで、昼ごはんの心配をする余裕ができた。
朝から気圧が低く偏頭痛に苦しんでいたので温かいものを食べたいなぁ~。
新幹線乗り場にある立ち食い蕎麦屋を目指したら…
消滅してNewDaysになっていてあひゃ( ゚Д゚)!!
大誤算。
高い買い物になるけど仕方なし、駅弁買いました。
あったかいレモンティーを飲みながら 無限列車を待つ。
山形→東京なんていつ以来だろう。
コロナになってから県内の実家にも一回も帰っていないので旅行自体が久々だなぁ。
・牛宝弁当1480円

煉獄さんになった気分で…

美味いっ!美味いっ!と食べる。
車内には、スーツを着た新卒の男女数名がぐったり寝込んでいる。おそらく新人研修が終わり疲れているのかな。1人だけ空気読めない男がみんなに「東京着いたらどっか行く?」と話しかけていたが誰も答えていなかった。しかし彼はタフなので何の会社か分からないけど生き残ると思う。しかし、タフじゃないと生き残れない世界もどうなのかと思う。
しばらくして「郡山のあとは宇都宮に停まります~」のアナウンスが。
毎回このアナウンスを聞くたびに小声で「宇都宮隆!」と言ってしまうのは私だけでしょうか。
あぁ…そして頭痛はどんどんひどくなる、途中で耳がキーン!(血鬼術)としてきた。飛行機で耳がおかしくなるのは分かるけど新幹線では初めてのこと。無限列車怖いよぉ。
東京駅着。
降りたら基本的に乗換navi。
東京の電車理論を全く理解していなくても基本的にこの通りやれば遠回りだろうと目的地にはつく。
ちょっと買いたい本があったので宿泊先の墨田区かつ大きな本屋で検索したら、錦糸町のくまざわ書店がヒット。
田舎者だとバレないように早足で「迷ってませんよ~」という風にJR総武本線快速を目指す。少しでも迷ったそぶりをみるとアンケートお姉さんに話しかけられてしまうのでね。
さて、無事3番線の千葉行に乗れたのはいいがここでひとつ問題が。
乗換ナビの表示がこれ。
「東京駅→3駅→錦糸町駅」。
田舎者としてはちゃんとこの電車が錦糸町に向かっているのか確認したいので、1駅目が何か知りたいわけなのだがそれを知るには 有料プラン だそうです( ;∀;)
ひええええええ、前からそうだっけ?笑
しかも一番困ったのは錦糸町の読み方。
にしきいとまち?にしきしまち?めんしちょう?
うー---ん、とりあえず4駅目でどの読み方でアナウンスされても大丈夫なように前もって心の準備。リスニングテスト嫌だ~。
4駅目・・・
きんしちょう駅~きんしちょう駅~♪
脳内でパッと「綿→きん」という読み方もあったよな、小6だかの漢字テストでやったよな!!
ここだっ~~と電車から飛び降りた。
まったく東京は油断も隙もないぜ。
錦糸町駅北口で降りる。
足が勝手にレストラン街へ。
頭痛酷すぎ問題が深刻なので今度こそあったかいもの→すなわちラーメンを食べることにした。
・中華そば青葉 
750円の中華そばで。
上品ではあるが綺麗にまとまりすぎていてガツンとはこないなー。食べやすかったけどね。
ラーメンパワーで少し回復。
そのあとアルカキット9階まで感染対策で密にならないようエレベーターではなく・・・・
1→2→3→4→5→6→7→8→9…
エスカレーターで移動。
めちゃくちゃ時間かかって大変、途中でエスカレーター酔いしてきた。
正直、こういうアトラクションがディズニーにあったら俺は絶対乗らないと思う。
目的の9階くまざわ書店へ。
ラスト1冊ギリゲット。
作者の鈴木さんからリプライもいただいてしまった、恐縮です。
さすがに9階→1階まではホーンデッドマンションで帰りました(エレベーター)。
さて、ここから宿泊先まで電車で行くか徒歩で行くか迷った。
まぁ2㎞くらいだし小雨だし、なにより「一駅くらいは余裕で歩きますよ」が口癖の東京人になれそうと安易に考えたのが良くなかった。
小雨対策でフードを被ると耳が塞がれて音が聞こえない。
マスクをして歩くと息苦しい上に、蒸気でメガネが曇る。
目と耳、呼吸を封じられた状態での進軍はいくら私が炎の呼吸の使い手でも厳しいものがあった。
さらに気になったのは、高層ビルが多いからなのかところどころ風が強い。
道路を渡るときは、右・左・上(落下物怖い)と確認しなければいけない。
そして、知らない土地なのでゴールまでの2キロが長く感じる、何度もスマホを見て「まだこんなにあるの?」とげんなりする。
道路も濡れておりこけそうになって気づいた。
5000円で買った自慢の無ブランドスニーカーは滑りやすいんだなと。
16時30分、ボロボロになりながらようやく宿屋へたどり着く。
大会運営本部に行き明日の組み合わせ抽選をする。まだこの時点では全然組み合わせは分からない。前夜祭は無いのでと2,000円の夕食代をいただいた、おおお。
それにしても連盟職員も大変だなぁ。前夜祭もないのにこのためだけに待機しているとは、、。
22階の部屋へ移動する。 
予想外に綺麗でびっくり。
いつも東京ではカプセルホテルなので天国かと思った。
荷物整理をして早速鈴木肇さんの『進化を続ける右四間エルモ囲い~ますます凶暴に振り飛車を一刀両断』を読もうと思った。
ん??( ゚Д゚)
ゴゴゴゴゴゴ……
いや、このブックカバー怖すぎるんだがっ!
なにゆえ?と思い開いたら…
ゴーストブック…
今はブックカバーと折り込みは連動する時代なんですかね…。
17時過ぎ。
隣の部屋にめっちゃピンポンピンポン×連打してる奴がいて、うるせーと思ってドアを開けたら誰もいなかった。
18時過ぎ、また隣の部屋にピンポーン×1。
もしかして俺の部屋にピンポン来たのかと思い、ドアを開けたら天童代表の高校生K谷くんがいた。
え、なにしてんの?と聞いたら私の隣の部屋はI泉県高校二冠王だったらしい(笑)。
夜、何を食べようかなと。
適当に歩いていたら敷居の低そうな焼肉屋を見つけた。
焼肉ホルモン上田屋。
お一人様席(カウンター)もあるとのことなので安心して入店。 
↑クッパと本日のおすすめ特選熊本産ヒレ肉1200円を注文。クッパはあっさりしていて優しい味、ボリュームは普通。ヒレ肉は美味いけど店員さんが「お肉の味はお楽しみになられましたか?」と聞いてきたように楽しむ感じのメニューでお腹いっぱいにはならないね。
次。基本に忠実とライス小&ハラミ800円を追加注文↓

正直これが一番美味かった!ちなみに 接客はお肉よりグーの店でしたよ。
そそくさと帰宅。
支部対抗戦など代表になれなかった方達に特別に22階の夜景を披露します。
ドドーン!!!

え、スカイツリーが見えないって? まぁこっち側の部屋からは見えないっすね、それはしょうがないでしょう。
でも代わりに違うものが見えるだろ^^?
おわかりいただけただろうか…
ゴーストブックから出てきちゃったみたいですね。
ちなみに私は自分が写らないように窓の下でしゃがんで撮っています。
せっかくなのでお風呂に浸かる。

日中から雨に打たれて寒くなった体をじっくりと温めた。 ついでに竜王戦1組の阿部七段の将棋をモバイル中継で見たら負けてた~。すっかり冷めたよねー。!
□4月16日(土)大会当日
7時。
朝食会場に40名近くの大行列。
何事かと思ったら、コロナでバイキング中止→スタッフがひとりひとり席に案内→料理もセット物を提供で時間がかかっている模様。 さらにスクランブルエッグかオムレツを選べるサービスもありがたいのだが余計に時間がかかっている気がする。
7時36分。
ようやく朝食が到着。
ちなみにこれ、値段は780円(連盟が宿泊費と共に払ってくれました)。バイキングはもっと高いので、宿泊者もホテル側もどちらも得していない気がする。
ちなみに私より後で並んだ人はもっと行列で大会に間に合ったのか心配。
8時15分。
大会会場のファッションセンタービルへ。
将棋関係者のファッションショーやるのであればそれは地獄だが安心してください、支部対抗戦です。
3階に行くとねこP少年がいた。
昨日は学校終わって21時過ぎに着いたらしい。
同じ高校のK谷くんにも聞いたが高校生ともなると一人で来ている。
彼らの通っている高校は偏差値70を越える進学校。「電車の乗り方は探求の時間に勉強した感じ?」と聞いたら「いやいや」と言われてしまった。
寒河江支部の面々が来た。
大会要項届かない事件について私の見解を話しました(笑)。
それにしても支部名人戦の参加者がいない。
おかしいなーと思ったら、支部名は10階ですよとアナウンス。
やべーと思いエスカレーターに乗ったら5階までしかいかない。エレベーターも10階にとまらない。「このゲームの攻略本ありますか?」とスタッフに聞いたら3階のエレベーターから行ってくださいと言われる。
ダッシュで3階に降りて乗ったエレベーターはなんとまた10階に止まらない!
無限エレベーターキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
あひゃっと降りて、違うエレベーターに乗ったらやっと10階に行けました^^
なんで朝からSFCソフト「風来のシレン~不思議なダンジョン2」をやらなあかんのだ。
会場に入ると、静岡のI藤Dさんから声をかけられる。私は勿論彼を知っていたが彼が私を覚えていたことに正直びっくりした。最後に会ったのはおそらく8年前かな、彼が天童開催のアマ王将南東北大会で優勝する前日にうちで将棋やって皆でラーメン食べに行ったんだよなぁ。懐かしい!(I藤さんは土屋くんの家に泊まった)。
組み合わせを見に行く。
正直自分よりみんな強いわけで誰と当たっても2連敗予選落ちは濃厚だなと思っていたのであまり気にしない。
□予選1回戦 vsN川五段戦(青森)
N川五段の将棋は、東北六県大会の観戦記を書かせていただいたので知っていました。
地力の部分が相当に強いという印象で、山形勢は大体叩かれている気がします。
後手が私。
前日に鈴木肇さんのエルモ本を買ったのでエルモを使ったら優勢になってしまった…。
しかしエルモ実戦初登板なこともありところどころ感覚が分からない。ハイライトシーンが上図。
この▲56角の処理の仕方ですよね。本譜は、角成らせちゃあかんよね~と何も考えずに△72金と上がった。
しかしこれがセンスなかったな~(理由は後述)。
以下、▲34角、55角、46歩、同角、48金、24角がゴミのような手。
正直、秒に追われて何を指したらいいか分からなくてパニックになって指した。代えて△35金と角をいじめる手がアツいな~とは思ってはいたけど読みきれていないので指しきれませんでした。
上図以下、▲6一飛と打たれて「あれ、飛車打たれるんだ?」と頭が真っ白になった。
上図以下△73桂もひどく91飛成で次の▲26香が鬼厳しい。
私は何をやっているのでしょうか…。
以下△33金、56角、65銀、26香。
ここは△71歩が入る形になればと金攻めが間に合うので失敗を帳消しに出来そうと思った。上図以下、△56銀、24香。
読みの中ではここで守るなら△71歩、攻めるなら△79角を指そうと思っていたのですが~実際に指した手は~~
△45銀!
THE・一手パス\(^o^)/
いや、マジで初心者かよって感じです。
頭の中がワーッといっぱいになって何を指すのか忘れちゃったという現象。ひどすぎる~~。
以下、すかさず▲61龍。
しびれました。△71歩に▲63歩のと金攻めが厳しく負けに。
△4五銀はあまりにもひどかった。N川五段はこれ以降もガンガン決めにきてすごいな~と思った。終盤に自信あるんだろうな~と思いきや、感想戦で実はこの筋が怖かったと教えてくれた。あぁぁ、自分はN川五段が気づいていた筋について実戦では3手後とかに「あ、この筋あるじゃん」と気づいているのでどうしようもない。
序盤から中盤は私が良かったのだが、正直なんで良くなったか不明(感想戦でもっと有力な筋がありますよと言われてもそれ自体にピンときていない)、なんとなく指しているだけなので…。あかんワ。
再掲下図。
ここ、ソフトに聞いてみたら金を動かすなら△71金がおススメとのこと。なるほど一段金がエルモは相性が良いと。言われてみるとその通りだし、そんなことは「知ってるよ」と言えるのだが、実戦では指せないものですね。いや~これ指せなかったのは致命的で、戦法の心が分かっていない部分がもろに露呈してしまった。反省が多い将棋です。
ちなみに私は兄のN川七段にもアマ名地区予選で負けており弟さんにも今回負け。勝てるN川さんがいない問題、あると思います。
□予選2回戦 vsIK田五段戦
元奨励会三段の方。出身は山形と言っていた。名前は知っていた(御徒町トーナメントで優勝している方なので)のですがそんなバックグラウンドがあるとは。
後手が私。これな~。
1手でもおかしな手を指すと必敗になる将棋で、練習・本番・ネット将棋含めて勝率1割台の将棋。
この形だけは絶対に指したくない(アマ名地区予選でN川七段にもド完敗した)と思っていたのだがまさかやるはめになるとは…。
序盤からもう全く私の顔に生気がなくマジで勝てる気がしない将棋になったなぁと絶望していた。
勘弁してくれ~勘弁してくれ~とげんなりしながら指していた。
上図の▲75歩は桂馬を入手して攻めに使おうという構想なのか。ここで△63金と指したらもっともっともっと勝ちにくくなるので意を決して以下△85歩、同歩、96歩、同歩、65歩と攻め合いへ。
歩を沢山渡すと1筋と2筋で継歩に垂れ歩で相居飛車経験0の私がまともに受けることができるとは思えない。全く勝てる気がしないな~という気分。
以下、▲24歩、同角、同角、同歩、45歩。
こういうのってどういう処理するのかねぇ。
もう自力のベタ読みでやるしかない、読み抜けあったら終わりだ、それでもいくしかないっすと△85桂。
これはすぐに△97歩と端をいじっても桂馬を吸収されて攻めに使われてげんなりするので攻めの意味はない。△83の飛を横に通しましたという意味。
上図以下▲44歩、同銀、72角、53飛(85桂跳ねた効果)、49飛、43歩、23歩、同金で下図。
ここは後手の勝ちまでの難易度がハードモード→ノーマルモードくらいまで下がったと思った。
例えば
・上図以下▲45桂は△同銀で問題無し。
・一番嫌なのは、上図以下傷を消しながら小駒頂戴の▲86歩。しかしこれもまぁ後手にとってそこまで致命傷になる筋はなさそう。
上図以下、まさかの▲44飛、同歩、64銀!
全然読んでない手が飛んできた。これで負けなのか?と驚いたがよくよく見てみると相手の駒台にもう駒がないではないか。さすがに飛車逃げるのは震えすぎだと思ったので、上図以下△97歩、同香、86歩、同銀、98歩、同王、66歩と取りこむ。
かなりの手ごたえを感じた。98に王をよんだことで△6五角や△3二角みたいな手が54の銀に紐をつけて攻防になると思ったからだ。上図以下、▲53銀成。
ここは△同金もあるが踏み込むチャンス、勝ちにいくならここだと確信していた。
上図以下65角、87金、67歩成。
以下、▲54角成、同角、同成銀の局面が私の頭の中にあった。
ここは△6五角(一番直接手)・△32角(攻防)・△39飛(無難)のどれを指すかというところ。勝ちになっているだろうと思っていた。
その1手前
ピィィーッ……
▲同成銀!先手の方が慌てて時計を押した。
次は私の手番なのでカウントは30まで戻る…
はずが…
ピィィーッ……(2、1…)
「え!?( ゚Д゚)」と思い、時計をみると‥‥
0
私の時計が切れていた…。
ぜ ー ろ ー♪
( ゚Д゚)言葉を失った。
マジか・・・信じられない。
ギリギリで指して時計が切れたとかではなく押し忘れていた、のか…。
長い競技生活で指したら押すが染みついており、秒読み中ならなおさら時計はしっかり押すと思うんですよね。
使用した「初代THE名人戦」は「4秒」で一瞬止まるなど挙動が怪しいところはあったしちょっとなぁ。
(対局者のIK田さんも時計がおかしかったと言っていました。)
でも大会開始前に「接触不良がないか確かめてください」と連盟からアナウンスされているしなぁ。しかしさすがに秒が切れるところまではチェックしないわ…。
まぁそれよりもなによりも、私自身仕事の疲労が蓄積されすぎていて、日常生活でも小ミスを繰り返しているので、しっかり時計を押しましたと言える自信がないんだよなぁ。
IK田さんは「アマ大会は監視カメラみたいなのが無いから証拠がないのでなんともいえないですね」と言っていた。その通りですね。子どもの大会とかでもそういうトラブルが結構起こるのですが、証拠がないからなんとも言えない。
まぁ、運が無かったと思います。
前日に 心霊写真予告 もあったので
0=霊~👻
というのも納得できます。
IK田さんにも後味の良くない勝ち方をさせてしまって申し訳ないという感じです。そして、応援してくれた方にも申し訳ないです。
再掲下図。IK田さんからここでは簡単に後手勝ちと言われました。
以下△6七歩成と踏み込んで▲54角成が…
後手玉詰めろになっていないので△78とが成立する。
あっひゃーーーです。▲54角成は読むまでもなく後手玉詰めろだと思っていたのであひゃです。
ああああああ、何をやっているのだ私は。ひどい~。△32角や△65角の味の良さにひかれすぎて一番単純な手が見えていなかった。
というわけで予選2連敗で敗退。
天童枠の代表、A井くん(中1)とI泉くん(高3)も2連敗で敗退。
うーーーん、去年のつちやんは予選通過したので偉大でした。
◎予選2連敗後の弁当
岩手代表のT内さんと。彼もまた2連敗、全国優勝経験者+全国ベスト4がいる鬼ブロックだった。
最近の岩手事情を聞いた、面白い。
山形については、最近若い子が強いし層が厚いのでは的な意見を言ってもらえた。
山形が評価されるのは嬉しい。
◎その他山形勢
シニアではS木さん(寒河江支部)とH部さん(天童支部)が1-1で予選抜けをかけて戦っている。T橋さんは2連敗。
支部対抗は、寒河江支部が1-1で鬼勝負。
期待の天童Aは2連敗、勝ち数は先鋒ねこPの1勝のみ。Aの大将T橋H君は前日御徒町将棋道場で「御徒町といえば!」のふたりに将棋を教わり、流れは超良かったが残念。
天童Bも2連敗、勝ち数は大将M着くん(中3)の2勝のみ。
うーーーん、厳しい。
◎さて、このあとどうするか。
本来であればスカイツリーに行ってみんなでうおおおお!という写真を撮りたかったのだがしょうがないっす。スカイツリーの下にあるムーミンカフェでベリーベリーパンケーキも食べたいなぁとは思っていたのだがねぇ。
今は極力感染リスクの高い場所には行かないようにと言われているのでとっとと帰ります。他の子達はまだ会場にいるとのことだったのでM着家と一緒に東京駅へ。
乗り場に行ったらA井家がいた!
みんな帰るの早すぎないか?笑
13時48分発⇒16時49分山形着。
また、来年頑張りましょうということで解散。
◎山形勢最終結果
シニア名人戦…T橋さん予選落ち。S木さん・M木さん2-1で予選通過も本戦1回戦負け。S木さんは優勝まであると思っていたのでちょっと意外だった。
支部対抗…寒河江支部2-1で予選通過も本戦1回戦負け。天童AとB予選落ち。
支部名人戦‥‥あべしん・A井・I泉、全員2連敗予選落ち。きつい~。
無傷で大会を終えたのは昨年の支部名人戦代表の天童B大将M着君(2連勝)のみ。
◎4/16と17 自主隔離
帰ってきてからの方が大変、ビジネスホテルに自主隔離。
PCRデビューを果たす。
・1泊目
2連敗でテンション落ち気味な俺、せめてホテルで元気を取り戻したい。
ガチャッ🗝‥
キィーーー・・・・
ええええ…雰囲気が少し淀んでないですかね。
そしてこのタンスの存在感、尋常ではない。
白いスリッパの位置が絶妙すぎてそれはもう…ね。
ちなみにこの写真を拡大すると・・・
ぎゃああああああ( ;∀;)
ウィスパーが大きく口を開いております。
妖怪ウォッチ、再ブームの兆しを感じた。
・翌日のホテル
ガチャ…
キィー・・・・
ここも雰囲気あるよねぇ~(^^)/
まぁ、どちらも朝食が美味しかったので120点でした。
基本的に朝食が充実していればヨシッ!!
金額的にもリーズナブル。
そういえば…
将棋連盟から大会要項は未だに届かないし、
支部名人戦東地区大会入賞の賞状は貰えませんでしたが…
陰性の証明書は貰う事ができました。
え、PCR検査よりもお祓いをしてもらえって?(笑)
コメント
長岡
【1局目】
本譜の△5五角~△2四角までの指し手は、自分の経験上よくある、気持ちばかり急いて手が見えていない状態になってしまったと思われます。大分考えたのですが、本譜の△4六角で△7三桂と跳ねるのはどうでしょうか。と書いて▲8一飛と打たれたらと思いましたが△6五桂▲6一飛成△7一金打▲5二龍△6二金寄と進み私の脳内将棋盤があっていれば後手が指せると思います。また手に困ったときは△7九とと逆方向になってしまいますが桂馬を取りにいく手も考えたいです。(私が手が見えないからなのですが)
【2局目】
▲7五歩と突く前は、4筋の歩が切れて穴熊にも囲って先手がいいのかと思っていましたが、私が思った▲7五歩にかわる普通の手と思われる▲2九飛では△8五歩▲同歩△6五歩▲同歩△同桂の筋があり、そう進むと飛車の横利きもとおり、先手の穴熊が手数をかけた割には硬くなく、先手が失敗していたのではないでしょうか。今はやりのAIで見れば後手に振れるのではないでしょうか。本譜の進行でたちまち先手玉が見える形になってしまったので、途中の△9七歩に手抜きで▲5三銀成△9八歩成▲同銀△5三金▲5一飛と指した方が、本譜と比べて一手(と9八香を交換したというべきでしょうか)違って穴熊の硬さが活きる展開になったかと思われます。そこで本譜の△9七歩では先に△8六歩▲同銀を効かせてから、△9七歩かと思いましたが▲同銀引△同桂成▲同銀でまだ穴熊の硬さは残っているので…と思ったら飛角銀持ってれば、後手が勝ってそうですね。ちょっと先手は穴熊にしたのが手数をかけた割にはあまり硬くなかったのでどうでしたでしょうか。
2022/04/20 URL 編集
あべしん
私のために、寝られなくなるまで考えていただきありがとうございます。
大変恐縮です。
【1局目】
本譜の△5五角~△2四角までの指し手は仰る通りです。手順がまとまらないうちに、でも攻めなきゃいけないとなんとなく指した結果、やっぱり何もてごたえのあるものをつかむことができず24角と撤退、トホホhです。
ご指摘の△73桂、81飛、65桂までは対局中読んだのですが①61飛成 ②48金 の2通りが考えられ②はそこで△55角がぴったりなので大丈夫と思いましたが、①については長岡さんご指摘の手順で指せますね。いや~、全然それは読めていなかったです。
あと、△79との筋ですが▲56角に△72金と上がらず△79とで後手600点くらいあるとソフト先生は仰っています。これは反対方向にいくので私には理解しづらい手でブログには書きませんでした。しかし長岡さんも見えているということは有力なのですね。すみませんがぜひ手の意味を教えていただければと思います。
【2局目】
これについては、感想戦でIK田五段から指摘された手と長岡さんの手がかなり被っていて驚いております。IK田五段は、「気づいたらこの将棋は攻め味がないので穴熊作戦負けになった。ソフトにかけてもそうだろう、どうしようもに将棋でどうしたらいいか困っていた。相居飛車の将棋でこれを指す人はいないですよね」と言っていました。
実は私、ソフトの評価的には後手が指せるは分かっていましたが最後はいつも一撃をくらって負けるので勝てる気がしていませんでした。▲75歩に代わる手についてもおっしゃる通り、その筋で先手勝てないと言っていた気がします。そして、「こんなひどいことになるなら△97歩はとってる場合ではなかった」とも言っていました。しかし△97歩を手抜くようではしっかり指されたら先手ダメとも言ってましたね。さらに後手は△97歩よりも前に△66歩や△86歩を先に利かしたほうが良いみたいな話もされていました。
これが長岡さん含め全国区の終盤の感覚なんですね。コメントいただいて足りない部分がわかりました。ありがとうございます。
2022/04/20 URL 編集