□2022.1.16(日)天童支部200人特権一発代表決定戦
天童支部は200人特権を活かして、東日本大会大会へ支部名2名・団体2チーム・シニア2名を送りこむができる。
怖い人達から削られる県大会を経由しなくて良いわけなのでスーパーミラクルウルトラビッグチャンス!
もちろんレベル的には、県大会>>>天童支部なので、
ここで代表になれない奴は県大会に出ても到底厳しいレベルだと思っている。
しかもしかも、県大会は今年からN川七段も参戦するので狭き門どころの話ではない。
てなわけで、絶対県支部予選で代表獲るぞ~~!
東京大学に、絶対、合格するぞ~~!!という感じでした。
で、この大会についてですが、この頃コロナ再流行の兆しがありみんなで集まって将棋を指したという話をブログに書かないでほしいという声があったので書くことをやめました。それをうけて棋譜を保存する気力もなくなったので、どんな将棋だったかが思い出せません!というわけで、曖昧な記憶の中で書いていきます。
確か1回戦勝って、2回戦でネコP少年(山東2)と当たった。
エルモやってきたので私の100あるエルモ対策のうちのひとつ(13番目)を発動して優勢になりました。後手が私です。
以下、△66歩、同歩、54桂が絶品でさすがにこれは勝ったでしょう~と思った。
ここからねこP少年もあべしんの終盤の弱さに期待して一直線で切り込んで下図。
以下、△61歩、同飛成、71金、72金、61金、83桂と指されて少し焦った。
頓死くらったかと思ったがよく見たら全然詰んでない、ツンでないヨ~。
上図以下、同銀右、81金打、92王、82金引、93王、97香、94歩。
これで詰まないから、どうするんだろうと思った。
ここでねこP少年▲54馬!と桂馬をくいちぎる。
んんんん?桂馬はキャットフードじゃないんだよぉ~(^^)/
そもそも、持ち駒に桂馬が入ったところで後手玉が詰むようには思えないのだが~。以下△同馬で勝ちだよな~と思いつつ、上図以下△49飛、59歩、77桂、78王、54馬と時間を稼いでから回収。
「私は今、相手が投了するのを待っている勝ち組の列にいます」というひどい日本語を和文英訳しようと考えていたら・・・
ー---▲92金!?( ゚Д゚)
はぁぁ??ねこPついに頭おかしくなったかと思ったら~~~~
思ったら~~~~
上図以下△同銀は、▲82銀△83王▲73金で詰み!という変化が生じている。
これはつまり△55にいた馬が動いたからに他ならない。
直前の馬切りは桂馬の入手ではなくこの筋を狙っていたのか、ちゃんと意味があったのか、単なる餌の時間じゃなかったのかニャアアアと今更気づく。あひゃ。
というわけで上図以下、△同王と取ったらピシッと93歩!と叩かれた。
これは一体!?
△同玉は打ち歩詰めの変化なのでは?まだツキが残っていたぜ!と思い以下△同王と取って82銀に92王と落ちる。
しかし、なんとここで…
▲9四香が…
打ち歩詰め回避のスーパー絶妙手となっていたのでした。
実戦型詰将棋すぎて呆れました。
さすが終盤八段ねこP少年・・・強すぎます。
正直、これはもう、事故レベルの詰みをくらったなぁという感じでした。
投了。早くも負けてしまい1-1に、前途多難です。
3回戦は東北研修会のT野少年に気合で勝ち、局後にT野君から指摘された手を調べたら色々私がひどすぎました。なんかな~、今日はダメだな~とあらためて思った。
4回戦は、東北研修会のT橋H少年。エルモされたので対ねこP少年戦の教訓を活かして100あるエルモ対策のうちの37番目の対策を出して戦ったら中盤あたりで大差をつけられてしまい終盤になる前に私投了。いや~~~、ちょっとこれはお粗末すぎる内容ですね。それ以上に、T橋君にしっかり指されてしまったというのが正しい言い方かなぁ。小学生に負けたかぁ…。
5回戦は、I泉県高校2冠王の3男であるI泉N少年と。トーチカをされたので「今これがアツい!」と言われている対策を使ったら必敗形に。いや~~悪くなるのは知ってた。ソフトが推奨するからいろんな人がブログなどで「これだ!」って言ってるだけで振り飛車相当に勝ちにくいことは知ってたよ。でも、まさかサッカーがメインのI泉N君にしっかり指されるとは夢にも思わなかったナー。しかし、これは最後ゴチャゴチャにしてオウンゴールを誘ってなんとか勝ち。これで3-2。もはや、代表とかそういうのは諦めるレベルの内容です。
最終6回戦。願わくば、点数の関係で強くていいから勝ち星たくさんある人が来てくれ~と思ったらSI藤少年(小2)!最近、小学生の県大会でベスト4に入ったり入らなかったりという期待の若手。
対局席が交流室の入口から入ってすぐの特等席\(^o^)/
通路側で天童支部の先生達から丸見え。ここで負けたらやべえな~~とかなりのプレッシャーが。
もはや代表とかどうでもよくてとにかく勝たないといけないと思った。
序盤から慎重に時間を使って指したが全然ミスってくれない。それどころか、こちらの駒組みがおかしくて、中盤では相当形勢が悪くなってしまった。
いや~~、まいりましたね。もうこれは本当に負けるのでは?と覚悟した。
しかし、そこから意味は全くないけど気持ち悪いだろ~という手が功を奏して急激に流れがこっちにきた。結果、なんとか勝つことができた。勝ったけど勝った気がしなかった。感想戦で案の定こうすればSI藤くん優勢だったと指摘された、まぁさすがにそうだよな~という感じ。危なかった。
というわけで最終結果は4-2。強い人や四段クラスを全く倒していないので代表は無理だろうと思った。
1位…全勝 A井少年(小6)→東日本支部名へ。
I泉県高校2冠王・ねこP少年を倒したので完璧に近い。昨年は、支部対抗戦東北北海道ブロック大会を全勝優勝して四段免状をゲット。そんで今年は東日本支部名人戦出場なので誰も文句のつけようがないという感じ。素晴らしい。ちなみに昨年の全勝優勝はM着君なのであべしん道場強いっすよね(笑)
2位…5-1 I泉県高校2冠王→東日本支部名へ。
M本全国中学名人経験者をここでも破った。おい~支部対抗を選ばないのかよ~~。
3位…5-1 T橋H少年→東日本支部対抗大将席へ。
Y田くんに勝って私に勝って5-1は安定感が出てきた。
4位…5-1 M本くん →県支部名人戦へ
ここまでは成績優秀者、まともですね。
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問題はこっから。
4-2は、なんと9名もいる!
代表に入る人、入れない人、天国と地獄で一番盛り上がるところ。
そんでもって、当たり前ですがいかに早く自分の名前が呼ばれるかというのが大事。
というのも残りは、県支部名人戦1枠と東日本支部対抗戦4枠のみ。
東日本支部対抗戦は四段免状を持っている人は出ることができないので、ここで名前を呼ばれないと困る人もいる!
あべしん五段とかY田四段とか(笑)
そういえば、ねこP少年も四段は持ってないけど意識が高いので県支部名人戦に出たいと言っていた。
さて、呼ばれるのは誰だ!?
5位!
K谷くん(山東2年)。
彼は団体戦が好きなのでセーフ!天童Aチームの副将を選んだ。
次、
6位!
呼ばれたのは~~
俺だぁああ~~~~!( ;∀;)
なんかのオーディションに受かった気分!☆
この結果には自分でも笑ってしまった。
まさか、あれだけひどい将棋を指して県支部名人戦に行けるとは思わなかった。
ねこP少年、ショックでぐったり。
ホワイトボードをぼんやり眺めている、点数を数えているのかな。
「さすがにあべしんさんよりは上だと思ってました」と言われた。
それは俺も思った、ねこP少年に負けているかつ強いところに勝ってないので自分がまさかねこPより上とは夢にも思わなかった…。ハハハ。
ついでに、Y田君からも「あべしんさんには勝っていると思ってました」と言われた。
「だろうね(笑)」と、その時は思ったけど、あとからY田くんの成績を見て思った。彼もまた強いところに勝ってないからたいして私と条件が違わないというね。だとすれば、何をもって私より上だと思ったのか(笑)。
いや~、まぁ日ごろから強い人に勝ってないと信用みたいなのは薄れますな~(笑)。
というわけで、私は最低ラインの県支部名人戦の代表枠をゲット!
ねこP少年が天童Aの先鋒へ。
昨年、この大会6-0で優勝したM着くんは、天童Aに入ることができず、天童Bの大将になってしまった。ドドドド…(低いド)。
この支部対抗戦は、M本君・I泉君・ねこP氏の高校生軍団が第一志望で選んでくれないのでどうしても団体メンバーのポイントゲッターが不在という状況が続いている。
彼らなら柱になれるのだが選んでくれない(笑)。
そうこうしている間に昨年は、S野Gくん・A井くん・K沼少年が東北北海道ブロック大会で優勝して四段を獲ってしまった。
それは素晴らしいのだが、まだ四段を獲っていない支部対抗に出たいメンバーにとっては、有望なポイントゲッターを失ったという見方もできる。
東日本大会で勝つには、強い子達が協定を組んで「個人戦じゃなくて団体戦を選べよ」という風にやるしかないのではないかと思っている。
後日、M本君が諸事情で県支部名を辞退。
結果、Y田君が県支部名人戦に出場することになった。
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