将棋には壁があるので今は弱くても追いつくチャンスはあるよという回答

Q 
地方の大学に通う1年生です。
大学の将棋部でレギュラーを目指したいのですが現在ウォーズ5級です。今から真面目に勉強したらどれくらい強くなれるでしょうか。先輩からはレギュラーの下の方でも最低24三段は必要と言われていますが追いつけるものでしょうか、現実的な話で。やはり、将棋も卓球のように子ども時代からやっている人には勝てないのでしょうか…そうしたところで何かコメントくだされば幸いです。

A
大学の団体戦は、春は5人・秋が7人制です。
まぁ7番手までをレギュラーとしましょう。
で、関東・関西で優勝争いをする強豪大学は7番手までもれなく手厚いのでレギュラーは厳しいでしょう…。

しかし、地方の大学であれば上玄(1~3番手)は将棋が練り上げられているのでなかなか勝てないと思いますが、下弦(4~7番手)の七は確かに24の三段くらいのイメージがあるので、ワンチャンあると思います。

さてさて、今からはじめてどれくらい強くなれるでしょうか的な質問はよくされます。

結論から言うと、大学生であれば戦略的に無駄を省いて将棋にアプローチできるので、時間さえあれば1年で初段、2年で三段くらいはいくと思いますよ。

※将棋を楽しんで強くなろうとか考えだすとおかしくなります。楽しんで強くなる勉強法は普通の人にはお勧めですが時間が無い人にはやや遠回りです。

え、2年経ったら七番手の三段の方がもっと強くなるんじゃないかって?

まぁ、それは確かにそうなのですがグングン成長曲線を描いて強くなるわけではないというのは分かりますよね、何でもそうですよね。

でもって、

将棋には壁があるんですよ。

初段の壁、二段の壁、三段の壁…と。
壁の前には、将棋歴が短い人から歴数十年くらいの人までたくさん溜まっています。

皆より早く〇段になった人でもそのあと工夫や努力量が足りなければここに居座ることになり、やがては追いつかれます。(威張れるのは最初だけ~♪)上にいけばいくほど次へ進むのが険しくなってくるのでそういう人の割合は増えますね。

試しに部活のレギュラーの人にいつ今の段位になりましたかって聞いてみて。そこから何年くらい今の棋力帯にいるかも聞いてみて。みんな強そうにみえるけど壁の前で数年くらい悩んでいる人も結構いると思うよ。

で、こっからは私の完全な感覚の話なんですが…

詰将棋や終盤の問題集を解きまくり、定跡書を読み、実戦を指して反省して~を繰り返せば将棋倶楽部24の三段はいくと思います。ここに到達するのに特別な才能は必要ないです。

基本よりちょい上の終盤力があるかどうか、基本よりちょい上の知識があるかどうかを問う段位なので時間を費やして量をこなせば到達できるはずです。
あいつ頭おかしいくらい将棋やってるぞと周りから思われる覚悟があれば余裕でいけると思います。※一日1時間とかでは無理。

上が伸び悩んでいるうちに、やればいける三段の作業量をまずこなそうぜ。

※むしろ三段到達がスタートラインでそこからどうやって強くなるかを考える方がはるかに地獄です。やってもやっても強くならない日々が待っていますので。そうすると時間を作るために単位を落としてみたり留年してみたりと…だんだん将棋のに近づいてくわけです。


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abcn

・アマ五段(県竜王戦優勝)
・中学、高校、大学、社会人で全国大会出場
・四間飛車歴およそ25年
・連絡先→kouteipengin6@gmail.com

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