進んで下図。△24桂と△25桂の存在が不気味、下手に駒を渡すと△36桂打から頓死もありそう。
どうやって勝ったらいいんでしょうね~~~
あ~~手がみえない、手が見えないよ~(>_<)
角1枚なら渡しても自王は詰まないんですけどね、そこまで分かるんですけどね。
秒読みの中で、
読んでいたことが頭からパーッと消えたんですよ!(またw)
途端に何を指したらいいかとか全部分からなくなって
ピーっと時計が鳴って
「時間切れ負けする!」ってことで慌てて何でもいいから指したんですよね。
上図以下、▲34歩、同金、22角、42王。
いや~、なんか3手先も見えなくって以下▲53角成、同王、65桂、42王と暴発!読みが全く入っていないから暴発。
しかし冷静に上図は後手詰みのような気もしたのだが私の読みほどあてにならないものはないのであと30秒考えたい!というわけで▲39王と引きました。
以下、△36桂打。
これはあれか、この桂馬を取れば後手王は▲53からばらして桂で詰み💡だなとようやくわかったので同金と取った。
以下、△28角
( ゚Д゚)え?
えええええええええ???
やってしまいました。
以下、▲48王、36桂、59王、△91角成。
オセロの隅をとられて完全に勢力が逆転したカンジ。
金抜かれて、龍抜かれて…もうだめぽです。
あまりにもひどい負け方、消費者相談センターに電話したい。
いや~~、何やっても勝てない、どうやっても最後はやらかして負ける状態がずっと続いています。
ちなみに▲59王と逃げたのは終局後に駒を並べやすいようにです(病)。
□予選1回戦その他
屈指の鬼カード、M本県高校新人王vs土屋県支部名人はM本くん勝ち、強すぎてやばい。
その結果、予選2回戦でK沼TMKさんは手負いの土屋県支部名人と戦うことになり絶望したと思う。あっちゃ~だな。
□予選2回戦 vs Mくん
普通にやって普通に勝ちました。
いや、それはいいんだけどさ。
後から知ったんですけどMくん、小1でした( ゚Д゚)
全く小1とは思えない将棋のつくりで、なんか自信失いました。
まさか小1だっとは、小3くらいかなと思っていた。
いや~次の世代がきていますね。
□予選3回戦 vs Tくん(小3)
こちらもTくんの序盤がしっかりしているので良くするまで時間がかかりました。
後手が私です。
△25桂が効いているところに▲37角打の勝負手!
あ~大優勢なんだろうけどね、だんだん頭がおかしくなっていくよ・・・。
以下、△49成桂、63歩成、71王、49銀。
以下、△37桂成、同角、39角、18王、17銀、同桂。
どうですか?みなさん、これ詰ますことできますか?
色々詰み筋はありますよね。
その中の1つをしっかり読み切ればいいわけです。
以下△28角成が一番スマートか。
・同角は△29銀。
・同王は△38金。
再掲下図。
本譜は上の筋が見えなかったので以下△28金、同角、同角成、同王とばらしました。
ここで△38金から詰みというのは分かっていたんですがね、もはやこれは趣味の問題と思って△55角と打ちました。
これで▲37の退路を封鎖してから△38金や△29金で詰みと思っていたら~
▲46桂とされて~~
( ゚Д゚)うげぇぇぇ…
いや、いつもならこの中合も見えるはずなんですがね、この日はいくら考えてもこの手が見えなかったですね。これで先手王の即詰みがなくなって思わず「バカだ!」と髪をかきむしりました。
しょうがないので以下△63銀と手を戻す。
ここらへんは精神的に動揺しておりもう勝ちっていう雰囲気ではなかったですね。
「あ~予選落ちだな、これは」と覚悟しました。
しかし、実際はまだ後手がだいぶ優勢だったみたいで、勝ったのにガックリきました。
□予選3回戦その他
K野元名人がK沼少年の王手に対して王手のクロスカウンター?、いやすでに刺さっている状態からのカウンターを繰り出したのが凄かった。
□本戦の抽選
どことやっても勝てないと思ったのでトーナメント表はあまり見ていません。
ねこPから「小学生としかやってない!」と言われたので「じゃあ次はねこPとかな」と思ったらKくんでした。
□本戦1回戦 vs Kくん(小3)
予選で攻め将棋の2人に勝って上がってきたようですね。
K君の棋風はどうなのかなと思い指していたらかなりの攻め将棋でした(笑)
後手が私。
以下、飛車逃げると思ったら構わず▲53歩成!、28馬、61馬、同飛、62金。
めっちゃ攻めてくるね~~。
でもこの局面は実は読み切ってました。
以下、△同飛、同と、49飛、72と、同銀、66桂。
うん、ここで△79金、77王、65桂打、86王、85銀が詰めろ逃れの王手。
これで勝ち。
とても疾走感のある将棋でした。
□代表決定戦 vsN須くん(高1)
予選1回戦でH角さんにウルトラ逆転負けして以降怒涛の小学生3連戦を制して代表決定戦まできてしまった。
相手は、東北高校新人戦3位のN須くん。序盤研究に定評があるので無難な序盤を指せばたちまち作戦負けしそう。というわけで下図。
後手が私。
いきなり△54歩から動く。以下、▲26歩、55歩。
ここで気づいた。あれ?これ次に△56歩とすると▲22角成と角抜かれるじゃん!!
例えば以下、▲25歩、54飛、45銀みたいな展開は大変か?
と思っていたのですが、本譜は上図以下▲同角、同角、同銀、74歩。
角を捌いて手順に7筋へ狙いを定めてこれは良くなった。
以下も落手を指さないように80点の手を出し続けて勝利。
N須くんは構想がまずかったと言っていました。
というわけで、地区代表になってしまった。
裏街道ではあったが最近の調子ではそれでもきついと思っていたので、生き残ったということがまず嬉しかったですね。ライフジャケットが無かったら沈んでいたかも(ポジティブ)!!
他のトーナメントは激戦でした。
・M本くんは清N少年に勝って代表。M本くん自力では初代表だったみたいでそれは意外だなと思い「今までそんなひどい目に誰に遭わされてきたの?」と聞いたら「あべしんさんです」と言われた。
・つちや県支部名人はA井小学生名人に勝って代表。A井くんは予選でM本くんに負けて本戦でつちや県支部名人という豪華フルコースを堪能した。
・H角さんはI泉Kくんに勝って代表。いや~I泉くん負けるとは思わなかったけどな~強いH角さんが戻ってきた。
・ねこPはやましゅーさんに勝って代表。置賜でも代表、内陸でも代表!
・おのdはS木M明さんに勝ち2年連続代表で存在感をアピール、会社員になってからの方が安定感がある。それにしてもS木さんとはよく当たっている印象。
ここにM子2020名人(地区予選シード)含めた7人が内陸から県大会に出ます。
□EXTRAステージ
会場から徐々に人が減っていき最後は地区予選通過者だけが残る。
山新の記者が来るまでの少しの間、生き残った者達でお互いを称えあう。
自然と笑みがこぼれ、明るく和やかな雰囲気になる。
この時間を過ごせるのは勝者にだけ許された特権である。
私も犬猿の仲であるH角さんと「昨日の敵は今日の友、昨日の敵は今日の友♪」と歌いながら会場のテーブルを協力して片づけた。
県大会は3/28、もう少し良い将棋を指したいですねぇ。
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