そうか、10月24日(土曜日)は仙台でジェイコム杯の東北予選と県高校新人戦があったんだな~。
リアル大会がぶっ潰れている中でついに反撃の狼煙があげられたというべきなんでしょうか。
私は、近くの本屋に開店30分前の朝9時から山形県プレミアムクーポン(最大3,000円で6,000円分のクーポン)をゲットしようとしていたがすでに100人以上の行列がいてあひゃ。赤ちゃん抱きながら並んでいるママさんもいてすごい気合だなと。1店舗150クーポンで一人最大3枚買うと50人が限度なので私までは配給されなかった。40分並んで「クーポン売り切れました~」の店員さんの無情な宣告が薄っぺらのウィンドブレーカーに突き刺さる、さぶいさぶい。
そもそもこの日は余裕ぶっこいて朝ラー(味噌ら-)を食べていたのがよくなかった。写真を撮ってブログに掲載してやろうと思っていたのにあろうことかスマホを忘れるというマヌケぶり。落ち込みましたね~、味噌ら-着丼してもテンションが上がらない。朝ラーが食べたいのか朝ラーブログを書きたいのかだんだん分からなくなってきた。ただし味は非常に美味しかったのでス―プもライスにかけて完食した。そんなこともあり朝からダブルパンチ、いや、胃もたれもありのトリプルパンチで投了級。
もう寝ますということで夕方まで寝ていたのでした。
そこからTwitterを見ていると「あれ?今日は大会あったんだな~」と気づく。
というわけで別に観戦にいってないけども感想を書く。
◎ジェイコム東北大会
この大会は去年、小6でMくんが中3のN君に勝ち山形対決を制し優勝している。
5分30秒の大会なので練習会をやって慣れたことも結果に繋がったのかなと思った。
というわけで今年はコロナなので超少人数での5分30秒の練習会を開催してみた。山形は軒並み大会が中止で他県と比べて真剣に指す機会が減っておりテンション上がらないとカワウソなので3週連続やってみた。
あ、念のため書いておくけど「5分30秒で勝つには序盤は1分で飛ばしなさい」とかそういうアホみたいな内容ではなくただただ真剣に指すだけの会です。
1週目・2週目・3週目と内容がどんどん良くなっている子や1週目から内容が良すぎて逆に心配になる子もいたり様々。まぁそんなことはあまり問題ではなくて本番で勝つか負けるかそれだけです。思うに5分30秒将棋にこれほどまでに真剣に取り組んでいる集団っているのかなと、まぁだからといって勝てるわけではないけども、とりあえず時間には慣れさせることができたとは思っています。ジェイコム杯応募したけど抽選に受からなかった人の分まで頑張ってほしいね。
結果!
小4のT君が準優勝!
小中混合のジェイコムで小4でこの活躍はすごいな…。練習では昇り調子ではあったがちょっと間に合わないかなと思っていたけど本番で調整したんだと思う。私としても2年連続5分30秒道場からファイナリストが出てびっくり。ドル箱だ~~!!これはドル箱道場だぁぁぁ\(^o^)/
◎県高校新人戦
高校生も選手権・竜王戦が無くなったのでこれが最初の大会、代表枠は2つ。
M中学名人が本命だが全国ベスト16のI君やN君、KMY君も手ごわい。10回やって10回勝てるかと言われたら大変だろう。
スイス式5回戦のうち4回戦が終わった時点で、
M君 4-0 (ソルコフ8)
I君 4-0 (ソルコフ11)
KMY君 4-0 (ソルコフ8)
N君 3-1(4回戦でI君に負け・ソルコフ11)。
5回戦は、
M君 vs I君 (勝てば全勝文句無し代表)
KMY君 vs N君 (KMY君は勝てば代表)
結果、M君が勝ち全勝優勝。I君は今年春の県順位戦Aクラス優勝者でかなりの強敵であるがコロナ後の初大会で鬼勝負を制したM君は流石である。もし負けていたらソルコフが低いのでどうなっていたか分からないところだった。全勝優勝ではあるがギリギリの精神状態での戦いだったと思う。
KMY君はN君に敗れ4-1となるがソルコフが低すぎた。
ということで、I君とN君どちらが代表になるのか?
直接対決では4回戦でI君がN君に勝っているが…それで決まらないのが上から読んでも下から読んでもスイスなのである。
まずはソルコフ、これはお互い17!
次が自分が勝った相手の勝ち星、N君13、I君12。よってN君が2位となり全国大会の切符を手に入れた。
これはI君にとって悲劇的展開。
スイス式は誰と当たってきたかがすごく大事(運)なのでそういう要素を排除するために全勝(実力)しないといけない。私も高1で新人戦4-1でソルコフで代表を逃したことがある。ローカル大会4-1で入賞したとかしないとかの次元の話ではなく、代表戦となるとその人の将来までかかっていたりするので精神的に超超超きついです。
なお、N君は昨年のジェイコム東北大会の準優勝者、I君と共にどちらが導かれてもおかしくなかった。この世代は大変なのはしょうがないけど誰かが泣かないといけないのがつらいなー、鬼滅の将棋である。
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