3/1のアマ名人戦内陸地区予選から7日後の世界。
天童北部公民館にて。
シニア名人戦と支部対抗+支部名人戦の会場を分けたり途中で換気タイムもあったりとコロナを意識した大会であった。
□支部名人戦抽選
AとBに分けて4回戦を戦う、1位同士が決勝・2位同士が3位決定戦というやり方です。優勝候補のY寺さんとH田くんは同じ支部なので必ずバラける、なのでどちらかとは絶対当たってしまうのでここはもうしょうがない。
山形ビッグ3の一角であるほまみー君は支部対抗戦の方に出場しているのでヨシッ!
となると、私にとってのキーマンはつちやんで苦手なので反対側の山に行ってほしいと思った。
結果…
H田君&つちやんと一緒の山を引いてしまった\(^o^)/
なんでや、なんでや・・・。
2人に負けたら3位決定戦にすらいけないじゃん、もぉぉぉぉ🐄!!
□1回戦 vs Kさん(村山支部)
後手が私、後手三間飛車で天守閣美濃と戦うのって難しいよね~。
先手は▲57銀を▲66銀として持久戦(4枚天守閣美濃)にするのか、▲46銀として急戦志向なのかそれによって後手の対応は変わる。
後手三間vs46銀急戦の将棋は先週指したばかり。
今週は後手三間vs天守閣美濃の持久戦(4枚美濃)の戦いをお送りします。
純粋な三間飛車党であれば以下△64歩、77銀引、65歩というふうに指すんでしょうか。
以下▲66歩の反発は同歩、同銀で74歩で6筋争奪戦に突入、△53銀型手厚いので後手もやりがいがある。▲79角には△63金から64銀と本の形を目指せば一局でしょう。
本譜は上図以下、△62銀から63銀とダイヤモンド美濃にしてみた。
ダイヤモンド美濃のメリットは△42角の利きが天守閣玉頭に伸びてくること。プラス△64角という攻め筋も発生する。四間飛車党の私としてはダイヤモンド美濃の方が指し慣れているのでこれを選んだ。以下▲66歩と位に反発してきた。
以下△74銀、24歩、同歩、65歩、同銀、67金。

先手も天守閣美濃に厚みを加えてくる、形勢は後手としてはまぁまぁだと思ってましたね。以下、第一感は△22飛。
堅さは先手に分があるが次の△64角が受けづらいので後手もやれる。
再掲下図。
少考の末△35歩、同歩、22飛とひねったのがひどかった。
3筋は突き捨てた方が軽いと思っていたら以下▲66歩、74銀にじっと▲34歩と3筋を逆用されてあひゃ。
以下、仮に△64角とすれば▲46角がぴったりの切り返し。
角交換したあとに▲33歩成が時限爆弾のように残り続け後手指しきれない。いらないことしてしまったなぁ。
本譜は下図のような展開になりました。
直前に△14歩と突いて▲22歩は指しづらいでしょうと牽制したはずなのに指されてみると後手が困っている、ひどしひどし。以下△13桂と逃げるが▲21歩成とと金を作られた時に後手から暴れる手段が無い。
進んで下図、苦しまぎれに勝負を求めた局面。
ここで▲24角から13角成と馬を作られたら後手必敗形だった(感想戦でKさん指摘)。本譜は▲68角だったので△58と、同金、49飛成、59金、29竜で下図。
以下▲65香、同銀、同歩、19角成。
後手は手順に竜と馬を作ったもの先手の天守閣が堅すぎるし高すぎるのでHigh敗勢、いよいよ負けを覚悟した。
以下、▲43と、同金、32飛成。
厳しすぎるぜ・・・。
進んで下図。
▲64桂でこれ以上金銀を剥がされると勝てる見込みがなくなるので△63歩と泣きながら手を戻す。さて、先手は角を使いたいのだが現状角が動くと59龍で金がタダ。とすると?
▲69金で4枚天守閣美濃をリフォームされたら投了級だと思っていました。
再掲下図。
本譜は▲43歩成、同歩、49歩だったので37馬で難しくなった。
やはり金は59にいると狙われるようでここから色々とあって後手勝ちに。
この将棋をなんとか拾えたのは大きい、負け将棋だった、Kさん強かった。
4枚天守閣美濃もまたかなり優秀な作戦だと再確認しました。
まずは1勝、2回戦は…あぁぁぁぁ\(^o^)/
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