有名将棋関係者登場!『こんなレベルの低い将棋見たことがない!』2巻の感想

作品名:『こんなレベルの低い将棋見たことがない!』2巻
ジャンル:作者が将棋を通じて世界を広げていきます
著者 : 安藤たかゆき
出版社:(株)イースト・プレス
発行日:2019年10月10日
販売価格:電子書籍693 円
感想ネタバレ注意!

1巻の感想はこちら→めちゃんこ笑える将棋漫画『こんなレベルの低い将棋見たことがない!』を読んだ感想

ついに2巻が発売されました。

内容としては1巻の良さを残しながら将棋を通じて作者自身の世界を広げていくという内容になっております。

◎第十二局

香川女流の指導対局を受ける話。

 

地方にいると人気女流棋士の指導は受けれませんから貴重なレポートでした。

私もこんな指導対局をされたらモチベーションが上がっちゃうかな~てへ☆っと思いました。 


◎第十三局

『めっちゃ将棋指してた幼なじみが女の子だったみたいな話』の著者せいほうけいさんが登場!せいほうけいさんってこんな人だったのか(笑)と。

参考記事→ 『めっちゃ将棋指してた幼馴染が女の子だったみたいな話1』の感想

 

◎第十五局

将棋関係の様々なプロデュースを手がける指導棋士田中誠氏が登場。私も一度お会いしたことがありますが一言でサービス精神が旺盛の人、そしてやり手といった印象です。数年前に東京の職団戦でお会いしたのですが山形から来たと言ったら「お土産に」とどうぶつしょうぎガムをくれた思い出が強烈に残っています。

 

さてこの会で田中指導棋士は目新しい指導方法を披露します。

参考記事⇒【低将2巻】将棋漫画から学ぶ初心者向けの切れ負け勉強法【ものの歩2巻】

 

◎第十六局

漫画家仲間のおうちで将棋を指す話。1巻にもこういう感じの回はありますが大体が良い意味でバカバカしくて笑える展開になります。1巻から継続してなのですが最後のコマでみんなで組体操風に将棋の駒を表現するのがシュール。

 

◎第二十一局

作者の関西遠征記。

Twitterで知り合った方と日本一棋士の色紙が多いお店串ぼうずプロ棋士も頻繁に訪れる将棋バーwars を巡るという内容。

お店の噂は聞いたことはあるのですが実際こんな感じなのか~と参考になりました。どちらも関西遠征の際は行きたいお店です。

 

◎第二十二局

『サラ〜』シリーズで小説すばる新人賞を受賞した橋本長道先生が作者に指導対局をするという内容。うーんとね、対局中の橋本先生の雰囲気を見て思った。昔と変わらねー!数十年前の全国中学選抜で橋本先生は確か3位になっているんですよね。立石流をはじめとした力戦振り飛車の雄だったと思います。私は山形代表として出場しており余裕の敗退、暇なので観戦していました。懐かしい。

 

◎第二十三局

関西将棋会館の道場遠征の話。

少年のマナー悪すぎて笑えるけど逆に漫画家さんならネタになってよかったのかなと思います(笑。

 

◎まとめ

え!これでいったんこのシリーズは終了!?

私も遠征記みたいな日記調のブログを書いたりするのだがわりと見てくれる人がいます。作者様は才能を活かして漫画でそれをやっているので羨ましいなぁ。面白かったのに~お疲れ様でした。


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あべしん

・アマ五段(県竜王戦優勝)の四間飛車党
・中学、高校、大学、社会人で県優勝
 →全国大会出場
・地元紙で将棋の観戦記を書いてます
・連絡先→kouteipengin6@gmail.com

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