『ふたりの太星』、異色すぎる将棋漫画だった

作品名:『ふたりの太星』全3巻
ジャンル:才能ある者達の奨励会三段リーグ
監修: 里見咲紀女流棋士
出版社: 集英社 (ジャンプコミックス)
発行日:2019年9月14日
販売価格: 484円~528円
感想ネタバレ注意!
この漫画は天童世代と呼ばれる奨励会三段リーグの中でも特に才能がある若者達のお話です。

とりあえず、感想。
一言で絵が綺麗すぎる…将棋漫画最高レベルです。
と、同時に将棋漫画らしかぬ謎の風貌のキャラがたくさん(笑)なんだこの漫画は~って思った方はもうハマっています。

それでは登場人物を紹介する。

鬼太郎とネズミ男を足して2で割ったような主人公が天童太星(てんどうたいせい)14歳です。ただし彼ねぇ~二重人格なんですよここだけの話。
 
↑右が昼の人格、冷静沈着でクール。もう一人の人格よりも将棋が強い。
左が夜の人格、将棋に飽きて色々なことに興味を示している。昼と夜の人格はノートを通じて情報を共有しています。

将棋界のミサミサ(私命名)こと早乙女ユア16歳。
22万局すべてを記憶してデータとして引きだす能力を持っている。この異常な記憶力は実生活でも応用ができ恋の確率なども計算できる。

豪月無限(ごうげつむげん)17歳。
『僕のヒーローアカデミア』にいそうな風貌、怒りをパワーに変える。

堂々巡(どうどうめぐる)18歳。
運命には逆らえないのです!というテイストのキャラ。

芳賀十三(はがじゅうぞう)15歳。
仮面をかぶる事人の能力をコピーして使用できる。

天童世代ではないけれども…和泉(いずみ)くん17歳もおもろい。
「両目を塞ぐことで聴覚が共感覚となる」という小難しい特技を持っている。

もうね、みんなキャラ濃いんで主人公の二重人格とか気にならないです…。

さてさて、彼ら(堂々以外)の特技が最大限に活かされる神回があります。それが
3巻第18話「これはデート?」です!
作者はこの回をやりたくて将棋ネタをフェイントに描き続けてきたきたのかなと思わせるほどです。声出して笑いましたのでぜひ読んでみてください。

で、最終的に『ふたりの太星』ってどうなるかというと…


主人公、〇〇にぶちこまれます\(^o^)/

どうしてこうなった・・・。

主人公どころかストーリーも二重人格なのでは?という意外さが常にある作品でした。

さてさて、
将棋漫画は打ち切りが多い事に定評がありますが『ふたりの太星』は3巻で綺麗にまとまっています。

作者の才能に時代がまだ追いついていなかったというポテンシャルが高すぎる作品でした。個人的にジャンプ作品の中では一番面白い。







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・アマ五段(県竜王戦優勝)
・中学、高校、大学、社会人で全国大会出場
・四間飛車歴およそ25年
・連絡先→kouteipengin6@gmail.com

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