将棋に対する価値観と志の違いで上達速度は変わる

昨日は久々にあべしん道場やった。

 

腎臓の石が動き脇腹が痛くて血尿+ヘルニアで首・肩・右腕が痛いという過去最悪のコンディション。

指しているときに駒が握れなかったりうまく時計が押せなかったのはヘルニアで右手の感覚が無いから。だれか私を題材にした漫画を描いてください…。

 

13時半開幕だったのですが年末なので全員と指してみたいと思い朝9時半から捌くことにした。小学生トップ層余裕で壊滅させてやったぜ!


12時15分頃に昼休憩。


ほっともっとのカットステーキ弁当を食べる、身体が血を求めている。

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午後からは、T部井先生・尾形氏・かねたんに手伝っていただき19時に終了、忙しいところありがとうございます、感謝です。

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今日はさすがにしんどかった…。途中、かねたんやお母さま方からの差し入れの果物やお菓子などを食べながら栄養補給。最後はもう将棋に集中して痛みを和らげるという域に達した(将棋終わった途端に痛みだした)。


対局はねこPが強くて参った。1回負けたら1回返す方針だったのだが往復ビンタくらってしまった。M本東北新人女王もこの日は終盤が冴えわたっており受けきることができず私負け。

 

一部の子達は集中力が無くなるのが課題。


なぜに講師相手に持ち時間5分も使わずノータイム指しで投了になるんかね…。


なんでプロレスが始まるのかね…。


なんで友達と時計が壊れる勢いで叩きまくる超早指し(盤面の駒がグチャグチャ、持ち駒を手で隠す、挨拶無し)の遊び将棋をはじめるのかね…。


そんな暇があったら強い人の将棋を見たり詰将棋や必至を解いたり棋譜を並べたりとプラスになることをしないといけない。


無駄な時間が積み重なって今の不甲斐ない結果があることを認識しないといつまでたっても弱いまま、上達は無い。


棋力はあっても精神レベルが10級のままだと志の高い子にすぐ抜かれてしまう。


そういう経験をしてきたはずなのにもう忘れたのか?


はっきり言って楽しんで将棋指しているうちは甘い、上を目指そうと思った時点で苦しいものに変わるのでそれを受け入れてまずはこっちの世界に来ること。


私が小手先のモチベアップミーティングや憤怒の一喝をしたところで解決策になってなさそう、本質はその子(家庭)の将棋に対する優先順位に起因するので。


・将棋より友達と遊ぶことが人生において大事と考えるのも立派な価値観。

・将棋より勉強、将棋は勉強の息抜きですというのも立派な価値観。


強くならなきゃいけない切実な理由が無いと将棋を第一になんてふつう考えないと思う。


私は勉強&運動ダメで将棋くらいかしか学校でアイデンティティが発揮できないから頑張ろうと思った、結構深刻。


(将棋で友達とガチャガチャやって楽しもうって選択肢がある子はある意味恵まれている。うちの田舎は人口が少ないので将棋友達すら出来なかった。)


漠然と強くなりたいじゃ弱い。

将棋が強くないと自分じゃないんだという強い念が無いとダメでしょうね。


【下のフレームを完成させればさせるほど強い念を生み出せるかも!?】


強くなって何がしたい?

    ⇓

県制覇?全国制覇?奨励会入会?普及活動?

    ⇓

だったら何をするべきか。

    ⇓

君に残された時間はどれくらい?

(タイムリミットは家庭の価値観による)

    ⇓

じゃあいつやるか?

    ⇓

〇〇でしょ(;゚Д゚)


自発的に行動に移せるようになってほしい。


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あべしん

・アマ五段(県竜王戦優勝)の四間飛車党
・中学、高校、大学、社会人で県優勝
 →全国大会出場
・地元紙で将棋の観戦記を書いてます
・連絡先→kouteipengin6@gmail.com

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