ここ最近の気分を唄にするとこんな感じです。
ほげほげ たらたら ほげたら ぽん
ほげほげ たらたら ほげたら ぴん
ぽけぽけざむらい へ~らへら
とろとろざむらい へ~らへら
へろへろざむらい へ~らへら
めろめろざむらい へ~らへら・・・
訳:ジュニア達が強くなっていく中で私は何をやっているんでしょう。今日はなんで大会に来たんでしょう~的な。
24やってもやる気が出ず短手数投了を連発してしまいもうアカン。
というわけで最近は将棋との繋がりを保つためにひたらすら自己啓発書(将棋漫画)を読んでいます。
棋譜並べ・定跡書精読・ソフト研究・詰将棋・ネット将棋・24・実戦オンリーと色々勉強法はあるけども中途半端にやるのが一番良くない。ある程度まとまった数をこなさないと身にならない、それも狂ったようにやらないとダメ。というわけで私は最近将棋漫画を狂ったように読んでいます。
□赤旗名人戦 内陸地区予選
内陸と言いながら置賜と最上も含んでいるんですよね。
代表枠は6、名人&竜王の2大棋戦と比べて来ない人もちらほらいるのでぶっちゃけ少しだけレベルは下がりますね。具体的に、
名人&竜王戦であればここに書いている内陸地区の県ランカーはほぼ参加するのですが今回は赤印をつけた方達のみの参加。順当にいけばこの中から地区代表が選ばれるはずなんですが~…最近ジュニア勢が力をつけているのは知っている。虎視眈々と地区代表を狙っているので油断は出来ない状況。
今年もそのパ~タンで滑り込もうと思っていたのでした。
□1回戦 vsM君(小4)
後手が私、すでに優勢だが自分との戦いだと思った。ここから△48金や△39角と指すようでは優勢でも先が思いやられるので何かこう光がパッーと射しこむような盤上に輝く一手が欲しい。
以下、長考の末△35歩を発見。
当たり前といえば当たり前なんですがね、当たり前の手を発見してこそだと思うので分かるまで長考したのでした。ちなみに以下▲同歩は△36歩から48歩成が厳しいです。M君もこのあと悪いなりに9筋にあやを求めてきたのは立派だった。
私もそのガッツに応えるように端に金銀二枚を投入、上図以下▲99飛は△81金で角が死ぬ。
♢1回戦は県代表クラスvs小中学生のマッチアップ。
(左が勝ち)
S野G君(中1) v s H角さん
T部井さん vs A井ぶんちゃん(小4)
M子県名人 vs A達倉敷王将(小2)
清N少年(中1) vs Oさん
ねこP(中2) vs K野さん
あべりーさん vs M君(中1)
不調続くS野くんがH角さんを破る金星、ここから流れに乗れるか。
□2回戦 イシトシさん
今月、私が小中学生と削られる将棋を指していた日に元高校女子全国チャンピオンの弁護士さんから指導対局を受けていた人。
ゆ…許さんぞ!
…というわけで、8月の寒河江大会で四間飛車をやったらトーチカをされたので今回は三間飛車にしてトーチカ決め打ちをしてみました。
後手が私です。
上図、△66歩をつっかけたあたりは最低互角以上と思っていたんですがね。以下、▲同歩、同銀、58歩であれ(;´Д`)?となる。
攻めの争点が5筋と6筋しかなく角が使えていないので効果的な攻めが無い!困りました。以下仕方なく△67歩、同銀、同銀成、同金、66歩、68金、67銀と進める。
仮に以下、69金引ならば・・・
△58銀不成の強手がある⤵
これで先に銀損はするけれどと金が2枚が出来る計算なので後手良しという読みだった。
しかし以下、▲69銀と埋められてあひゃ~となった。
なんで▲69歩じゃなくて銀なんだ?以下△68銀成、同銀、67金にそこで▲69歩ではなくまたも▲69銀と進む。
おおお、これは千日手で良いということか。
それはそれでOKなのだが、急に千日手の権利を得ると人は欲深くなるもの。以下、△57歩成、同歩、同金と欲張ってしまった。
しかしこれ、攻めになってないっすね。以下▲同銀、同飛成、68歩とされると…
相変わらず堅い。むしろ先手から▲22歩や21馬があるので忙しいので後手自信無し。
本譜は再掲下図…
▲53歩だったのでラッキーとばかりに△67歩成とと金を製造。
しかし意外と難しい。
以下▲57銀、同とと清算され▲64歩で分からなくなった。
・△同金は囲いの損傷が激しくて実戦的ではない。
・△53金は有力だけど、どさくさに紛れて飛車を使う展開が見えづらい。
・△62金引きは常に▲63金からバラされて王様を薄くされるリスクがつきまとう。
どうしようかな~と悩み本譜は、△62金引を採用。
以下、もし▲63金ならばいったんは△71銀で・・・
以下エンドレスでかちこんでくるならば金と銀を交換してから考えようと思っていた。
再掲下図、本譜は…
▲43金だったので△67と、65桂、77銀で絡みつく格好になりました。
トーチカの守備力が落ちたので、先手から駒を渡しにくくなり後手勝ち!
う~ん、トーチカ厄介だな~、堅いから勝つまでが大変です。
□昼食
あべりーさんとつちやんで病人トークしていました。今度お薬手帳持参で語りますか!
弁当も薬と同様に多品目で美味しかったです。
□3回戦 vs清N少年(中学選抜県代表)
今日の清N少年は1回戦で若手キラーのOさんに竜王戦地区予選のリベンジ、2回戦でM子県名人を倒しているので波に乗っているような気がした。
後手が私、四間飛車藤井システムが炸裂して封殺。
正直、望外の展開です。仮に勝ったとしてもかなり体力を削られると思ったのでここ無傷で乗り越えられたのは大きい。
□4回戦 vs I泉K少年(全国中学生名人戦ベスト16)
T部井さんに勝っての3連勝は脅威だな~と思いつつもこれを勝てば4勝で地区代表確定なのでひるんではいけない。
下図は先手が私。
I泉少年に攻められるとうるさいので清N少年戦と同様に私から先に藤井システムで仕掛けました。上図以下▲13歩成、同銀、46飛!が強手。
以下△同角、13香成、同角に19香が刺さる。
終盤グダグダになったもの1手差以上は保って勝ち!
というわけで4-0で地区代表確定。
♦5回戦の取り組み
4勝で代表確定、3勝ならソルコフ勝負。
地区代表枠は6つだが…
・あべしん(4-0)vsねこP少年(4-0)なので残りは4枠。
S野G君(2-2)vsあべりーさん(3-1) →4勝出るかも。
H角さん(2-2)vsT部井さん(2-2)
A井少年(2-2)vsYさん(2-2)
I泉Kくん(3-1)vsOさん(3-1) →4勝は1人必ず出る。
清N少年(3-1)vsM着少年(3-1) →4勝は1人必ず出る。
K野さん(2-2)vsS木M明さん(2-2)
つちやん(2-2)vsT橋H少年(1-3)
4-2=2、あべりーさんが勝てばさらに1を引いてラスト1枠を3-2の選手で争うという構造になっていますがすでに「勝っても無理やん」と分かっている人もいましたね。
□5回戦 vs ねこP(2018全国中学選抜4位)
4-0同士、優勝決定戦。
ねこPが通った跡には屍が折り重なる。
ここまでK野さん→S木M明さん→あべりーさん→T部井さんと県代表クラスのビッグネームを撃破しており正直びっくり、私にそれをやれと言われても出来ません。
「もう優勝は君でいいよ」と言おうと思ったが、8月の寒河江大会で完封負けしていたのでここは勝っておこうと思った。
後手が私ですでに優勢、今日は丁寧に指しています。
以下▲75桂、46金、83桂成、同玉、44飛、同金、53銀。
少しづつ先手の体力を奪い△56歩→△57歩成を間に合わせて勝つ方針なのだが…。上図以下、両取り逃げるべからずで△56歩は62銀不成、同金、41飛が嫌。
以下、△72銀と受けても▲44飛成と詰めろで取られてあひゃ。
再掲下図以下、本譜は
△82飛、44銀成と進行。
ここで△56歩には▲45成銀がある。
これは次に▲75桂王手があるのであひゃ、慌てる乞食は貰いが少ない。
再掲下図、ここでは攻めたい気持ちをこらえてもう一手受けないといけない。
相手は天童では「終盤八段」と恐れられている強豪なのでなおさらだ。
以下、指に力をためじっと△74歩。
地味ながらこれで先手からの早い攻めは無く△56歩~△57歩成が間に合って勝ち。最後は屏風に潜ませていた 虎 が飛びだしてねこPを仕留めました^^
ベテラン県強豪と一切戦わず中学生との3番勝負を制したら優勝してしまった。
なんだこれ(笑)。
□成績発表
※地区代表は6枠
1位 あべしん 5-0
2位 ねこP(中2) 4-1
3位 I泉少年(中3) 4-1
4位 清N少年(中1) 4-1
5位 あべりーさん 4-1
5回戦であべりーさんが勝ったので3-2から地区代表に入れるのはYさん、K野さん、H角さん、つちやん、M着少年のうち1名。
計算の結果選ばれたのは・・・
M着少年(小6)!
ソルコフ15で7位のOさんとは2点差。県選手権に続き2つ目の一般戦の地区代表となった。
□ついに世代交代の波がきたか!?
ちょっと信じられないことが起こってしまった。
私の優勝も信じられないがそれ以上に県ランキング常連のS木M明さん・T部井さん・K野さん・M子県名人・H角さん・つちやんらが軒並み地区代表に入らないなんて考えもしなかったぜ。
私もそうとう手が見えないがベテランの県代表クラスの方々もなかなかの不調だと思った。1人、2人ではなくみんな揃って不調ということもあるんだな~。
逆に巻き返しが恐ろしいです。
代表になった子達もここで私のように喜んではいけない。県大会で勝たないと意味が無い。酒田・鶴岡地区はもともと海があるので最初から波に乗っているので内陸地区も結託して人工波を作っていかないと勝機がないずら。
□明確な目標
小学生の代表クラスも多数参加したが厳しい結果になったと思う。ここで勝ったり負けたり出来るようになれば全国大会や奨励会も期待できる。このレベルに1歳でも若く辿りつかないと1学年上がるたびに全国大会のレベルも上がるし奨励会でもハンデを背負うので大変です。
いちお、あべけん棋士は小4で朝日アマ県優勝(代表2名の時)、OKB奨励会三段は5年生で全国小学生名人戦準優勝、最近ではM本少年が県赤旗2位(中1)→県朝日2位(中2)→中3で全国中学生名人みたいなルートもあります。
□大会終了後、山形南イオンへ
去年のこの時期にメガネがゆるくなってアカンという記事を書きました。
新調したメガネも1年経ったら緩くなってあひゃ、購入店に直しにいきました。
その後、自分へのご褒美でパイン&キウイジュース!
身体がパインと弾んでキゥィン♪キゥィン♪と、ときめきました。
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