将棋は熱いハートで指せ!将棋漫画『365歩のユウキ!!! 』を読めばわかる!

作品名:『365歩のユウキ!!! 』全4巻
ジャンル:中学生名人を目指す!
著者 : 西条 真二
監修:田中寅彦棋士 
出版社: 小学館(少年サンデーコミックス) 
発行日:2002年5月15日
販売価格: 390円+税金
登場人物:紬勇気(つむぎゆうき)

感想ネタバレ注意!

 

ユウキは中学一年生。

いじめっ子から逃れるために逃げ込んだ先は武闘派集団☆将棋部の部室だった!


ユウキは将棋部に監禁され、怖い先輩達の下でお茶出しなどの強制労働をすることになる。


ある時、部長の森田みもりからこの詰将棋を解ければ正部員として認めようと言われる。


【7手詰】

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3分で初段くらいかな。



将棋部の目標は中学生名人戦


毎日過酷な朝練(ダッシュ・素振り・指立てふせ)から始まる練習プランをこなしていく。

 

そんなとき、他校将棋部のヤンキー明鳥(あけがらす)が攻めてきた!


この対局を通じていくら勉強して知識を増やしたところでそれだけで勝てるわけではない、みんな死ぬほど考えて指しているから最後の最後まで考えよという事を学ぶ。

 

その後、大道将棋で知り合ったおじいさんに法・囲い・格言をパズルのように当てはめて使うことに固執しすぎて自分の頭で指していないと指摘をうける。


この漫画で語られる上達論は、有段者や高段者が聞いても「うっ」と胸に突き刺さるものがあるのではないでしょうか(笑)


ユウキの噂は各校の強豪達に瞬く間に広まった。

 

現れたのは童門ブラザーズ


将棋で相手が苦痛に歪む顔が大好物!ここでユウキが『遊○王』の遊戯くんみたいに覚醒する。


3巻半ばからは中学生名人戦が始まる。

 

小梅太夫のネタに「偏差値が低い学校に入ったら先生がチンパンジーでしたぁぁ」というネタがある。


ちゃんちゃかちゃんちゃん♪


ちゃちゃんちゃちゃんちゃん♪


ユウキの予選1回戦の相手は・・・







西条 真二著『365歩のユウキ!!!』3巻114P、

ゴリラでした~ちっくしょおおおおおお!!



このゴリラ戦のあとにユウキは「定跡とか対策とか小手先の技だけで勝てるほど将棋は甘くない!」と気合を入れなおすのであった。

 

予選3回戦はソフト指しマンと!

体にコンピュータを巻き付け胸元にタッチパネル、メガネがモニターになっているという超ヤバい奴だ!

 

そして本戦1回戦はなんと前年度中学生名人!

やっとまともな奴きたーと思ったら2巻で中学1年と紹介されていたので中学1年を留年したんですねぇ、半端ないっすわこの漫画。


3巻以降森田みもりの壮絶な過去が明らかになり、ますます展開に熱が入る。

4巻の最後のページでは、その後どうなったかが書かれているが笑ってしまった。


□まとめ

将棋はアツいハートで指すものだ!将棋を愛する心を忘れるな!という一貫したテーマがある良作だと思います。将棋が単調になっている人や何も考えずに指している人は読んだらアツくなれるかも。ただし、世界観も絵柄も台詞も登場キャラもおまけページに至るまですべてが暑苦しい上にセリフも長いので1週目は読むとめちゃくちゃ疲れますので気をつけてください(笑) 


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abcn

・アマ五段(県竜王戦優勝)
・中学、高校、大学、社会人で全国大会出場
・四間飛車歴およそ25年
・連絡先→kouteipengin6@gmail.com

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