作品名:『紅井さんは今日も詰んでる。』全2巻
ジャンル:女子高生奨励会員×学校の先生の4コマ漫画
作画:野田大輔
出版社: スクウェア・エニックス(デジタル版ヤングガンガンコミックス)
発行日:2016年9月24日
販売価格: 607円(電子書籍:607円)
登場人物: 紅井小馬(あかいこま)奨励会1級・高1
将棋以外にやる気を起こさない天才美人棋士。学校の休み時間はクラスの喧騒を避けるように新任教員只野がいる国語準備室に入り浸っている。
・新任教員 只野(ただの)国語教師&将棋部顧問
国語準備室を紅井さんに占拠されており迷惑がっている…。
・黒木成(くろきなる)奨励会1級・高1
紅井さんと同じ学校かつ奨励会1級の女子高生、表向きは明るく社交的だが…。
感想:ネタバレ注意!
4コマ漫画です。
基本的には紅井さんと先生の国語準備室でのイチャイチャを楽しむ漫画なのだが萌えのツボが合わない人には辛いかな。
ただし話が進むにつれ将棋ネタ成分が濃くなっていくので将棋漫画として読もうとしている人も面白く読める。
・将棋ネタ うすめ
1巻73Pでは国語準備室でゾンビ映画を鑑賞している。ゾンビ映画と将棋、これは私も実は共通点があると思っているのだがそのへん語っていたのがよかった。
・将棋ネタ成分 ふつう
1巻106Pでは将棋漫画には学校の将棋部員達(男子)が登場。紅井さんにボコボコにされることに快感をおぼえる。←おまいらか。
・将棋ネタ成分 濃いめ
1巻111P、タイトル「御三家」。3人のイラストを見て何の御三家か分かったら将棋通です。作者も将棋好きなんだなぁと納得した。
・将棋ネタ成分 超濃いめ
2巻21Pでは、紅井が「イビシャ滅びろ、イビシャ滅びろ…」と呪文を唱えるw
ついに一般向けしないネタをぶちこんできた!
振り飛車と居飛車の100年戦争がテーマ。
このあと紅井は🌸振り飛車を愛する者達の集い🌺への勧誘をはじめるのだった。
2巻は「将棋ソフト」や「奨励会に入って失ったもの」などガチテーマが増えたのでより面白かったですね。
将棋の研究で疲れたときの息抜き用の1冊として持っていてもよいのかなと思いました~。
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