読めば強くなる『ヤンケの香介』全8巻の感想【次の1手問題が鬼】

作品名:『開化将棋異聞 ヤンケの香介』全8巻
ジャンル:明治の真剣師もの
著者 : 村祭 まこと
監修: あとがきによると元奨励会三段のあの方?
出版社:毎日コミュニケーションズ(週刊将棋連載)
1巻発行日:1994年
販売価格:電子書籍324円(1冊)/Kindle Unlimited対象商品


登場人物:主人公 駒田 香介(こまだ きょうすけ)
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村祭まこと著『ヤンケの香介』1巻6Pより。

感想:週刊将棋で7年間連載されていた伝説の将棋漫画

この漫画の面白い点については、著者があとがきで説明している。

1、ユニークな天才奇人変人キャラクター。
2、江戸情緒の残り香と文明開化のモダンさの同居する明治という時代。

ははあぁぁぁ!!確かにその通りです。

この漫画に登場するキャラクターは活き活きしていて見ていて面白い。特に
主人公香介には将棋の才能・生き様を含め真剣師の才能を感じずにはいられない。
現代の目から見ると人間失格としか思えないこともあるが「自分はこうなっちゃいけない」という意味で人生勉強になります。

ストーリーは途中謎の脱線をすることもあるが大人も子どもも楽しめるような内容になっていると思います。

そして『ヤンケの香介』といえばなんといっても作中に登場する次の1手問題で、あまりのレベルの高さに絶望したファンも多かったと思う。

 私も小学生のころに毎週楽しみに読んでいたが今考えたら明らかに棋力不相応な問題を解いていたと思う。現在私はアマ五段だが今の棋力で眺めても正直解けないものもかなりあった。それを小学生のときに無い頭を使ってうんうん考えていたのだから解けなくても読みの訓練に相当なったと思う。問題の量も豊富で強くなれる将棋漫画の代表格でしょう今の少年たちはこのレベルの次の1手の難問におそらく取り組んだことがないと思うので暇ならやってみては?基本ノーヒントなので漫画読みながら解けたら相当才能あると思います。


注意【こっからは全8巻のちょいネタバレ&感想】 

□第1巻 
◎少年時代
明治XX年、14歳で関西から上京した香介。友人と共に相撲部屋への入門を試みるが体の小ささを理由に拒否され途方に暮れる。

浅草をフラフラしていると大道詰将棋の露店を見つける。
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村祭まこと著『ヤンケの香介』1巻9P
※解答は10P

これ、めっちゃむずい。
途中の合駒もやばすぎて普通の人には解けない。

これを香介は全変化解ききり大金を手にするはずだったが…
露天商「今、ここにそんな金はないから連いてきて」と香介を呼び出し仲間を呼んでボコボコにする。

力士への夢を諦めきれない香介は再び弟子入り志願のお願いへ行く。その門の関脇は将棋が好きだったので香介を気に入り後援会との宴会に連れていく。

そこで暴れていた悪い力士を小野五平十二世名人が殺気だけで圧倒。
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村祭まこと著『ヤンケの香介』1巻34P。
関脇は「厳しい角界でもあれほどの気迫は見た事がない、勝負の世界に生きる者として必ずやこのお方から学ぶことはあるだろう」と弟子入りを志願する。

その間、小野五平将棋道場では香介が師範代の綾小路氷吾に喧嘩を売るが3連敗を喫する。
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村祭まこと著『ヤンケの香介』1巻40Pより。
「実力のない相手と指すことほど辛いものはないんだぞ」と言われすっかり自信を喪失した香介。

せめて綾小路に勝てるくらいは強くなりたい思ったのがこの時だった。

下は地元のすご腕真剣師、
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村祭まこと著『ヤンケの香介』2巻7Pより。
能面政(のうめんまさ)との一局。
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村祭まこと著『ヤンケの香介』1巻72P
※解答は73P
これ解けたらアマ五段あると思う。
すんごい実戦的な問題で良問です。

香介はその後、夏目漱石や幸田露伴と実戦を重ねる。しかし強かったのは屋敷に住む松平慎之介。
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村祭まこと著『ヤンケの香介』1巻129Pより。
完敗で自信を喪失、それどころか今まで勝てていた相手にすら香介は勝てなくなった。

金に行き詰り道端で行き倒れる香介。

END

ってのはウソで偶然通りかかった美人真剣師 坂田龍子(さかたりゅうこ)に拾われ一命をとりとめる。
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村祭まこと著『ヤンケの香介』1巻215Pより。
坂田は伊藤博文など社交界にパイプを持ち香介に指導将棋の手伝いをさせることで成長を促すのだった。

□2巻 
◎青年期
坂田龍子から最後の指導を受けた香介は18歳になっていた。
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村祭まこと著『ヤンケの香介』2巻10Pより。
顔つき、目つきが大人びてくる、ついでに眉毛も太くなってくる。

浅草に戻り、3年前に勝てなかった人達とリベンジマッチを繰り広げる。

問題のクオリティが高すぎるのでちょっと見てください。
・1戦目 vs 能面 政 
『ヤンケの香介』2巻11P参照。
打歩で逃れる神の歩不成がでました!
相振りの入玉将棋に出てきそう。

・2戦目 vs 松平慎之介
『ヤンケの香介』2巻27P参照。
すっごい打ちづらいタダ捨ての一段金出ました!
実戦でこれ打てたらしびれる。

・3戦目 vs綾小路氷吾
『ヤンケの香介』2巻41P参照。
これはまぁこの漫画で言えば楽勝問題かも。

全問正解でアマ四~五段以上でしょ。
※局面図は本をお買い求めの上ご覧ください。

◎師との出会い
話の分岐点です。
日本で1番か2番を争うくらい将棋の強い物乞い(仙人)が登場。
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村祭まこと著『ヤンケの香介』2巻57Pより。
香介との対局は美濃囲いの裏手筋を覚える良問でした。
『ヤンケの香介』2巻69P参照。
なかなか見ない筋だが現実的にある筋、知っていれば1勝得する日がくるかも。

香介に会いに来ていた松平慎之介も仙人と指す。帰り際に仙人から「長く将棋を愛したかったらその才の全てをこれからは詰め物づくりに注ぐべきじゃ」と病弱で体力が無い面を見抜かれアドバイスをされる。すごいシーンだな。

香介は仙人と行動を共にするようになる。

横浜へ同行して外人相手にチェスを指し小銭を巻き上げこの軍資金で将棋修行の旅に出る。

い~な~、私も気の合う仲間と日本全国旅しながら将棋を指したい。ここらへんは大江戸棋客浪漫『宗桂~飛翔の譜~』1巻&2巻の感想にもそういう世界観がある。江戸・明治らへんの時代がすごく好きです。

【 箱根編 】
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今の整備された道でも徒歩だと14時間13分( ;∀;)

宿泊先の温泉宿の息子が賭け将棋で借金を作り、旅館まるごと奪われてしまいかねない危機的状況。
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村祭まこと著『ヤンケの香介』2巻142Pより
さぁ、将棋仙人様ご一行どうするのか!?

【 静岡編 】
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東海道を南下中に具合が悪そうな美女を発見。将棋仙人、見事に騙され財布をスラれて有り金0に。それでも何か食べねばとフラっと寄った蕎麦屋に「解けたらお代無料」という詰将棋を発見する。
それがコレ。

【 関根金次郎作 旅順陥落詰将棋 】
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日露戦争の勝利を記念して新聞に発表された詰将棋。
曲詰であり、詰上がり図は凱旋門になる。

いやいやいや。
解けないって!(笑) 

この詰将棋を解けた仙人一行は夏祭りに行われる将棋大会(団体戦)に黒駒屋代表としての出場を懇願される。ここ数年は本業がヤクザの清水屋が優勝しており土地の空気がおかしなことになっていた。
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村祭まこと著『ヤンケの香介』2巻181Pより
さぁ、仙人ご一行は救えるか!清水屋も静岡で名の通った真剣師達を集めガチバトル勃発!どうなるどうなる。

【 浜松編 】
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関根金次郎(後の12世名人)登場。
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村祭まこと著『ヤンケの香介』2巻209Pより
将棋が生活のための賭け事に使われるようでは将棋は滅びる。
男と男が金ではなく名誉をかけて勝負する世界にしないとダメ。
将棋界をちゃんとした組織にして棋士であることを堂々と世間に名乗れる組織にしたいと語る。

そう、関根金次郎は後に「日本将棋連盟の創設」と「実力名人制」を開始する男なのである。

□第3巻 

【 岐阜編 】
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長良屋は地元の真剣師を雇い旅行客からお金を巻き上げている。
一文無しの仙人と香介は猿芝居を打ち逆にお金を巻き上げようと企てる。
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村祭まこと著『ヤンケの香介』3巻20Pより
果たしてうまくいくのか!?

【 名古屋 】
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今の香介では歯が立たないとみて仙人が指した相手がいた。
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村祭まこと著『ヤンケの香介』3巻32Pより
その相手こそ阪田三吉だった!

【 大阪 】
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香介、里帰りをする。
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村祭まこと著『ヤンケの香介』3巻50Pより
祖父・父・兄、みんな将棋好きで仕事を放っぽりだすので母は将棋が大嫌い。しかしそれでも将棋をするのだー。

【 京都 】
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相変わらず金が無いので路上大道将棋で稼ごうとする香介と仙人。
そこで仙人は小菅剣之助と再会する。 
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村祭まこと著『ヤンケの香介』3巻83Pより

小菅はかつてプロ棋士だったが引退して実業界で実績を上げた大物である。料亭で再会を懐かしむ一方で香介は運命の出会いを果たす。

 

舞妓 雛菊 !

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村祭まこと著『ヤンケの香介』3巻146Pより


香介の想いは加速するが仙人から次の地へ旅立つ事を告げられる。

 

プロポーズを雛菊にする香介だったが、


将棋辞めてちゃんと働け('Д')


と言われてしまう。

 

ド正論である。

 

悩む香介、しかし仙人と小菅の妙技連発の対局を見て気づく。


俺は将棋の方が大事だと!(; ・`д・´)


しかし、ここから謎展開があって雛菊は小菅の養女となり香介の許嫁として京都で帰りを待つことになる。

 

香介は日本一の真剣師を目指していますからね、雛菊はお留守番です。


これでいいのか、周りの大人達・・・。


 【 東京 】

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東京浅草に戻った香介、この顔である。

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村祭まこと著『ヤンケの香介』3巻149Pから引用。
おそらく20代前半くらいでしょうか?


久々に戻った地元では何やらきな臭い動きがあった。

 

小野五平十二世名人が、真剣師や大道将棋の勢力を一掃せよと師範代の南郷力丸に命じたのだった。

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村祭まこと著『ヤンケの香介』3巻157Pより



南郷力丸と香介には前哨戦がありこの漫画1.2を争う難易度の次の一手問題がある。

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 村祭まこと著『ヤンケの香介』3巻190Pより。

Q、どっち勝っているでしょうか?手順を具体的に示してください。
※解答は191P


さて、名人家vs真剣師の対決は4vs4の公開対局行われることになる。

 

当日くじ引きの結果、

・南郷力丸(名人家)vs能面政

・帝大生 高杉晋作  vs  香介

・帝大生  桂 五郎    vs  西方

・写真家  勝      vs 権藤

という取り組みになり ここでもとんでもない次の一手合戦が繰り広げられことになる。特に勝vs権藤はなるほどでした。

 

□ 4

仙人曰く、勝負事はその人の器の大きさが出る。そこで香介に人生修行をさせることにした。

 

場所は、貧民街にある「天国村」。

 

奇術師のもとでピエロになる訓練をしたりボロボロの身なりでクズ屋をするなど修行を続ける香介。

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村祭まこと著『ヤンケの香介』4巻8Pより

時には、寄席を見にいき教養を深める。中でも噺家 橘家圓喬に感銘を受け棋は対話なりの精神を学ぶ。

 

そして、再び修業の旅に出るのだった。

 

【 群馬(上州)編 】

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酒場で出会った真剣師と共謀して博打で宿場街を牛耳る上州屋から金を巻き上げる作戦を考える。まずは、新聞紙を札束サイズに切って、、と(笑)。もはや真剣師というか詐欺師である。

 

□4巻最後〜5巻 

【 新潟・長岡編 】

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大道将棋で学費を稼ぐ東北道学生将棋連盟に絡まれる香介。

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村祭まこと著『ヤンケの香介』5巻34Pより

いや、おれ昔、東北学生将棋連盟にいたからな、まさかあの組織にこんな過去があったなんて!笑 さすがに漫画の話だと思うけどさ。そして何故か相撲の話も並行して進んで行く

 

【 新潟・新潟市編 】

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居酒屋で小野五平名人門下の師範代綾小路氷吾と再会するが政治家田中角行に負け酒に溺れ変わり果てた姿になっていた。

 

香介も田中角行の屋敷に乗りこむが・・・

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村祭まこと著『ヤンケの香介』5巻72Pより

返り討ちににされ多額の借金をつくってしまう。

  

  ワレ バンジキュウス カネオクレ 


遠路はるばるお金を持ってきたのはなんと京都の許嫁 菊香(元舞妓 雛菊)!!

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村祭まこと著『ヤンケの香介』5巻124Pより


香介は再会を喜ぶ間も無く金を受け取るとすぐに田中のもとへ賭け将棋をやりに行くのだった!! もう病気ですね、これは(^-^;

 

【 山形県天童編 】

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「今度の旅修業が終わったら必ず京都に帰る」と菊香に言い残し天童へ向かう香介。

 

真剣師「天童の龍」と呼ばれる駒師とは何者か!

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村祭まこと著『ヤンケの香介』5巻159Pより

盲目の美少年でした(^^)

 

□6

 

【 青森県恐山編 】

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てか、山形終わったら京都に帰るんじゃなかったのかい!これだから将棋バカは…。

 

三途の川を渡った先で、

 

六歳のイタコと賭け将棋をする超展開に。


イタコは大橋宗桂名人の霊を降霊させ、二枚銀向かい飛車を発動する!

 

しばらくして、鬼や人の顔をした禍々しい悪霊が見え始め怯える香介。

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村祭まこと著『ヤンケの香介』6巻43Pより

香介…霊感強かったのかと思いきや脱法〇ーブでした。

 

【 北海道函館編 】

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北海のヒグマの異名を持つ真剣師がいると聞き船に乗りこむ。

そして、負けたら一年間熊撃ち猟師見習いの労働を賭けて戦う事になる。

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村祭まこと著『ヤンケの香介』6巻89Pより

負けたら漫画終わりです(笑


【 北海道阿寒湖編 】

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カムイ(神)という呼び名のアイヌの長と賭け将棋をやりにいく。

 

途中、大自然の中に宿る精霊達や千年生きる大木の助言を聞きながら指すコロポックルと対峙!

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村祭まこと著『ヤンケの香介』6巻116Pより

真剣師も大変だな~と思った。


そしていよいよカムイ(神様)が現れる、その正体は!

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村祭まこと著『ヤンケの香介』6巻145Pより


アッ〜( ゚Д゚)!

 

【 東京・浅草 】

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何故かここからヤクザ漫画が始まる。

 

浅草に突如現れた政治結社にゅうじゃぱん党。実態はヤクザで将棋好きから賭け将棋で法外な額を巻き上げ、払えない場合は担保に土地を入れさせるという手口で勢力を拡大している。

 

これに対し、動いたのは名人家ではなく香介の地元にいるたくましい真剣師軍団たち! ヤクザから逆に金巻き上げたらええやん…とこれまで何度も見てきた猿芝居をうつ(吉本新喜劇の世界)。

 

将棋仙人や香介の最初の師匠である美人真剣師坂田龍子も再登場してなかなか面白かった。

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村祭まこと著『ヤンケの香介』7巻23Pより

ここで宿命のライバル陸奥宗銀と香介は出会う。

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村祭まこと著『ヤンケの香介』6巻204Pより

なお、陸奥は仙人から下図よりすさまじい手を浴び負ける。

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村祭まこと著『ヤンケの香介』7巻71Pより。
※解答は73P

 

この章の終わり方は結構あれで、九州のとある一家をドス一本たった一人で全滅させた風虎の辰が相手の用心棒をグサッと刺すのだ!将棋漫画に血はつきものとはいえなかなか凄まじいシーンである。

 

さらにすごいのは、この政治結社との最終決着を初代総理大臣がチート的に登場し終わらせるという発想。ワラタw

 

なお、ここで一瞬だけ香介は京都で帰りを待つ菊香を思い出すのだった。

 

その後はちゃんこ鍋を食べ充実した東京ライフを送る香介。


ある日、京都から許嫁の菊香が会いにきた、ここで結婚式をあげましょうと(; ・`д・´)!

 

香介は思った!

 

もっともっと強くなって、菊香を日本一の真剣師の女房にしたると(´▽`)

 

んんんん!?

 

新婚旅行も兼ねて京都まで菊香と汽車で帰ることにした香介、乗客の噂話に耳を傾ける。

 

👂ぴくぴく…


「四国に渦潮(うずしお)指しというえらい強い真剣師がいる…」

 

(^<^)行かねば・・・。


香介は菊香を帰らせ、徳島に向かうのだった!


(`・ω・´)



【 徳島編 】

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まずは弟子の四天王との対局。

・僧侶くずれの真剣師

・槍の清正

・奇兵隊指しの晋作

・一夜城の秀吉

 

弱そうな名前しかいない件。

 

しかし、渦潮指しは強かった。

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村祭まこと著『ヤンケの香介』7巻206Pより

なんと!!風車で渦潮を起こすのだった!斬新。

 

□8

 

【 高知編 】

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渦潮に飲まれた香介は酒に溺れ、地元の真剣師に因縁をつけ、スマキにされ海に沈められたのであった。


 The End 

 

と思いきや、花乃家に拾われ一命をとりとめた香介。意識を取り戻し職業を聞かれ


「相撲取りですた(; ・`д・´)」と答える。


このあとしばらく相撲漫画に変貌したのは言うまでもない。

 

闇の闘将棋

 闘将棋とは金持ち真剣師を雇って大金を賭け代指しさせることである。中には、真剣師をクスリ漬けにして飼っている者もいてシャレにならない。

 

◎リベンジしに徳島へ戻る

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しかしそこに渦潮指しの姿は無かった。

無かったというか、屋敷も土地も無くなっていた! 

 

 【 小倉編 】

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謎の真剣師宋玉を追う香介。

そのさなか、森鴎外から熊本にヒミコという強い真剣師がいると聞く。

 

【 熊本編 】

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なんとヒミコはとある理由ですでに真剣をやめていました^^

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村祭まこと著『ヤンケの香介』8巻149Pより


しかし、宋玉の発見に成功!

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村祭まこと著『ヤンケの香介』8巻153Pより

火山の噴火にも動じず指し続ける2人。

『ヤンケの香介』8巻163Pの次の1手問題は超良問。

是非とも実戦で私もこんな手を発見してみたいものだ。


◎香介、京都へ戻る!

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真剣の旅を終え京へ戻る香介。

菊香との新婚生活がやっと始まるかと思いきや小野五平名人の後継者である南郷力丸と小野五平名人の娘の結婚式へ出るため上京しなければならなくなった。

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そこで謎の超展開。

 十二世名人 小野五平 vs 真剣師 駒田香介 

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村祭まこと著『ヤンケの香介』8巻231Pより

世紀の対局が実現する!!


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村祭まこと著『ヤンケの香介』8巻236Pより。
※解答は248P


外に出て、勝ちを読みきった香介。

 

道路に飛び出す子犬!

 

突っ込んでくる車!!

 

あとはあなた自身の目で確かめて。


以上。


私がこの漫画で香介という人物から学んだことは、

・気合は大事。

・負けたら何度でもしつこく挑戦して勝ったらそれっきりで勝ち逃げする。

の2点です。


週刊将棋で7年間続いた漫画ということで知っている人も多いと思いますが1話も欠かさず読んだ人はなかなかいないと思います。ぜひ、あの頃をもう一度思い出して読んでみてはいかがでしょうか。



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