◎昼食 牛すきやき弁当
冷めても美味しい~!!
運営のとっしーの弁当屋選びのセンス、抜群です^^
◎全国中学選抜の結果を確認
M本くん4位でした。
中1→中2(ベスト16)と徐々に順位を上げて中3でいきなり中学生名人戦優勝と中学選抜4位という充実の成績で最後の大会を終えた。
大会前、中学生名人として地元新聞に書かれベスト4以上期待のプレッシャーはあったと思うのでよく頑張ったと思う。プレッシャー名人の称号も与えよう。
◎挑戦された~!
ブログネタの下書きでもするか~と思ったら子ども(おそらく小6か中1)が「教えてください」と来た。ローカル大会だしまぁいいかと挑戦を受け30秒将棋スタート!
◎練習将棋 1局目
後手が私。
戦型的に以前指した子のような気がしたけど確信が無い、名前が分からない。
ノーマル振り飛車に対して腰掛銀から▲37桂+45歩と攻めてくる作戦を少年はとってきました。この作戦は定跡書に書いていないし居飛車から攻める展開になりやすいので実力以上に勝ちやすいのが長所。短所としては自分が攻められる展開になることがあまりないので受けの力がつきずらいこと。したがって、振り飛車は自分から攻める展開にすれば意外なほどあっさり勝ててしまうことがある。
上図以下、△65銀、同銀、同歩、86歩、84歩、37桂、54金。

上図自体は実は後手そんなに良くないのだが少年の力を試してみた節がある。
ここでは▲55銀や▲35歩、じっと▲56歩などが有力。
少年にとっていつも指している形から外されて未知の局面、何を指すか。
以下、▲87銀。
これは左右のバランス(守備陣と攻撃陣)が崩れるので結構危ない手だと思います。
具体的に△55銀と打たれますね。
最大限に頑張るなら▲35歩、同歩、26飛と受ける筋。
3筋つきすてて飛車を浮けるのは居飛車の特権。
本譜は形とばかりに▲47金と受けたのでこれはますます危ない。
以下、△62飛が絶好のタイミング。
▲87銀と▲47金のせいで6筋が手薄になった瞬間を狙われてしまった。
以下、▲68飛、66歩。
ここではすでに後手良し。
しかし以下▲78銀はあまりにも受けとしては貧弱で指してはいけない手である。
以下△65金と出られてしまい一気に先手陣は押しつぶされ終了。
再掲下図。
ここでは是が非でも▲78銀打と一枚投入しなければいけない。
金銀の枚数を増やしていかないと厚みで押しつぶされてしまいます。
◎練習将棋 2局目
早く終わったので2局目。
後手の私が仕掛けました。
この変化を嫌うのであればもっと早く▲56銀型を作らないといけないんだよね。
進んで下図、この▲88王は危険。
いつも組んでいる左美濃を目指したと思うのだが戦況的に危ないということに気づかないといけない。左右のバランス(守備陣と攻撃陣)を意識しないとすぐに将棋終了します。
以下、△45歩。
再びの△45歩で動かれた時にどうまとめるかが難しい。
以下、▲同歩、同飛、77桂。
ここも77桂では薄すぎる(勝負出来ない)ので▲78銀と美濃を完成させ離れ駒をなくさないといけなかった。上図以下、△25飛、同飛、同桂。
飛車の打ち込みが無いので後手良し。
終盤。
ここでは△69とと指す予定だったのだが三回戦の手合いがついたので引き分け。
次に△68ととゆっくり指せば後手勝ち。
◎感想
2局指して思ったのが無駄な手・危ない手・マイナスの手が多いということ。
自ら指した手をきっかけに局面のバランスを崩しているのでそこは課題でしょう。
やって良い手・悪い手の感覚は遅かれ早かれ自然と身につくものなのだがそれは周りも同じなのでアドバンテージには出来ない。しかし時間が経てば誰でも身につくことをいち早く身につくことが出来ればその世代間では爆発的に勝てるだろう。(今勝っている子達はそれをすでに知っている可能性がある)
その最短の方法が強い人と指して強い人から教えてもらうという事。
詰将棋や次の1手の問題を解くのは大変良いが「将棋で勝つための考え方」を伸ばすことに関しては独学ではちょっときつい部分がある。そこが小学生全般の課題、天童教室には毎週プロが来ていると思うのでしっかり教えてもらうとよい、いや教えてもらうという受け身の姿勢では教えてもらえなかったら終わりなので自分の意見を言う事から始めたほうがよいでしょうね。
- 関連記事
-
コメント