『盤上の詰みと罰』は美しい話だと思う

作品名:『盤上の詰みと罰』全2巻  

ジャンル:人探しサスペンス
著者 : 松本渚 
監修: 戸部誠六段 
出版社:株式会社 双葉社 
発行日:2014年11月10日 
販売価格:電子書籍 583円
登場人物:主人公  霧島 都 (きりしまみやこ)
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松本渚『盤上の詰みと罰』1巻35ページより。
感想: 
【違和感】
2冊読み切って何かこう非常に美しい光景を見たはずなんだけどいまいちピンとこないという人も多かったのではないか。対局も霧島にとって絶対に勝たなければという必然性が無いのでふわっとした印象が強いのだと思う。

バトルものではないとするとこの漫画の伝えたいことはなんなのか?
思った。
もしかするとこの漫画はキャラにフォーカスするのではなく「世界観にフォーカス」して読むことなのではないか。

そうだとしたら『盤上の詰みと罰』というタイトルにつけられた意味について考えながら読まないといけない。 

ここからは私の見解を示すよ。

【あべしんの見解】

霧島は17歳で6冠を達成したエリート女流棋士。

しかし、ある日を境に、

『霧島、女流棋士やめるってよ』

ということで無職になった。

何をしていたかというと、どうしても思い出せない最後に戦った相手を探す旅。

しかし厄介な事に1か月経つと記憶がリセットされるので物事はうまく進まない。

そんな生活が5年も続くと17歳→22歳になるのだがそれでも無意識に高校の制服を着続けて霧島自体が道化師と化していく。

女流棋士時代の知名度を使って5年もフルに探しているのにどうして見つからない!

それはなぜか? 

そう、この漫画には嘘をついている人がいるから。

盤上では…お互い、正直にさらけださないといけない。      
 
 でもね、霧島と霧島が追っている人は「例の対局」で自分の気持ちに嘘をついちゃったんだよね。  
   
をつくのは、だからが与えられた。    

ー神様がお互い本当の気持ちに気づかせるためにさー

みなさんは回り将棋をやったことがありますか? 
  
 スタートマスから一マスずつ進んで戻ってくるというゲームです。
霧島は5年かけて1マスずつ進みその土地のご当地強豪と戦います。
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そしてホームに戻って見たものは  


 懐かしい君の顔… 

 そんな話です。
 
 盤上の秘め事を知りたい方はぜひ読んで、考察してみると面白いですよ^^


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