将棋が強くなるには長い持ち時間で指すことも必要


7月は御徒町将棋センターの賞金トーナメントに2週連続で参加しました。


久々に指して思ったのは「こりゃあ強くなるわなぁ~」ということ。

理由としては、

1、相手が名の知れた強豪でなくても普通に強い。

 御徒町で「五段」というのは基本的に全国優勝歴が無いと名乗れないので「四段」がやたら厚い。元奨励会員でも四段、五段獲っていても四段です。
 手合いカードに「四段」と書いてあれば毎対局気合を入れて指せるのが楽しいです。競馬の話しかしていないとぼけたふりしたおじいさんが抜群の大局観でビシビシくるからたまらんのですよ御徒町は。

2、切れ負けではあるが長い持ち時間なので質の高い将棋が指せる!
 これ、この記事の主題です(; ・`д・´)

御徒町の賞金トーナメント及びレーディング戦は45分切れ負けルール。

切れ負け将棋なので優勢の局面でも時間切れしたら負け。
普段は秒読みがつく将棋でやっている私としてはここらへんが慣れないところではあった。

「だから切れ負けは嫌なんだよ~」という人もいるかもしれないが45分も持ち時間があるのだから言い訳はできないでしょう。

それに秒読み付きの将棋じゃなくて、長い持ち時間の切れ負け将棋だからこそ伸ばせる能力があることに気がつきました。

アマの主要大会は20分30秒が一般的だがそれだと戦略的に序中盤にあまり時間を使わずに指すことが求められる。理由は終盤に時間を残しておかないと勝勢でも簡単に間違えてしまうからだ。したがって、秒読みがつく将棋は対局自体は長くなるが、序盤からしっかり考えて構想を組み立てて指すという展開にはなりづらい。(事前準備で序盤をシステム化しないといけない)

しかし御徒町のように長い持ち時間で切れ負けのルールであれば、

ポンポン指すのではなく、

序盤でしっかり駒組み勝ち
  
中盤で優位を広げる
   ⇓
終盤で間違いなくフィニッシュする

という模範的な勝ち方を目指す必要がある。
この3ステップこそ将棋に勝つための王道の考え方でそれが身体に染み付くというのは間違いなく実力向上にもつながると思った

切れ負け将棋は優勢の局面になっても秒読み付きの将棋と同じようにじわじわ指していると時間切れ負けする可能性があるので、決める時にスパッと決めにいかないといけない。終盤グダグダな人は切れ負け将棋で「決めにいく終盤力」を鍛えるのが良いのではないかと思いました。

※切れ負け将棋の勝ち方として早指しで相手の時間切れ負けを狙う(時間攻め)という考え方もあるがそれだと勝っても意味が無いので私は推奨しない。将棋ウォーズというゲームでやればいいと思う。

結論として持ち時間の長い将棋は将棋人生のどこかでやっておいて損はないと思う。私もジュニア時代は、地元の道場で30分切れ負け・山形県順位戦という60分切れ負け将棋に熱心に参加していたよ。

時間の長い将棋は良いぞ~。
・大学将棋関係者が強いのは30分60秒の将棋を4年間指しているから。
・奨励会出身者が強いのは才能もそうだが級は60分60秒・有段者は90分60秒の将棋を在籍中毎月2回も極度の緊張感の中で指しているから。

強くなるにはじっくり考えて指す事も必要だろう。

短い時間で普段からふわ~っと指していて伸び悩んでいる人は持ち時間の長い将棋に取り組んでみると良いと思う。
※大会前はその大会の持ち時間のルールでやるべきですがね。

※注意点
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