◎昼食 「カレー事件🍛」
食堂でカツカレーを食べているM子県名人につい言ってしまった。
「負けた後にカツカレー食べる意味あるんですか?」
「え!?」という表情からすぐ、
「ひでぇぇぇ、こいつひでぇぇぇぇ」と言われてしまった。
M子さんは純粋にカツカレーが好きだったのかもしれないのに私はなんでことを言ってしまったんだ~~!!うわぁぁぁぁすいませぇぇぇぇん、というわけでみんな気をつけよう。負けた人がカツ丼とかカツカレーとかキットカットとかゲン担ぎ系のものを食べていると壮大なフリだと勝手解釈してツッコミにいきたくなっちゃうんですよね…。次の大会で「昼食時のマナー」についての説明があったら原因は私だと思って下さい。
◎2回戦終わって
次の2連勝対決に勝てばリーグ優勝が決まり決勝進出である。
もし負けると2-1となり点数計算をして3・5・7位決定戦のいずれかに進むのだが負けても3位決定戦確定とU野先生に教えてもらいました。これは嬉しい情報、この日は1回戦からU野先生のファインプレーが続きますネ^^
ベスト4に入っておけば「あべしんポイント」1以上確定で来年も県ランキング表に名前が載る!もはや優勝よりもあべしんポイントを目指す戦いになっているところがある。
◎3回戦 VS H田県支部名人&県選手権者
2年連続、実質ベスト4でH田くんと激突。
去年は序盤で将棋が終わった。
しかし今年は秘策があった。
将棋は後手が私。

またかよ~と思ったけど予想通り。
端を受けて相振りにするのも一局なのだが相手の得意形を受けたくない。
こういう将棋は神経を使うので研究無しではなかなか厳しい。
今回はそれが嫌だったので▲96歩を見て怒りの怒りの△84歩!
H田くんに居飛車を選ぶのは初めて、さぁどこまでやれるか。
進んで下図。
実を言うと私はゴキ中や先手中飛車を指さないので全くと言っていいほど定跡が分からない。
▲96歩を不急の1手にする構想が分からないので、馴染みある角交換振り飛車に誘導する。
上図以下、△88角成、同銀、62銀。
こっからはTwitterからパクってきた角交換振り飛車対策を披露する。
それが下図、下図なんだけどさ~~
明らかに先手のH田くんはそれを意識して駒組をしている。
駒組みに無駄が無いんだよなぁ。
普通の人は何も考えずに向かい飛車+銀冠にしてくれる(下図)。
上の先手陣は角交換振り飛車定番の形だけど地下鉄構想に対しては
・手損して向かい飛車にしても打開できない。
・手数をかけて銀冠に組み換えても争点を作るだけで先手得していない。
という点で疑問の構想に思える。
対してH田くんの陣形は、
1、中飛車をキープして後手陣にプレッシャーを与える。
(向かい飛車に振り直す等の手損がない)
2、立体的な陣形にすると地下鉄が早くなるので囲いは美濃でストップ。
3、1&2で捻出した手を全て攻撃陣形に投資。
というクールでスタイリッシュな構想にしびれました。
し か も !!
再掲下図から、
初志貫徹で△81飛と引くとどうなるか。
なんと▲97角があるんですよね~\(^o^)/
△42王型直撃であまりにもぴったりすぎるという\(^o^)/
上図の局面付近になってやっと端角に気付いているからひどい。
この戦型について普段から考えている人であれば、序盤▲96歩の段階でこの筋を意識しているはずである。いや~経験値が足りなすぎました、▲96歩を咎めるどころか活かす展開にしてしまうとは。
ただ、それでも△21飛はあるのかなと思った。
以下、▲65歩、同歩、同桂、64歩。
素直に▲73桂成、同金、65歩?ならば、
どこかで△35桂の筋があるので攻め合いにはなりそう。
なりそうなんだけどそのどこかが分からないし後手玉の耐久度もいまいち分からない。正直言うと△35桂がどれだけ厳しいかもわからないッス\(^o^)/
おまけにH田くんは終盤剛腕型なのでなるべくこういう展開は避けたいところ。
全く持って準備不足、地下鉄構想に死角があるんじゃなくて、私に指す資格が無いんじゃないかと思った(ノД`)・゜・。。
というわけで、再掲下図。
▲97角を打たせたくないので…
上図以下、△86歩、同歩、81飛のトリッキーな動きはどうかと思った。
これならすぐに▲97角と打たれはしないが今度は上図以下▲65歩、同歩、36角の筋があることに気づいた。
これはなかなか受けづらい、後手耐えられそうにない。
つーわけで再掲下図。
先手の攻め筋を消しつつ+地下鉄を間に合わせるという構想はないものか。
( ゚д゚)ハッ!
一気に2つをクリアする神の一手が見えた…気がした。
上図以下△35歩、97角、34角。
△35歩は将来の△35桂の筋を消しているのでやりたくないのだがこの角が好位置だと思った。
▲56銀が動けば▲78金を素抜ける。▲59飛が動くと▲56銀がタダ。
これで金縛り確定でしょ、ぼく名探偵ぴかちゅ~!!と思ったら~
H田くん、「う~ん」と言って▲68金。
ああああああ(´゚д゚`)百万ボルト!百万ボルトのH田!!
これでこの将棋は終わった、終わってしまった。
しかもH田くんから「振り飛車党なら普通ですよね」と言われた←。
そうなんだよな~私が先手を持っていたらこの手は1秒で見えるんだけど居飛車持つと当たり前の手が見えなくなる時ってよくあるんだよな~~。
上図以下、形作りで△94歩。
ワンテンポ遅い(笑)
以下、▲65歩、95歩、64歩、52銀、54歩!
黄色信号からゆっくり歩き始めたらそりゃ死にますわ。
以下、△96歩、53歩成、同銀引、54歩、97歩成、53歩成、同銀、63銀。
後手陣薄すぎて粘りがきかないの巻。
何もすることが出来ず投了となりました、はぁぁぁ。
【感想戦】
改良するとしたら再掲下図かな。
2筋の2手がイマイチか。
その2手を△94歩に1手まわす(端角の牽制)、△81飛に1手回して1筋から動く将棋にした方が良いのかな~(下図)。
ということを、H田くんに言ったら「それでも端角打ちます(^J^)」と言われてあひゃ。
まぁそうだよな~、△42王型が端角直撃なので多少アレでも手さえ作れば先手勝ちやすいもんな~。というわけで死ぬほど削られた将棋でした。
この対角交換振り飛車地下鉄はソフト的には後手を評価する傾向にあるんだけど実際に指しこなして勝つのは大変だな~と思いました。
というわけで2年連続ベスト4で敗退、次は精神修行の3位決定戦です。
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