2019年1月、県支部名人戦の天童予選は4-1の3位。
県大会出場(上位2名)は逃したが3月にある支部名人戦全国一発代表決定戦の出場権を得たので良しとする。
過去の一発代表チャレンジは全て大敗。
まぁ~、時期的に3月~は疲労+椎間板ヘルニアからの腰痛で意識が朦朧としているのでなかなかどうしようもない。どうしようもないどころか最近新たな症状が加わった。
右手が痺れて駒が持てないのだ\(^o^)/オワタ
これはもうね、現役選手引退の危機だと思った。
対局時計を押すタイミングがわずかにズレて負けしたり、駒持って盤面に「打つ」と首にツーンと嫌な痛みがきたりと絶望的でしたね。
支部名人戦出場者は、Mけさん・あべしん・T田さん・おがっしー・吉田Jrくん(山大前期合格決まったので緊急参戦)、そして当日まで支部対抗戦に出ると信じて疑わなかったまつもっちゃん(中2)がまさかの参入。枠は2つだがこれにより一気に代表選戦は激化した。
〇1回戦vsMさん
70歳近い?と思うのですがトーチカされてビビりました。
組ませてはまずいので強引にゴリゴリいって勝ち。
敗因は、トーチカの△44角を自ら△53角と引いたところにあると思う。
※参考ツイート
先手T田さん、何をするかと思いきや…
盤上にタケノコを作っちゃいました!
これを使い続ければ「山形のタケノコ王」と呼ばれるだろう。
以下、△82王に▲46歩で下図。
これはなんだろう、次に▲47金と盛り上がっていく意味なのか。
しかし▲46歩は▲46銀の筋を消しているのでこの瞬間に動いていこうと思いました。
以下、△52飛。
次に△54歩からの5筋突破が受からないはず。
というわけで▲36歩は当然やってくるだろうと、以下同歩、同飛、32飛!
こんな感じで動きのある将棋にしてしまえば抑え込み完封負けのルートは無いのでいい勝負でしょう。以下、ごちゃごちゃやって勝ち。
〇3回戦vsまつもっちゃん(中2)
今もっとも県代表クラスの住民が当たりたくない存在だろう。
理由は序盤が完成されつつあるのでその場でテキトー作戦を使っても大抵うまくいかないからだ。
そしてテキトー作戦の使い手である私も3回に1回勝てるかどうか、1月の支部例会でも負けたしね。
下図は後手が私、実戦的には穴熊だしいい勝負でしょう~と考えていた。
上図の▲46歩は△同角と歩を取らせることで別の場所へ歩を使う手筋かなと思った。思ったのだが▲42歩と叩いても同金で意味無いような。狙いが分からないので取ってみることにした。
以下、▲84飛!!
(;゚Д゚)はぁぁぁ。
▲81飛成と▲44飛の両狙いは盲点。
いきなり投了級になりましたとさ、負け。
〇4回戦vsおがっしー
後手が私。後手ノーマル振り飛車としてはまずまずの展開でしょう。
ここでは△47角ともたれておくべきだった。
後手陣は最善形なので手さえ作ればなんとかなる展開。
こうやるべきだったなぁ。
本譜は、錯覚があった。
再掲下図以下、
△65歩、同銀、55角、56銀と進む。
いや~これで「手が続く展開」になると思ったんですよ。
以下△47歩成、55銀、58と、同飛、47角。
わりと自信満々でこの角は打った。
しかし・・・この△47角にはスッと▲28飛と戻る。
あれ?
あれあれあれ?
驚くほど手が無いという。笑
継続の攻めが無いどころかこれは後手敗勢かも。
大局観悪いを通り越して何でこれくらいの局面を読んでないんだ自分。
進んで下図。
△56歩は次に△57金と打っても▲59金と引かれて手にならない。
ただ、安全志向の人なら▲58歩と打ってくれるかなと期待していたのだが
容赦なく▲53歩が突き刺さる。こっからあっという間に後手陣崩壊します。
以下、△同銀、▲84歩。
棋神使ったんじゃないかと思うくらい厳しい!仮に△同歩なら▲83歩と叩き△同王なら▲65角、△同銀なら▲41飛がある。
仕方ないので△42金と耐える。
しかしここで▲43歩!筋が悪そうで良さそうな手が飛んでくる。
以下、▲52金左と4枚美濃を構築するも▲41飛と打たれてしびれたー。
下段飛車を打たれて△52金右と△53銀の2枚の駒が全く機能しない状態になった。筋の良い攻めをビシビシくらって粘りようが無く負け。
おがっしー強すぎる。
〇5回戦vs吉田Jrくん(4月から山大)
おがっしーvsまつもっちゃんでまつもっちゃんが勝って私が勝てばおがっしー確定の私&まつもっちゃん&吉田Jrくんで3人再決戦なのでまずは勝たないといけない。
ところで、私の1回戦の相手のMさんが2R終了後に帰ってしまった。
したがって3回戦以降で当たる予定だった人は不戦勝となる。
ちなみに5R目に当たる予定だったのはT田さん、姿が見えないので帰ったのかなと思ったら中盤くらいになってまた姿を現した。
思わず「帰ったんじゃないんですか?」と聞いたら「Mさんとは違う」と違いをみせつける発言をされた。T田さんの意識の高さに感動してリーグ表を見ると1-4と書いてあった…。
下図は後手が私、▲25桂と指され声を失っています。
(△24角は55飛で銀がタダ、△44角も45歩。)
もうね、普通にこういうのをくらっているようではダメですね。笑
意識が朦朧→気絶までいくレベル。
しかし、相手も疲れているせいか勝負手がハマり下図では後手の私が勝ちに。
以下、△37に何か打ってどこに逃げても全部バラして飛車取って王手すれば詰み、後は枚数だけ合っているかの確認を確認、その確認を確認。
以下、△37金!
本譜は以下▲18王だったので△28金から詰みで勝ちでした。
読み筋通り。
し か し !!
感想戦で▲17王で詰まないのでは?という吉田Jrくんからの指摘が!
確かに\(^o^)/
そうなると△46飛、△25金、△26銀とか別の手段を考えなきゃいけないのか。
それは頭がパーンなので正確に指せるかは全く自信無かった。
(結論から言うと△37には銀を打っておけば詰みだった。)
というわけで結果3-2。
おがっしーがまつもっちゃんに勝ったので両者4-1となり一発代表はこの2人に決定。うむ、まぁあれだな。
正直、4月20日の支部名人の東地区大会は過労状態で東京行っても体調悪くなるだけなのであんまり悔しくはない。支部対抗に教えている子達がいっぱい入ったので、もし私が支部名の代表になったら本当に強い人達にボコられてる姿をみせるはめになるので威厳が無くなるのでよろしくない!
とりあえず、アツい戦いを5局もやれたことのほうが大きい。
アツすぎて吉田Jrくんが終局後に思わず「最後、おがたが〇△□~」と言ったのには笑った。その後すぐにおがた君に直してたけど。
そしてもう一度だけまつもっちゃんがおがっしーに勝っていればどうなるかという場合分けを話していたら私は勝ってもどのみち代表にはなれないという説が出てきて「え!?何のためにこの将棋頑張ったんだっけ」となった。
改めて帰宅後にTwitterでつちやん先生に聞いたら「いやいや、3すくみですよ」とのこと、つちやん先生が言うなら間違いない!もうそれでいい。頭が沸騰していて訳がわからん。最後、わけがわからなくなって尾形の荷物を必死にカバンに詰めて持って帰ろうとしてました\(^o^)/アウトォォ・・・
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