将棋を始めたいのですがどんな盤駒を買ったら良いですか?と聞かれる事があります。う~~ん、答えましょう。
◎将棋盤と駒
正直、木製である必要は無いです。
プラ駒とマット盤でもOKです。
盤の色はどうせ買うなら自然なイエロー・オレンジ・茶色系をお勧めします。
近年はファッショナブルな色の製品が出ていますが選手としてやるならば1枚目はなるべく一般的なマット盤を選びましょう。
◎駒選びの注意点
下のような「略字」駒はあまりお勧めしません。
理由は多くの大会で使用されている駒と書体が違うからです。
ひっくり返すと赤色になっている駒も避けたいです。
こちらも大会であまり使用されていません。
個人的に成銀と成桂の区別がつきにくい気がします。
目が慣れてしまうと本番の大会でおかしな錯覚をするかもしれないです。
なので安くても良いので上記2つを避けた方が良いです。
◎駒台は教育上あった方が良い
駒台は無くても問題無く将棋はプレイできます。
しかし、駒を揃えるという癖をつける意味であった方が良いと思います。無いとテキトーに駒を置いてしまう子が結構います。自分の駒を綺麗に並べるのは最低限のマナーです。また、駒台がぐっちゃぐちゃな人は頭の中もぐちゃぐちゃなので上達に関してちょっと損しているんじゃないか思う節もあります。駒を取ったら駒台へ、反射で綺麗に並べる癖をつけたいです。
◎駒台を含めたレイアウト
ここまで読んで駒台を買おうと思った方へ。
駒台自体は単品で売っています。
ただし、木の駒台とマット盤+プラスチック駒を合わせた時に違和感を感じないですか?という話。私はすごく感じます、プラスチックの駒が木の駒台に乗った時の音がおもちゃっぽくてすごく嫌なんですよね。
なのでプラ駒にはビニールか布の駒台の方が合っていると思います。
⤴この商品はなかなか珍しい、マット盤+マット駒台で統一したい人にお勧め。
◎「完全木製版デラックス将棋」は無難
これからはじめる人で木製派の人はこの商品を買っておけば間違いなさそう。
盤・駒・駒台全て木。
駒も見やすい。
ただし、折り畳み盤なのでどうしても盤中央に線が入る。
これが気になるのであれば本格セットを買うべしなのだがいきなり値段は高くなる。
◎将棋関係の棋具についてはこだわりだすときりがない。
高級なものを買ったとして万が一いらなくなった時に買い手が見つからないとその値段の半額ですら売れないのが将棋の世界。
なのでどこかで妥協する必要はあると思います。
◎高級な棋具を使うと上達するのか?
いや、それは無い。
無いんだけども駒の響きや持った際の感触が違うので身が引き締まるということはある。私は修行時代に家では安物を使っていましたが道場に行くと高級品を使わせていただいていたので気合が入りましたね。駒盤から出ているオーラがそうさせてくれるのかもしれません。
◎大会公式の対局時計
一家に1台あった方が良い、なにかとね。
現在は白い方が最新式なんだそうです。
へ~~
◎まとめ
安くても良いので大会仕様で盤駒等は揃えましょう!
高くても大会仕様ではない商品は1セット目には向かないです。
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