◎予選1回戦 vs山形大学OBチーム つちやん
1回戦から引いてしまった!
さて、相手のつちやんとも久々の将棋です。
何をしたらいいか分からなかったので先手の私が四間飛車、つちやんが65歩早仕掛け。
ここ△86歩に高美濃36歩型を活かし▲同歩と取って66歩に同銀で決戦するのも有力。
定跡マニアならそう指すのかもしれない。
ただし、相手がこの形のスペシャリストのつちやんでは勝てる気がしない。
学生時代は必ず同歩と取ったのだが今はもう意識が朦朧としていて直線の変化は勝てる気がしないので同角でお茶を濁しました。
すると端突き捨てて、飛車ぶったぎって、角打ちこんでくる変化へ進む。
それが下図。
端の突き捨ては郷田新手と言われる手だが十年ぶり以上にこの局面を目の当たりにして思った。
郷田新手ってなんだっけ?笑
なんで端歩を突き捨てたのがいくら考えてもわからないw
いや~~、昔あんなにこの形指したのに記憶が飛んでいます。
しかも、上図からは▲69飛打
と▲59飛(下図)があるのだが~
それぞれの違いがわかりません\(^o^)/
どっちに打つのが正しいのか~~?
しょうがないから地力で読む羽目になりました。
定跡知っていればこんなところで時間使わなくていいのに・・・とほほ。
結果、考えても分からないのでヤマカンで59飛と打ちました。
]以下、66角、同飛、88馬、69飛引に78銀!
なんだそりゃ~~!?と思いましたね。
これで振り飛車悪くなるってことあるのかね・・・。
ますます混乱してきた。
第一感は、68飛、77馬、66角の展開。
68馬なら11角成で指せそうなんですが問題は、同馬、同飛、77角の局面。
筋は48角なんですが・・・
う~~ん、ピンとこない局面だ。
戻って再掲下図。
本譜は78銀を遊ばせたいので62飛成と切って、同銀、55歩、同歩、35歩とつっかける。
わかってはいたが、たいした事ない攻めだった。
以下、同歩、33歩、同王、37桂。
△36桂と打たれて悪そうですが勝負手(運試し)でやってみました。
そしたら、44歩だったので54角、43金と進む。
悪いながらも何とか手は出来そうになりました。
以下、22銀、42王、72角成、53銀、11成銀。
先手は端攻めをされそうなので敵の香車を削っておきます。
以下、18歩、同香、17歩、同香、24桂。
これはチャンスきたと思いました。
初志貫徹ならば21成銀で桂馬も削る。
以下、16歩、同香、同桂に17王とふわふわして入玉を目指す予定。
予定だったのだが・・・
本譜は19香。
王様が狭くてめちゃくちゃ感触悪い、1手の価値が無いですね。
つちやさんの勢いに押されてしまった、巨人原辰徳監督の復帰が追い風になっているとみた。
上図以下、36歩、25桂に33桂!
取れるはずの桂馬を活用されてはおかしいです。
こうなっちゃうともうダメ。
進んで下図。
▲25桂に34王が決め手。
△42王なら34歩と垂らしてワンチャンだったのですがね。
上図以下つちやんの勝ち方が素晴らしかったと思う。
以下、▲58飛とめくらましをするあべしんに…
△45歩と突き▲66歩に・・・
さらに△56歩が・・・すごい手。
終盤に入って3手連続で歩を使う応酬も珍しい。
ではと▲65歩と桂馬をとったら~~
こんな感じで~~
11の成銀を上空にポ~ンと放り投げ、88の馬を11に叩きつけツモられました。
はぁぁぁぁぁぁ!!
つちやん改めツモやんに名前変更ですね。
27に打ち込む銀を調達されギブアップ。
終盤の△45歩と△56歩は間接的に▲11の成銀を狙っていたんですね。
いや~~、そうだったのか~。
そして先手四間で65歩早仕掛けに負けてしまった。
全国の先手四間最強党の方にごめんなさいと謝りたいですね(笑)
というわけで、1回戦終了。
チームあべしん道場0-3負け。
隣の副将のS野G君はオノデラスと戦法の相性が良いと思ったがやはり届かなかったか。
先鋒のM着くんもかねたんになら・・・かねたんになら・・・というとこがあったのだが山大は大学で全国行くくらいの団体のプロなので勝たせてもらえませんでしたか。個人戦なら勝ったかもしれないのになぁ(笑)。
まぁ、勝負はこっからだ。
裏街道に入ればワンチャンあるぞ!
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